アラン・カーティス・ケイ (Alan Curtis Kay) アメリカ / 1940年5月17日 コンピュータ科学者、ビューポインツ・リサーチ・インスティテュート 代表 (a)「パーソナルコンピュータ」概念の着想まで ケイ博士は、ユタ大学大学院のコンピュータ博士課程の第一期生になり、指導者であるサザーランド(I. Sutherland)の開発した「スケッチパッド(Sketchpad)」システムと、エンゲルバート(D. Engelbart)の「NLS (oN Line System)」システムに刺激を受けたという。前者はスクリーンからのペン入力を可能としており、後者はビットマップ・ディスプレイ、ワードプロセッサ機能、マウスなどの新技術を含んでいた。NLSは、「人間集団の知的活動を支援するためのコンピュータ」というコンセプトで開発されており、当時は非常に斬新なものとして受け止められた。 ケイ博