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体力トレーニング
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写研の電算写植機で日本語組版をどうやって制御しているかについてここで簡単にご紹介いたします。 写研の書体はSKコードという、約20,000字種を1書体として体系化された独自の文字コードがあり、その文字コードと、それらを制御するためのコントロールコード(ファンクション)によって文字組版を処理しています。 編集者によって統一的に指定された組版ルールにもとづき、電算写植オペレーターは[体裁制御]などのファンクションキーを巧みに操ってきましたが、現在の文字組版機GRAFでは、GUI化され、コントロールパネルの項目をマウスでクリックするだけで、オペレーションに関しての専門的知識がなくても設定ができるようになりました。 写研の日本語組版プログラムはSAPCOL(サプコル)といい、組版指令をつかさどるファンクションを使い、多様な組版を実現しています。ここでは写研の文字組版のための体裁制御項目の一部をご紹
出版印刷業界の一員として、写植の日常の現場で何が起きているのか、何を追求していったらいいのかを模索し、ネットワークを広げていくための不定期コラムです。 みなさまのご意見、ご感想をお寄せください。 Web訪問者の周辺と日本語組版の乱れ ●訪問御礼 Station S 出版企画部の岡田です。またお会いできて光栄です。 10月12日にサイトをオープンした直後から、たくさんの方に訪問いただき、また多くの方にアンケートにご協力くださって、まことにありがとうございました。 今回はまず、アンケートにご協力いただいた方々の声を紹介していくところから始めていきたいと思います。 最初に、短いメッセージながらWeb担当者としてうれしかったことがあります。「軽くて見やすいページ」と複数の方からお褒めいただきました。Webサイトを構成していくうえで注意して作ったことが報われた気がして大変うれしかったです。どうもあり
出版印刷業界の一員として、写植の日常の現場で何が起きているのか、何を追求していったらいいのかを模索し、ネットワークを広げていくための不定期コラムです。 みなさまのご意見、ご感想をお寄せください。
プロの編集者の方でもなかなかわからないといわれる、写研のプリプレスネットワーク、いわば「写研DTPシステム」についてここでは解説していきます。 「写研」とは写植(※1)を、電算組版用に特化させたハードやソフトを含めたシステムとして開発・生産・販売している印刷業界では知らない人はいない企業です。 ※写植(しゃしょく):写植とは写真植字のことで、写真的な方法で文字を組みあげる方法のことです。「活字」は鉛合金を母型に流し込んで鋳造されたもので、原稿に合わせて活字を拾って指定どおりに植字していく方法のことです。 Machintosh DTPの世界では、Adobe社が開発した「PostScript」という、文字と画像を統合的に印刷するためのページ記述言語によって、4色カラー分版出力まで対応し、出版・印刷の現場で徐々に浸透してきていることはみなさんもご存じかと思います。 写研によるプリプレスシステムは
(株)写研では、2000年に、本蘭ゴシックを発表しました。 まずは、出版・印刷関係各社にそのすばらしさを体感していただきたく、このような組見本を作ってみました。 写研の明朝体は1933年の石井中明朝(現在のMMANKL)、1955年の石井細明朝(現在のLMNKL)で手動機の時代から愛されつづけ、電算写植機時代に入った1975年に本蘭明朝L(LHM)が発表され、10年かけてファミリー化されました。 本蘭明朝体は従来の石井明朝体にくらべて、字面が若干大きめに設定されています。これは時代の要請といえるかもしれませんが、本蘭明朝体のファミリー化によって、日本語組版の表現の幅が広がり、しだいに本文書体に本蘭明朝体が使われるようになりまいた。 それにともない、本蘭明朝体とバランスがとれた本文用ゴシック体を求める声がデザイナーの方々から多く寄せられました。石井明朝系には石井ゴシック系が合うように、本蘭明
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