サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.saichanblog.com
大学の旧友たちと飲みに行ってきた。会うのはかなり久しぶりだった。彼らの一人と連絡を取り、近くにいるメンバーも呼ぶことになったのだ。 かつて心を許しあった友といえども、不思議と会うのは緊張した。彼らが僕の歩んできたその後の人生を知らないように、僕も彼らの歩みを知らない。彼らが今どのようにして生きているのか、皆目わからなかった。どんな話が飛び出てくるかわからない。 結論から言わせてもらうけれど、全員が各々に不幸だった。十人十色という言葉がある。人生にはそれぞれの色があっていい。だけど僕には、彼らの色は一様に灰色に見えた。僕は会場を間違えたのかもしれない。「不幸自慢選手権」の会場に迷い込んでしまったのだ。僕の彼らに会った最後の記憶はこうだ。 A(男):大学院を卒業後、付き合っていた彼女と結婚。一生大切にすることを決意し、彼女の地元である福岡に就職。その後二人の間に男の子が生まれ、仲の良い義理の両
感性が合う仲が良い人に一冊の本を勧めてもらって読みました。「燃え殻さんって知ってる?いま小説を読んでるんだけど、さいちゃんの文章に似てて、絶対読んでほしいなって思った」って言ってくれて、そのまま買いに行きました。 好きな人にオススメしてもらった本、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻さん @Pirate_Radio_ 著)をやっと読める。背表紙のあいみょんの文才も異次元なことになってる。どんなストーリーが待ってるんだろう。読みたいと思った本を読む前の、この感覚が良い。 pic.twitter.com/JosJzQENqp — さいちゃん (@saichans_b) April 8, 2019 『ボクたちはみんな大人になれなかった』。表紙にはこう書いてあった。 好きだった人の名前を、SNSで検索したことはありますか―――? 僕は学生時代からSNSをやっている。mixiに始まり、fa
ライター業を始めました。 あ、大丈夫です。「寄稿」とか、「執筆依頼」とか、そんな都市伝説ではないです安心してください自分で仕事探すやつです。クソ! 3月は全然ブログ書いてなかったんですけど、初旬くらいに何となく「文章を書く仕事がしてみたい!」と思い立ち、そのままあまり下調べもせず「ランサーズ」と「クラウドワークス」に登録しました。勢い。とりあえず最初は「社会勉強で何か書ければいいな」的な気分だったんですけど、いきなり「ライター業ムズ!」って思い知らされました。いきなりぶち当たった壁がこちらです。 自分が書けそうな記事がない。 もう本当これです。この一言に尽きます。 ・「WEBプログラミング記事作成【1記事3000円~】」 とか、 ・パチンコ経験者ライター募集! とか、 ・【求】ダイビング経験者!メリットデメリットまとめ記事 とか やばい、全部経験ないから全部無理!って登録後0.2秒で絶望に
ブログの更新を一か月しなかったのは初めてなので、そろそろ僕がブログを書いていることを忘れ去られている可能性が高いと思う。 「ブログ更新してないけどさいちゃん死んだのかな」「そんな人もいたっけ」「さいちゃんは星になりました」「さいちゃん...?え...誰...?」等々、あらゆる表現方法で僕が亡き者にされていてもおかしくない。 ブログを書いてなかっただけでtwitterにはずっといました。ずっとtwitterにいて、タイムラインに張り付いて、好きな人がツイートした瞬間にすぐいいねしたり、僕にいつもいいねとかリツイートしてくれる人のタイムラインを覗きに行っていいねして回る日々を過ごしていました。 これだけtwitterにいるのにも関わらず、未だになぜ100でもなく150でもなく140文字なのかわかっていないです。でも今となってはその中途半端加減がなんか愛くるしいですし、どうしたって150字になっ
生きづらい世の中ですが、明日からも迷わず生きていけるように一週間の曜日を厳選してご紹介します。これを読めばもう大丈夫、「あれ...火曜日の次の曜日の三日前はいったい...何曜日だっけ!?」と戸惑うことがなくなります。 よく見る一週間の曜日、7選 ・月曜日 「憂鬱すぎて何なら金曜日が終わった瞬間からやってくるのが恐ろしい」こと月曜日。日曜日と火曜日の間にあることで有名。全国的に美容室が一斉に休みを取るため、何気なく有給を取って髪切りに行こうとしたサラリーマンの犠牲者が後を絶たない。 ・火曜日 月曜日の次の曜日。意外かもしれないが、水曜日の前の曜日である。気を振り絞って月曜日を乗り越えた多くの人々が、「あ、あと四日もあるだと...?」と一週間の長さに絶望してしまう。 ・水曜日 前述で明白かもしれないが、火曜日の次の曜日。この曜日に有給を取れば、二日働いて休み、また二日働いて休み、というバランス
あいみょんのセカンドフルアルバム『瞬間的シックスセンス』を買って今エンドレスで流しながらこの文章を書いてます。あいみょん、やっぱ化け物でした。なんなんだこのアルバムの破壊力は...。 そもそも、収録されている曲が ・「満月の夜なら」(メジャー4枚目シングル) ・「マリーゴールド」(紅白曲&GoogleアプリCMソング) ・「今夜このまま」(『獣になれない私たち』主題歌) ・「プレゼント」(『めざましどようび』テーマソング) ・「あした世界が終わるとしても」 ・「ら、のはなし」(映画『あした世界が終わるとしても』主題歌・挿入歌) ・「GOOD NIGHT BABY」(カジュアルライン『Reebok CLASSIC』とのコラボ曲) って主力級のタイアップ曲ばかりが収録されているんですよ。尋常じゃない。あいみょん、改めてこんなにタイアップしてたんだ?っていう衝撃。 きっととんでもないアルバムなん
「賃貸 VS 持家」「マンション VS 戸建」「注文住宅 VS 建売住宅」 幾多の闘いをくぐり抜かないといけなかった。そこから更に価格、立地、通勤、通学、学区、住環境、etc等 気が遠くなるほどの数多(あまた)の事項を一つ一つ検討し具体的な物件をピックアップ、見学し、比較し、最終的にここ!こここそが我が根城となる家ぞ!と決定し、契約まで至る作業。 を、何と終えてきた。ツイッターでは報告していた。 家(戸建)を契約してきた。いつかはしないといけないと思ってた決断、このタイミングで間違いはなかったと思う。さぁてまた、人生頑張ろうかね。 — さいちゃん (@saichans_b) February 3, 2019 夢のマイホームなどと聞くけれど、正直僕は家について特にこだわりはなかった。ただ賃貸は勿体ないという気持ちは心のどこかにあったし、将来的に自分の所有にならない物に家賃を払い続けていくこと
RADWIMPSの真骨頂とも呼ぶべき恋愛曲を20曲厳選しました。ボーカル野田洋次郎さんの実体験を元に作られている曲も多いので、出会いや数度の別れも色々な曲の複数の歌詞に記されています。特にアルバム4枚目の曲たちは名曲が詰まってますね。初期から最新アルバムまで、選んだ曲たちを紹介していきます。 もしも RADWIMPS もしも ラッドのファーストシングル。この曲からラッドは始まりました。本人たちがライブで披露することは滅多にありませんが、アンコールでファンたちがこの曲のサビである「もしも本当にもしも 君も僕のこと思ってくれてたら なんて考えてる僕を どうか叱ってやってくれないか」の部分を繰り返し歌うのが恒例となっています。 ファーストアルバム「RADWIMPS」には「もしも~みんな一緒にVer~」が収録されています。高校時代の野田洋次郎さんの実体験を元に作られた曲ですが、ピュアな歌詞が胸に響
何でもないようなことで身を滅ぼしそうになった先週土曜の夜だった。 その日、僕は妻と一緒にNetflixであいのりを見ていた。僕はあいのりの記念すべき第一回目の放送を小学生くらいの時に偶然見て以来、面白くてずっと見てきている。恋愛というものは、感情を大きく揺り動かされる最たる物事の一つだと思う。自分自身の恋愛は死ぬほど下手くそな僕だったけれど、人の恋路の激動の様を画面越しに観るのは面白い。 その日見た回は女性が男性に告白した回だった。告白がOKならキスして帰国、NOなら一人で帰国。自分と釣り合うなど思っていないけど、思いが溢れて止まらない、きっと叶わない、でもどうか伝えたいこの思い。そう勇気を振り絞って告白した女の子の純情さ、そしてその思いが見事相手に届き、二人の想いが重なったその瞬間が僕の琴線に触れたのだ。僕は思わずツイートせざるをえなかった。 泣いた。 #あいのり たったそれだけの短いツ
「RADWIMPS」って言ったら今やもう全国民が知ってるじゃないですか。仮にバンド名を知らないにしても、大ヒットとなった映画「君の名は。」で盛大に流れた「前前前世」や「なんでもないや」のメロディは聴いたことがあるでしょう。 でも一昔前はそうでもなかったんですよ。ラッドは極力テレビでの露出をしなかったから、ラッドが好きって言っても知らない人には全然伝わらないの。「らっどうぃんぷす」と10回発音しても田舎のおばちゃんはちょっと何言ってるかわからないといった顔絶対するし、10代20代の比較的若い人たちでもジャニーズ層やエグザイル層とかはけっこう知らなかったりする。 でもそれは「幅広い層」に認知されていなかったゆえに「知らない人は知らない」という至極当たり前の話だっただけで、僕ら世代のちょっと音楽とかロックとか興味ある層にはクリティカルヒットしてラッド人気は爆発的なものがありました。 ほとんどの作
「リュカよ。お前がこの手紙を読んでいるということは、何らかの理由で、私はもうお前のそばにいないのだろう...」の、ような、テンションで、「あなたがこのブログを読んでいるということは、何らかの理由で、タイトルはもう既に変わっているのだろう...」と、ただ言ってみたかっただけの冒頭でお送りします。 は? って、冒頭のセリフが何のことかわからなかった人はこんなブログ読んでないで今すぐドラクエⅤをプレイしてパパスの手紙を読んできてね。 さて、ついに悲願のタイトルを変更しましたよ。変わっているでしょう?ええ、変えましたもん。まぁそれは後でちゃんとカタルとしてね、正直、人のブログのタイトルなんてどうでもいいじゃないですか。普段よく見てる他の人のブログとかでも、あれ?ブログはよく見てるけど、そういえばタイトル知らねえな?ってことよくあるじゃないですか。 でもね、僕はずっとひしひしと感じていたんですよ。こ
突然だけどハシゴ酒はいい。めちゃめちゃいい。色んなお店を楽しめる。渡り歩いている感が楽しい。このお店は良かったな。でもこのお店は悪かったな。では次はどこへ行こうか。僕らの気の向くままに。愛のままに。わがままに。 僕はハシゴ酒が好きである。但し高級料理屋をハシゴするなんてブルジョワの遊びは勿論できない。僕のような一般的貧乏人にはいかに安く、それでいてちゃんと美味しく、そしてしっかりと雰囲気を味わえるお店を選定することが大事。 僕的ハシゴ酒の心得としては ・一軒あたり飲むお酒は2杯まで ・一軒の金額は1000円~1500円に抑える ・そのお店の名物的料理を一品だけ頼む(但し二品までは許容) ・高ければ頼まない ・居座る時間は1時間以内 この5点を守れば安心して次から次にハシゴしていけるのでおすすめだ。 先日もハシゴ酒をしてきたので今回は行ってきたお店を記録がてら載せていくだけなのだけど、どれも
ツイッターで面白い企画があって、「今日はレストランにハンバーグを食べに行きました。美味しかったです」というテーマで3000字の文章を書くという、SEOだとかアフィリエイトだとか所謂「稼ぐブログ」の概念をぶち壊してくれるような雑文書きの雑文書きによる雑文書きのための素晴らしい企画。 僕も最初参戦表明したけど、ちょうどパソコンが壊れてる時だったので書けず、実は内心「こ、これだけの条件では書ける自信など到底ない…(震)。み、みんなもきっと挫折するだろう…(遠い目)」と思っていたことをここに白状します。しかし意外と皆さんバリバリ書かれている。恐るべし。しかも毎週テーマが変わるのだけど、毎回きっちり書いてる人もいる。恐い。みんな凄い。 3000文字チャレンジ、お正月特別編。#2019文字ブログ です! 文字数は御察しの通りです! 書きやすいテーマ、ブログについて好き勝手書いてくださいねー! 普段「3
それは朗報なのか悲報なのかと聞かれたらおそらく悲報なのだけど、銀行で働いていた時の先輩が結婚するという話を聞いた。その一報を受けた時に真っ先に浮かんだ感想は「ついにあのゲス野郎も結婚か。世も末だ」だった。 僕は大学を卒業後銀行に就職し、独身寮に入った。新しく綺麗な寮を入行前に願っていたものの、運悪くいつの時代に建てられたのか不明なくらい古い寮に入ることとなった。外壁は白く薄汚れており、見た目はまるで病院のようだった。 しかし激務に追われた銀行員が傷を癒してもらうような場所というわけでは到底なく、六畳一間で壁は薄く、扉は何故か内開き(昔の建物はそういった造りが多いようだ)で不便、風呂トイレは勿論共同、夜23時以降はお湯の出が悪く、飲み会帰りで遅くなった冬の日は極寒のシャワーを浴びざるを得ず、飲まされすぎた哀れな銀行員が廊下に嘔吐物をまき散らしてウイルスが蔓延、この世に蔓延る病気はこの寮からす
このブログを読んでくださっている皆様、今年も一年ありがとうございました。正確にはブログを開設したのは3月21日なのでまだ一年も経ってないのですけど、2018年お世話になりましたという意味でご挨拶しておきたいなと。 後半はブログの更新率が悪くなってしまったことは非常に悔やまれます。これは僕のモチベーションの問題が主因ではありますが、このブログの方針としては「好きな時に好きなように好きなことを書いていく」というスタイルでありましてそこら辺は崩さずに無理に書くことは致しません。という、もっとものような言い訳を前面に押し出しながら適度な頻度で更新していこうと思っています。 しかし最近はありがたいことにしばらく更新していないと「一週間ブログ更新してませんよ!?」とわざわざ僕に教えてくださる方もいらっしゃって、そんな時は「次の更新は皆既月食の日と決めております」などと適当なことを返すのですけど、内心は
移住するならどこがいいんですかね。やっぱり高知? ...なんて、そんな移住問題は特に都会で消耗してもいないし山と森と海と川の大自然に囲まれて生まれ育った僕にはまったく無縁だと思っていたのだけど、今回人生で初めて移住してもいいかなというところを見つけました。知る人ぞ知る秘境らしいんですけど、知ってます? 「ついったーらんど」って言うんですけどね。 あんまり現実世界では見ないですよね。なんかネットの世界らしくて。人によっては褒め称えられたり有名になったりできる桃源郷ともまことしやかに囁かれる世界で、ただ深く入り込みすぎると何だかんだ発生する人間関係のほつれや軋轢に心を摩耗してしまったり、俗に言う「人よりいいねつかないんですけど?」問題で病んでしまう人もいるとのことなので移住するなら自分に適性があるか十分確認してからがいいですね。 さて、何でこんなことを書いているかということを今から書いていきま
戦いの火蓋は切って落とされた。血塗られた宴になることも覚悟していた。死人が出ることも想定していた。その死人が自分であることも予想できていた。 ツイッターで仲良くしている藤田華鳳さん(以下かほさん)とオロゴンさんと飲んだ記録をここに記そう。 かほさんから連絡を受けたのは一週間前の深夜だ。 「来週の3連休は予定ありますか...?福岡に旅行行こうかなんて旦那ちゃんと話してたり...」 ツイッターで公開していた500円貯金を数え終わった後、せっかくなので急遽福岡に旅行することにしたという。 突如として舞い込んできた朗報に高揚せざるを得ない。連休の中日がちょうど空いていたのでそこで会うことになった。はるばる彼女が福岡に来てくれると言うのだから、たとえどんな予定が入っていても無理やり時間を作ったと思うけれど。 それにしても、こんなに早く彼女との邂逅が実現するとは思ってもみなかった。素直に嬉しい。喜び、
会社の後輩(以下、佐々木希)と、ベトナムの会社に転職するというその女友達に誘われて、何ともよくわからない奇怪な飲み会が始まった。女友達は今度ブログを始めるらしく、周りにブログをしている人がいないため僕が召集されたわけだ。女性二人と飲みに行く機会を得るなんて、ブログを始めて良かったと心から思った。もしかしたらこの日のために僕はブログを書いていたのかもしれない。いやそうに違いない。 だが、真面目で紳士すぎる僕には一つ大きな懸念事項があった。彼女は本当にブログを始める覚悟が出来ているのだろうか。 ブログなんて、わざわざしなくたっていいものだ。何のために始めるのか。趣味なのか、娯楽なのか、小遣い稼ぎなのか、それとも将来フリーランスを見据えて...?目的が不明確だった。いづれにせよ、生半可な覚悟だときっと長続きはしないだろう。 僕みたいに毎日ブログを更新し、「SEO対策ここに極まれり」と言わんばかり
普段クールぶっている僕だけれど、ツイッターでいいねをもらったりすると、正直めちゃめちゃ嬉しい。マジで飛び跳ねるくらい嬉しい。いいねきたー!と思う。 「いいねをくれた、そんなあなたがいいね」ボタンがあれば100回くらい連打したくなる。リツイートなんてされた日にはもうブラックサンダーあげたくなる。引用リツイートで記事を褒められたりしたら即刻昇天する。場合によってはガリガリ君買ってあげることも辞さない。 140字以内で日常の物事をつぶやくだけ。考えることもあるけれど、別に一言でもかまわない。それでもいいねをもらえることもある。 おはよう。いいね。おやすみなさい。いいね。記事書いたよ。リツイート。おっぱい。いいねいいねいいね。 神すぎる。フォロワーさんは神か?神は人間界にこんなにたくさんいたのか?そう思う。 ツイッターを始めてから知ったけれど、ツイ廃という言葉がある。日常生活に支障をきたすほど、ツ
恥ずかしながら、まだ一度も読んだことがなかった朝井リョウの小説を読みました。「桐島、部活やめるってよ」。 まず懺悔したいのだけれど、自分のブログのタイトルが「さいちゃん、銀行辞めたってよ」と明らかにタイトルをパクっているにも関わらず、小説を読んでいなかったことに対して大変申し訳ございませんでした。心から申し訳ございませんでした。 せっかくなので、読んだ感想でもここに書き記しておこうかと思います。 ※盛大にネタバレします。ご注意を。 「桐島、部活やめるってよ」 感想 第22回小説すばる新人賞受賞した朝井リョウのデビュー作。早稲田大学在学中に書いた作品ということです。小説を書こうと思う人は、社会人になるとなかなか時間も取れないだろうから学生時代に書くものなのでしょうかね。社会人から書き始めたり、主婦が書いてデビューする話も聞くけれど、いずれにせよ学生が小説を書いて賞を取るというのは純粋に凄いこ
会社の後輩から連絡があった。 つい先日飲みに行ってきた彼女からだった。 www.saichanblog.com 「さいちゃんさん!今度私の女友達が会社辞めてベトナムの会社に転職するらしくて、ブログも始めようと思ってるみたいです!ブログやってる人の話を聞いてみたいようなので、今度3人で飲み行きませんか!?」 彼女は毎回興味を惹かれる話題を最初にぶっ込んで僕を誘惑してくる。前回はスイスに一人旅して現地でスマホ盗まれたけど無事に帰ってきた話だった。今回は会社辞めてベトナムの会社に転職する友人の話だ。もう意味不明だ。彼女の私生活はどうなってるんだ。彼女の友人もどうなってるんだ。僕の理解の範疇を完全に越えている。 しかもその友達はブログを始めようとしているらしい。周りにブログをしている人がいなくて、始め方とかそもそもどのブログを選んだらいいのかとか、果てはアクセスを集める方法だとかどうすれば稼げるよ
多少学歴がバレてしまうかもしれないけれど、別にバレてもたいしたことないからいいけれど、僕は福岡の国立大学に通っていた。九州でその大学に入学できれば親孝行と言われるような大学なので、高校時代はちゃんと勉強していたと思う。だがしかし当時かなりの何となくで理系を選び工学部に入ったけれど、実は文系が好きだった僕は結局その大学を辞めて他の大学の法学部に編入したのはまぁ昔の話だ。 さて、編入する前福岡で理系学生をやっていた頃、僕は硬式テニス部に入っていた。週6で練習するガチすぎるその部活に何かの気の迷いで入部してしまい、桃色のキャンパスライフを自ら捨て去り漆黒の闇の中に身を投じてしまった。完全に気が狂っていた。僕はどうかしていた。人生をやり直すことができるとしたら、間違いなく大学入学時に戻って夢の青春ライフを謳歌できる和気藹々サークルに入り直すだろう。 悪魔のようでやっぱり悪魔だった先輩たちは飲み会で
以前10年前に書いたmixiは黒歴史だという記事を書いたけれど、ネット上で気軽に交流ができ、共通の趣味を通して様々なコミュニティを生むなど爆発的な人気を博していたmixiが当時僕を含め何故多くの若者に飽きられてしまったのか、はっきりとした原因は思い出せない。 昔好きだった女性や気になる人を検索しては、プロフィールや日記に何度も何度も足を運び、バレないように「足跡」を消す作業を繰り返すことに疲弊しすぎてしまったのかもしれない。或いは、足跡を消す回数に途中から制限がかかり、消したくても消すに消せずストーカーのようにプロフィールを訪問していたことがバレてしまった憤りから、mixi離れが加速した可能性は十分にあり得る。 www.saichanblog.com さて、そんな当時SNSを跋扈していたmixiが衰退の兆しを見せ、そこで台頭してきたのがfacebookだったと記憶している。匿名のmixiと
先日、会社の後輩の女の子に飲みに誘われた。たまたま仕事終わりに駅までの帰り道で一緒になり、たわいもない会話(「キャバ嬢のドレスは意外に安いって話知ってる?」「昨日僕が見たUFOの話を聞いてほしいんだ」...etc)を繰り広げて大いに盛り上がったところで、彼女から「あはは(笑)実は以前仕事で少しお話させてもらった時、すごく面白かったのでもっとお話したいと思ってたんです!よければ今度飲みに行きませんか?」と言われたのだ。 平凡な日々に一筋の光明が差し込み、そうかモテ期はこうして始まるのかと一種の感慨深ささえ感じたけれど、こう見えて僕は既婚者であるため女性と二人きりで飲みに行くというのはいささか抵抗がある。 およそ2秒ほどだろうか。長い長い熟考の末、「お、いいねー。行く行くー。あ、とりあえずライン教えて?」と重々しく返答をさせて頂いた。 すると彼女は「ごめんなさい。私携帯持っていなくて...」と
特に何もないけれどここ最近のことをつらつらと綴ろうかと。 久しぶりのブログになってしまった。10月は5記事しか書いていないのだね、自分でも驚いた。ブログを始めた頃は色んなことが新鮮で、PVや読者数、フォロワー数の変動に一喜一憂していたけれど(これたぶん今まで100回くらい言ってるな)、もう最近はそれもない。まぁ元来熱しやすく冷めやすい性格なのである程度予想はできていたけれど、でもブログを辞めることはないだろう。書くことは好きだから。更新頻度が週一になろうと月一になろうと3ヶ月に一回になろうと続けていくと思う。まぁその辺はゆっくりとね。 本当はある程度書いている記事が幾つかあるのだけれど、どれも中途半端でもうちょっと面白く書けるんじゃないの?と思ったりして結局そのままにしてしまっている。いつか昇華させてこの世に送り出してあげたいのだけれど。 さて、最近の僕はついに忙しくなってしまった。 四半
米津玄師の名曲「lemon」と梶井基次郎の名作「檸檬」は、この世で最も甲乙付け難いレモンだと思うのだけれど、それについて考察していたら時間がいくらあっても足りないので今日は別の話がしたい。 突然だけど、「おっさん」という言葉をポジティブに捉えられる人はどれだけいるのだろうか。「おじさん」とは違う。「おっさん」だ。少なくとも、僕はその言葉からマイナスのイメージしか抱かない。電車でJKが「ほんとおっさんとか生理的に無理~。不潔だし隣に座られるなんて耐えられない。それなら死んだほうがマシ~」なんて言っているのを聞いたこともある。恐ろしすぎる。もう歳を取るのが恐い。だが、僕らはいずれおっさんになる現実から逃れられない。 僕はアラサーとはいえまだ20代なので今のところおっさんと言われたことはないのだけれど、何かのタイミングで歳を取ったと感じた時は「あぁ、俺もおっさんになったな」なんて呟くことがある。
「映画デート」に憧れを抱いたことのある人は多いのではなかろうか。むしろ憧れを抱かずにはいられないと個人的には思っている。映画は日常とかけ離れた世界にいつも誘ってくれるし、デートにはありったけの夢が詰まっている。その二つが掛け合わされた「映画デート」。「映画×デート」。この掛け算には希望に満ちた無限大という答えしか導き出せない。 映画×デート=∞ これはかつての僕にとって、三平方の定理よりも確からしい定理だった。 映画館の薄暗闇の中、目の前のスクリーンには非日常の世界。隣には気になる女の子。心臓は高鳴り、心拍数は上昇。映画は気になるけれど、それ以上に隣の女の子の方が気になる。手を伸ばせば触れる距離に君はいる。この胸の高鳴りは映画がクライマックスを迎えているからなのか、それとも隣に君がいるからなのか。この映画が終わったら二人でカフェに行って感想を語り合おう。そしてそれから...。 そんな妄想を
ふと思うのだけど、なぜ僕らは時を遡ることができないのだろうか。誰もが驚くようなビックリ人間を時々テレビで見ることがあるけれど、過去に戻ることのできる人間は見たことがない。映画や漫画などのフィクションでそんな作品は山ほどあるけれど、このリアルの現実世界では聞いたことがない。 本当は一人くらいいるんじゃないの?黙ってるんじゃないの? ...なんてことは別に思っていないのだけれど、そんなアンビリーバブルなタイムスリップマンがいるとしたら是非お目にかかってみたい。どんな顔をしているんだろうね。 まぁそんなことをふと考えてみたのも、今日僕が仕事の帰り道に初々しい高校生カップルを見たことに起因する。たぶん16歳か17歳くらいだと思う。手を繋いで歩いていた。付き合いたてだと思うのだけれど、手の繋ぎ方も、歩き方もどことなくぎこちない。背の低い彼女は少し緊張していたのか、笑顔が少し硬くて、背の高い男の子はそ
ブログを始めてはや6ヶ月が経過した。本当に何となくの勢いで始めたけれど、最初は文章を書くのがただ楽しかった。 ブログを続けるうちに読者も少しずつ増えてきて、こんな私と絡んでくれる人もいてくれて、ブログの楽しさというものが「文章を書くこと」だけでなくて「人と人との繋がり」も感じられるようになってきた。 これは嬉しいことだと思う。別にたいした情報なんか発信してないけど、読んだよーって反応を貰うのはこれは今も嬉しい。たぶんいつになっても嬉しいと思う。 ブログはリライトが大事だと言うけれど、私のブログは7割程度日記みたいなものなので別にリライトするほどの価値あるものがなく、ほとんど放置している。だけどまぁ半年経ったから振り返りも兼ねてブログを開設した3月とか4月の記事を読んでみた。 半年前の自分の記事を見て そしたら、自分が当初書いていた文章がとても素直だった。たぶん多くの人に読まれることを想定し
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.saichanblog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く