電車の補助装置って何!? 電車はただ走らせれば良いと言う訳ではなく、 車内の照明や冷暖房装置、扉の開け閉め、 モニター、通話機器、運転席の各表示灯など、 走らせること以外にも様々な場所で電気や空気を使います。 それを担っている装置が補助装置と言う装置です。 補助装置の主なものに補助電源装置や電動空気圧縮機(コンプレッサー)などがあります。 1、補助電源装置 補助電源装置とは、電車の車内照明、自動扉の開閉モータ、 冷暖房機器、空気圧縮機の作動、車内案内モニター、 運転席の表示灯、運転用モニターなど、 走行以外で使う電気を供給する装置です。 また、走行においても、加速に界磁添加励磁制御を使っている場合や、 回生ブレーキ時に他励磁方式で界磁に電気を流している場合も、 補助電源装置は使われます。 で、厄介なのは、架線の電圧が直流電化で1500ボルト(一部750ボルト、600ボルト)、 交流電化で単