サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
都知事選
www.kokubou.com
派閥人事とはよく耳にする言葉だ。 特に日本陸軍では長州閥が海軍では薩摩閥が勢威を奮った。陸軍はそれに対抗するために皇道派・統制派に、それが分裂して、また派閥人事に・・と悪循環が目立っていた。 それにひきかえ、海軍では独特のシステムを採用して派閥解消に寄与した。 これは「軍令承行令」により定められていてる序列人事制度である。別名「ハンモックナンバー」と呼ばれ、兵科将校を主計・機関など他の兵種将校の上位におき、また兵科将校でも序列がきちんと決められ、抜擢人事は大佐どまり、将官は先任序列に従うというもので、その人物よりも成績、現在の実力よりも過去の軍歴がものを言うシステムだった。 大佐以下の先任序列は、考課表というものがあり、これによって毎年変わった。同じ階級、また海兵同期といえども厳正に格付けされていた。 この軍令承行令の成立には明治建軍以来、「長州陸軍、薩摩海軍」と言われるように、鹿児島県出
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Loading...』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く