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衆院選
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綾辻行人氏ら10名に及ぶ推理小説作家を輩出した京都大学推理小説研究会(略称京大ミステリ研)は1974年に京都大学内で設立されたサークルである。 1974年5月29日(注1)は、京大ミステリ研設立並びに結成集会を呼びかけた歴史的な日であるが、突然、京大キャンパス内に貼り巡らされたポスターの謳い文句は次のようなものであった。 「シャーロック・ホームズが君を呼んでいる」 1週間後の6月5日、そこに「シャーロック・ホームズ」の言葉に惹かれた多くのミステリ好き京大生が、京大教養部の一室に集まった。 私は、この1974年に京大法学部に入学し、同時に京大ミステリ研設立に参画し、1981年3月京大卒業までの7年間、同ミステリ研に在籍したものである。自分で言うのは口幅ったいが、京大ミステリ研を構築した一人である(注2)。 私は、1980年に司法試験に合格し(注3)、司法修習を経て、1983年から大阪で弁護士
この①から⑥までの全ての特徴を備える確率は、全部掛け合わせて、何と6千万分の1です。 これは、偶然では、全く起こりえない確率です。 さて皆さん。皆さんの目の前にいる被告人は、この①から⑥の全ての特徴を揃えています。偶然では起こりえない全ての特徴を、皆さんの目の前にいる被告人が備えているのです。それは、何故でしょうか。奇跡の偶然が起こったからではありません。この全ての特徴を揃えている被告人が、真犯人だからです」 前項の事例は、アメリカの実在の事件「コリンズ裁判」をモデルとしたものである (前項に挙げた特徴は、日本用に、私が勝手に変えたものであり、確率数値も私が勝手に作ったでものであるから正確ではない)。 このコリンズ裁判とは、今から実に44年前の、1964年に、米ロサンゼルスで生じた強盗事件の裁判をいう。この裁判では、目撃証人が、犯人の幾つかの特徴を述べ、それを検察官が統計学者を利用して、犯
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