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TGS2024
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3.音声の個人性 音声に個人性が含まれるということは周知の事実であるが、ではどのような物理量が音声の個人性を決定する要因になっているのかという問に対する答えは未だ完全ではない。 音声は、声道情報を反映したスペクトルの包絡特性および声帯情報を反映した基本周波数特性の二つの物理量で大まかには記述されると言われているが、個々の物理量に潜む個人性関連量についての細かい議論はあまりなされていないのが現状である。また、個人性知覚に関連する物理量を積極的に制御し、音声認識・合成に応用する研究はほとんど行われていない。 個人性に関連する個々の物理量を抽出しこれを制御する方法を見つけ出すことは、音声の個人性を議論する基礎的な研究に貢献するのみでなく、応用面としての音声認識・合成技術において非常に重要な要素となる。たとえば、個人性制御モデルが構築されれば、個人性を音韻性を損なわない範囲で除去することが可能とな
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