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とくしま建物再発見⑰「喫茶・大菩薩峠」 ロマンとエネルギー凝縮 徳島新聞(2001年8月25日)より 徳島から国道55号を南に走り、橘湾を通り過ぎるとすぐ右手に、ツタの絡むレンガ造りの喫茶店が目に飛び込んでくる。欧州の城郭を思わせるこの建物の名は「大菩薩峠」、オーナーである島利喜太(しま・りきた)さん自らが築き上げたものだ。 島さんは20歳を過ぎた頃から、家業である農業に従事する傍ら、5、6年を掛け、北から南へと日本一周の旅に出ている。そこで、夢に拍車を駆かけることになる大菩薩峠(山梨県小菅村にある。中里介山の未完の長編小説で全国に名が知られた)と運命的な出合いをする。この険しい峠の畝(うね)が、彼の目にどのように映ったのかは知るすべもないが、「自分の山に万里の長城を築きたい」という思いに強く駆られる。コーヒー好きで、人にもうまいコーヒーを飲んでもらいたいと願う若い頭の中には、店の名は「万
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