汚泥と凝集剤は、遠心濃縮・脱水機内に送り込まれ、回転筒内で混合して固形分を凝集します。この回転筒の回転数は、遠心濃縮機で毎分1,500回転、遠心脱水機が1,800回転にもなります。この遠心力で比重の大きい固形物は、回転筒の内壁に押しつけられ、液は内側のダムから排水します。濃縮・脱水された汚泥は、回転筒内のスクリューコンベヤでかき寄せられ排出されます。 (1)すぐれた焼却性能 下水汚泥を高温の流動層内で激しくかくはん、混合することにより、汚泥の乾燥、焼却を連続して行い、安定した運転が確保されます。 (2)シンプルな構造 炉内に機械的な稼動部分が無いため、炉本体の構造が簡単で、維持管理が容易に行えます。 (3)間欠運転が可能 流動層の熱容量が大きいため、炉停止後の炉内温度が保たれ、間欠運転が容易に行えます。 (4)臭気の完全分解が可能 炉内の温度が830℃以上のため、臭気物質は完