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初夏も近づき、樹木の緑の鮮やかさに誘われて山にハイキングに行くと、空気のおいしさに感動します。私たちが日頃当然のように吸っているこの空気中の酸素ですが、一体どのくらい昔から地球上に存在していたのでしょうか? その謎を解く手がかりとして、光合成生物の存在があります。皆さんもご承知のように、酸素は光合成を行う生物がつくりだします。ということは、光合成を行う生物がどの位前から地球上にいたのかを知ることでこの謎は解けるはずです。 今、科学者たちの間で有力とされているのはシアノバクテリアの存在です。シアノバクテリアは、藍藻(らんそう)と呼ばれる藻類の一種として分類されていましたが、他の藻類と違い原核単細胞生物のため、現在では細菌として分類されるようになっています。 このシアノバクテリアは今から35~27億年前から存在し、光合成で生み出した酸素を海水中に放出していたと考えられています。ですので、地球上
皆さんは土の色というと何色を直ぐに思い浮かべますか。土には黒っぽいもの、赤っぽいもの、黄色っぽいもの、白っぽいものさまざまありますが、それぞれの人が思い浮かべる土の色はさまざまではないかと思います。 では土の色はどうやって決まるのでしょうか。まず土が何からできているかについて考えてみます。土は、植物の葉や根、あるいはそれらを食べて分解した微生物の死骸などの有機質の材料と岩石、砂、粘土、火山灰などの母材(ぼざい)と呼ばれる無機質の材料とからできています。 有機質の材料は堆肥や腐葉土を思い浮かべるとわかるように黒色です。湿地でできる泥炭(でいたん)という土の仲間は、ほとんど植物の体が分解したものからできており、真っ黒です。このように有機質が多いと黒色になるというわけです。 無機質の材料は、主成分がケイ素、アルミニウム、カルシウム、鉄と言った元素からできています。この無機質の材料を簡単にいうと、
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行楽シーズンの到来です。やはり一番の楽しみは、手作りのサンドイッチやみんなで食べるバーベキュー!炭火で焼いたお肉の、キツネ色に焼けた表面とその香ばしい匂いは食欲をそそります。空腹中枢を刺激する色と香ばしい匂いの正体はなんなのでしょうか?今回のやわらかサイエンスでは、その色と匂いに科学のメスを入れた「おいしい話」と、そこから導かれる「ちょっとほろ苦い話」を紹介したいと思います。 食品がキツネ色など茶色く変色することを「褐変反応」といいます。そしてその反応も「酵素的反応」と「非酵素的反応」に分けられ、さらに非酵素的な褐変反応も、「カラメル化反応」と「メイラード反応」の2種類に分けられます(*1)。 冒頭で触れました焼き肉や、サンドイッチを作る時に切り取った食パンの耳のキツネ色も、さらにはコーヒー、紅茶、味噌に醤油、薫製や佃煮、そしておせんべいのあの色も、実は非酵素的な褐変反応であるメイラード
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