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生物学史研究会(日本科学史学会生物学史分科会主催) 生物学史研究会のご案内 研究会はどなたでもご参加いただけます。お誘いあわせの上、お気軽においで下さい。 研究会の案内は、ご希望の方に電子メールでお知らせしております。ご希望の方は、告知用のgoogleグループ(http://bit.ly/kKkaqu)に登録していただくか(googleのアカウントが必要)、研究会係の奥村大介okumuradaisuke1884@gmail.com、川端美季mikikwbt@gmail.com、森下直紀ciel.azure@gmail.com、中尾暁nakaogyo@gmail.com、古俣めぐみmegk0515@gmail.com、鶴田想人soto.tsuru@gmail.comのいずれかにご連絡ください。 以下は最新の研究会情報になります。 片岡雅知氏(広島大学大学院 人間社会科学研究科 研究員)「C.
書評:ラングドン・ウィナー『鯨と原子炉-技術の限界を求めて』吉岡斉・若松征男訳(紀伊國屋書店、二○○○年))『思想』2001年第9号pp.144-147 本書の原著の出版は一九八六年である。日本語訳の本書を今回読んだ第一印象は、訳者の一人も「あとがき」で予想している反応であるのだが、何よりも「なつかしい」というものであった。しかし、そういった感傷的な気分から冷めて考えよう。二十一世紀に突入してしまった現在、本書にはいったいどのような意義があるのか。それを論じてみたい。 本書は、科学と技術の政治性に鋭くメスを入れた著作である。ウィナーは生活の形式を変化させるものとしての技術に注目する。生活の形式は、現代社会における権力関係を内包している。したがって、そこに技術の政治性を読みとることができる。これが技術の政治哲学を基礎づける考え方である。 通常、技術は科学の応用と考えられるが、ウィナーはそのよ
本稿では、今日様々な領域で用いられるようになってきた「リスク」という概念について、科学論の観点からその性格を明らかにしたいと思う。ただし、それぞれの分野によってこの概念の用いられ方は異なってくる。また、統一的な枠組みを見いだすことよりも、個々の問題について最適な枠組みで対応することが重要となるのは当然のことである。しかし、あまり個別の問題に詳しく立ち入る余裕はない。科学論の立場ないしはそれに相当するような包括的な立場から見たいくつかの概念を紹介しつつ、全体としてのリスクを巡る問題の傾向を明らかにしたい(1)。 1.計量可能なものとしてのリスク リスクは計量可能なものとされる。それはどのようにしてか? 日本リスク研究学会が編集した『リスク学事典』において、リスクは「ある有害な原因(障害)によって損失を伴う危険な状態が発生するとき、[損失]×[その損失の発生する確率]の総和を指す。」(2)と述
日本科学史学会生物学史分科会編集・発行 ISSN 0386-9539 『生物学史研究』は生物学史分科会の編集により年2回(春と秋)発行されています。編集委員:飯田香穂里、奥村大介、坂野徹、篠田真理子*、住田朋久、瀬戸口明久、林真理(*:chief) 最新号目次 No.102 2023年3月発行 [特集1]シンポジウム:ダストン/ギャリソン『客観性』をめぐって 住田朋久:はじめに 瀬戸口明久:人間-装置-自然系としての科学―『客観性』の歴史叙述と科学批判― 鶴田想人:科学と図像--植物図譜の歴史から 飯田香穂里:『客観性』とその先:本草図譜研究を通して考える日本の客観性 山田俊弘:オブジェクティヴィティ/サブジェクティヴィティ--自然誌の記述と科学史の記述 小野山敬一:主体性と科学的客観性 [特集2]2021年度生物学史分科会「夏の学校」:要旨報告 古俣めぐみ・中尾暁:イントロダクション 鶴
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