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小規模分散電源実用化プロジェクト このプロジェクトは「小規模分散電源実用化システム開発」として,経済産業省の委託によりマイウェイ技研株式会社(プロジェクト管理法人),エコテック株式会社と,当研究室が共同で行っているものである。実際に小規模分散電源を,島根県斐川町の協力により設置し,現在運転しています。 このプロジェクトでは,直流系統による小規模分散電源システムを提案しています。 発電装置として,10kWの太陽光発電と10kWの風力発電機を備えています。 そして最大の特徴として,発電量の脈動に備えてエネルギー蓄積装置であるフライホイール発電機が併設されています。 詳しくは,フライホイール付風力発電実証プロジェクトのWEBサイトも参照下さい。 ↑ 風力や太陽光などの自然エネルギーを利用した発電はいわゆる風まかせな発電であるため,出力が不安定で数秒から数十秒周期で激しく変動しています。 このよう
右の図は,一日の電力需要と日本の発電所の構成を示しています。 発電所は,電力供給の仕方によってベース供給力,ミドル供給力,ピーク供給力の3つに分類されます。ベース供給力である原子力発電所やダムのない河川の流れを利用した流水式水力発電所は,一日を通じて一定の電力を供給しています。ミドル供給力である火力発電所は,電力需要に応じて電力を供給しています。ピーク供給力であるダム式の水力発電所は,昼間の電力需要がピークに達する時間帯にのみ電力を供給しています。 電気は使いたいときにいつでも使える便利なエネルギーですが,貯めることが困難であるという問題点があります。つまり,常に電力の需要に応じて発電しなくてはいけなく,年間の最大電力を供給できる分だけの電力設備が必要になります。日本の場合,真夏の昼間の最大電力を供給できるだけの設備が必要となり,年間を通じての設備の利用率を示す年負荷率*1は55%です。こ
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