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「肥満」という言葉は軽蔑の意を感じさせるという理由から、英国国立医療技術評価機構(NICE)は、医療関係者らに対し「肥満」と言葉を使わないよう指導する通達を行ったことが分かった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。 NICEが、「肥満:地域社会と連携する」と題したレポートの中で関係機関に示したガイドラインによると、健康状態の改善に取り組む専門家は、侮辱的だと思われる表現の使用を避けるべきとし、直接的な言葉は選ばず、「より健康的な数値に体重を落とす」といった表現を使ってアドバイスをするよう示している。また「健康的な体重」「より一般的な体重」といった言葉を使う方が、体重超過に悩む人々を不快にさせたり、反発を招いたりすることが少ないとも記されているという。 NICEでは、「肥満」は個人の体の大きさを示す医療定義であるため、体重超過の人をすべて「肥満」と容易に呼ぶことを戒めているとされるが、少々気
クリス・グレイリング英雇用相が16日、「英国生まれの若者たちは覇気がなく、諸外国から押し寄せる、やる気満々の労働者たちに職を奪われ続けている」と警鐘を鳴らした。英国の若者たちが抱える問題は根深く、企業側もしばしば外国人を優先せざるを得ない状況にあるという。「デイリー・メール」紙が伝えた。 また、英国の若者が仕事に向かう心構えを形成できないのは、教育システムに問題があるのだと指摘する団体もある。 英国家統計局の発表によると、英国生まれの労働者数が昨年、20万8,000人減ったのに対し、外国生まれの労働者数は21万2,000人増加したという。この統計の結果にグレイリング氏は「高校にせよ、大学にせよ、学校を卒業する時点で困難に向き合う経験が欠如している。彼らが職を奪い合う相手とは、英国に渡って来る前にもヨーロッパの国々を渡り歩いてきた5歳も6歳も年上の経験豊かな猛者たちだ。彼らのライバルとは、学
タンクローリーの運転手によるストライキへの懸念から、パニックに陥った消費者によるガソリンの買い占めが問題になったが、今度はバニラが値上がりすることを受け、バニラアイスクリームの買い占めを暗に薦める記事が「メトロ」紙に掲載された。 専門家の分析によると、バニラの主要原産国であるメキシコやインドでは、バニラビーンズの不作が続き、生産量が減少。今年の夏には、バニラアイスクリームが10%ほど値上げされる可能性があるという。 すでにその兆候は世界中で現れ始めており、バニラの納入業者らの間では、1キロあたりの価格が25ドル(16ポンド)から30ドル(19ポンド)に急騰。 ちなみに、バニラはサフランに次いで世界で2番目に高価なスパイスとされる。 バニラといえばアイスクリームが真っ先に思い浮かぶが、カスタードクリームや焼菓子、リキュールといった多くの飲食物のほか、医薬品、香水など、多岐にわたって使用されて
英国人は、自分を知的に見せるために読みもしない本を購入する傾向があり、その数は平均で80冊にも上るという。「デイリー・メール」紙が伝えた。 ワインメーカーの「Lindeman’s wine」が行なったアンケート調査によると、英国人の蔵書のうち、平均70%は、開かれることさえないままに本棚に並んでいるという。また、アンケートに答えた人の40%が、単純に人に見せることを目的に、文学作品を本棚に並べていると告白した。 また57%の人は、たとえ自分では読んだことがなかったとしても、本棚の体裁を整えるため、古典文学作品を多めにそろえているとも答えていた。 ちなみに、実際には読んだことがないのに、読んだフリをしがちな英国文学作品としては、1位が『高慢と偏見』、続いて『指輪物語』、『ジェーン・エア』、『ハリー・ポッター』、『ホビットの冒険』が挙げられたという。 また、自宅の本棚だけでなく、家の外でも他人
仕事、留学、旅行などで英国入国を許可された移民の37万人余りが失業者向け手当を申請していることが、初めて行われた公式統計で明らかになった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。 雇用が終了した移民は、原則として母国に戻らなければならないとする国がほとんだが、英国の移民は失業手当、住宅手当、就労不能手当などを申請することができるため、英納税者は年間多額な金額を負担させられていることになるという。 この統計結果により、英国の福祉システムの寛容さをめぐる討論が再燃し、英国に『福祉目当ての渡航者』が集まる結果を招いているとの懸念が高まることは必至と見られている。 過去においては、福祉手当申請者の国籍は記録されていなかったが、英国国境局「UK Border Agency」、英労働年金省「Department for Work and Pensions」、英歳入関税庁「HM Revenue and Cu
40歳以上の女性の間に出産ブームが起こっており、産婦人科病棟が危機に陥っていると「デイリー・メール」紙が伝えた。 英王立助産学会「Royal College Midwives(RCM)」の報告書によると、40歳以上の女性の出産数は2001年に1万6,210件だったのが、昨年は2万7,731件になり、2001年から70%以上も増加しているという。 高齢出産は分娩中に合併症を起こす可能性が高いことから、産婦人科病棟では大きなプレッシャーを抱えていると報告書は警告する。 高齢出産では、高血圧疾患、妊娠中毒症の一種である子癇前症、早産、出産直前の胎児の体調不良など、危険率が増すことが分かっている。また、母体が自然出産に耐えられなかったり、柔軟でなかったりすることも多く、帝王切開や硬膜外麻酔の必要性が高くなるという。 また、高齢出産率の急増に伴い、助産婦が慢性的に不足した状態となっており、状況はさら
英国人の3分の2は外国語が一切話せず、5分の1は「bonjour」の意味さえわからないことが調査で明らかになった。「デイリー・メール」紙が伝えた。 旅行サイト「Hotels.com」が2,000人の成人を対象に行った調査によると、調査に参加した英国人の64%が、外国語をひとことも話せないと認めたという。 休暇旅行で海外に行った際に外国語を話そうと努力しているという人は、わずか34%にとどまった。また、19%は外国語のなかで最も有名な挨拶とされる、フランス語の「bonjour」の意味を知らないと答えている。 そのなかでも若者層は特にひどく、16歳から24歳のおよそ半数にあたる47%は、学校で学んだ外国語を一度も話したことがないという。ただし、55歳以上の45%は、海外にいるときは現地の言葉を話したいと答えている。 英国では、14歳まで学校で外国語を勉強することが必修となっており、フランス語、
体外受精(IVF)により、57歳という高齢で初めての子供を妊娠・出産した女性が、高齢での不妊治療に疑問を投げかけている。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。 エセックス在住のスーザン・トレフセンさん(61)は、3年前にロシアで、他者から提供された卵子と、11歳年下のパートナー、ニック・メイヤーさんの精子によるIVF治療を受け、初めての子供となる娘のフレイアちゃんを授かった。初産婦としては最高齢で、出産当時は何かと議論の対象ともなった。 しかしながら、60代で子育てに追われるスーザンさんは今、「IVFの対象年齢を50歳までにすべきだ」と、訴えているという。 日曜紙のインタビューに対し、スーザンさんは、「母親としての苦労と責任が人生にとって大きな負担となり、パートナーとの別れにもつながった」と、語っている。 スーザンさんによれば、パートナーのニックさんには子供のために自分の生活を変える気が全く
ロンドン地下鉄の将来に関する部外秘資料が流出し、これから予定される新システムの導入により、いずれは1,500人のリストラが敢行されるほか、30ヵ所を残しすべてのチケット窓口が閉鎖される可能性があることが明らかにされたという。「メトロ」紙が報じた。 部外秘扱いとされたロンドン地下鉄の資料、『Operational Strategy Discussion Paper(運行戦略討議資料)』には、今後10年のうちに、自動コントロール・システムが導入されて無人地下鉄走行が可能となることが述べられているという。これにより、地下鉄の運転手が果たす役割が根本的に変わり、運転手というよりは、利用客へのサービスに専心するスタッフが必要になることなどが記載されているという。 また、新技術の導入で、サービス改善と15%の人員削減が期待されていることも判明。例えば、『Wave and pay』と呼ばれる、銀行カード
自転車通勤が嫌われるのは、ヘルメットの着用により髪形が崩れたり、『変わった人』にみられたりすることへの懸念が主な理由とされることが研究調査で明らかになった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。 工学・自然科学研究会議「Engineering and Physical Sciences Research Council」の資金により、3年にわたって行われた研究調査によると、同僚と違うことをすることによって『浮いた存在』と見られたり、ヘルメットで髪形が崩れたり、会議に汗だくで出席しなくてはならないといったことが、自転車通勤のデメリットに挙げられているという。 英政府では、環境にやさしい移動方法として自転車キャンペーンを行っており、推進費用として1億5,000万ポンドをかけているが、一般市民を納得させるには至っていないことが浮き彫りになった。 1万5,000人に質問し、1,400人から得た回答を
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