サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブックレビュー
www.wasteofpops.com
TM NETWORKの40周年記念のトリビュートアルバムを、きちんと盤で買いました。 こういうトリビュートアルバム、カバーアルバムの類は、ここ十数年割とお手軽にあまりお金かけることなくリリースされることが多くなっていて、数曲いいのはあっても全体としては何だかなあというものが多いですが、これは違います。 さすが「周年」を冠したアルバムだけあって、各曲ともお金をかけて丁寧に制作されていることがわかりますし、別のトリビュート系アルバムには割とよくある「とりあえずヒット曲並べとけ」という感じはなく、きちんと担当ミュージシャンに違和感なくハマる楽曲を選択していることもあって、非常に聴きごたえのあるアルバムになっています。 以下各曲。 01. SEVEN DAYS WAR / GREe4N BOYZ 確かに彼らがTMの曲をやるとすればこれだという気持ち。ただ、従来の彼らのトレードマーク的歌唱であるとこ
adoさんの国立競技場でのライブの一部席で音響が大変に悪かったという話が出ていまして、その中で周囲の住民が「騒音」に対して近年特に態度が厳しくなっているからという推測もされておりまして。 そもそも国立競技場でライブの類を開催することは相当にハードルが高いというのは、改築前の国立競技場でライブを開催したことがあるのはSMAP・ドリカム・嵐・ラルク・ももクロ・AKB48のみということからもわかります。 改築後に至っては通常の有人公演を行ったのはadoさんの前には永ちゃんのみで。 野外でのライブのPA仕事は非常にしんどいという話も割とよく聞きます。 基本的なところ以外はおよそその場での経験則の積み重ねの賜物だということですので、過去にほとんど事例がない国立競技場で、かつこれまで以上に厳しい制限の下で、となるとそりゃ大変でしょう。 とはいえ安い席でも1万円となれば、観客だって文句の一つも言いたくな
休みだしせっかくなんで、4月25日にリニューアルオープンしたSHIBUYA TSUTAYAを覗きに行ってきました。 フロアはこんな感じ。 うち、現状で一見で自由に入れるのはB2階と1-5階。 B1階はまだ開いてなくて、6階/7階は事前に整理券を入手した人のみ入場可。8階はよくわからない。 フロアは完全に一新されているわけですが、その中でも「『SHIBUYA TSUTAYA』の伝統を受け継いだ」と掲げられているのがB2階。 一番気になっていたことは、このB2階がまだ「CDショップ」と呼べる体と言えるのかどうか、という点だったのですが、結論としては微妙。 チョイスされたミュージシャンのコーナーが並んでいるのみという形、その他のミュージシャンのCD/DVDが50音順に棚に並んでいるということは一切なく、言ってみればリニューアル前の1階とだいたい同じような感じです。 CDは売っていますが所謂「CD
本日、新星堂 アトレ吉祥寺店が来月の5月19日に閉店することが発表されました。 【閉店のお知らせ】 いつも新星堂アトレ吉祥寺店をご利用いただき 誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら当店は2024年5月19日(日)をもちまして 閉店させていただく運びとなりました。 長らくご愛顧いただきました皆々様に 心から厚く御礼申し上げます。 新星堂アトレ吉祥寺店 スタッフ一同 pic.twitter.com/dsb5Sr0GeJ— 新星堂 アトレ吉祥寺店 (@ssd_kichi) April 19, 2024 新星堂は元々高円寺の小さな個人店舗から始まり、1964年に法人化してからかなりの期間において荻窪に本社を置いていたこともあり、ホームグラウンド的な地域として中央線沿線には多くの支店が置かれておりました。 それがアトレ吉祥寺店の閉店をもって、中央線沿線の新星堂が全て閉店と相成ります、ということ
世の中の流れに合わせてBOOKOFFでもアナログ盤を積極的に扱うようになって数年経ちます。 自分も割と面白がってできるだけ各地のBOOKOFFを回るようにしています。 ある程度数を回ると何となく癖というか、取り扱い方の店舗ごとの差異のようなものも見えてきまして。 都市型小型店舗の場合、新規でアナログを置くスペースを捻出できないためか、アナログを置いていないことが多い TSUTAYAとの併設店舗の場合、TSUTAYAを潰してBOOKOFF単独とし、それで捻出できたスペースでアナログ扱いを開始する店舗複数 ハードオフ併設または近隣にハードオフ店舗がある場合、アナログはハードオフ側に既存のため、BOOKOFF側ではアナログ扱いは行わないことが多い。BOOKOFF側では比較的美品のみ扱い、ハードオフはジャンク扱いのみというパターンも。 BOOKOFFも割とフランチャイジーによって運営されている店舗
草加市に行って、ついでにマルイに入っている新星堂行ってみたんですよ。 5階まで上がってフロアマップ眺めたところ「新星堂」が見つからなくて一瞬「あれ、閉店してたっけ」と思ってもう一度見直して発見したのが「ガンリュウバイシンセイドウ」の文字列。 最近、新星堂とWonderGOOにはショップinショップの形で「GANRYU」という屋号のトレカショップが入っていることは知っていたのですが、こういう表記ではなかなかわからない。 で、行ってみたところ、その床面積のほとんどがトレカに占拠されていて、CDは端っこの方に少し棚があって予約コーナーがあって終了。 前に愛知・岐阜に行った時は店によって「GANRYU」の看板がかかっていたりいなかったり、よくわからないところがあったので、一旦現状の全店舗を確認してみました。 〇はトレカの扱いあり、●はなし。 支店名の:の次は、店舗が入っている商業施設のサイトでの表
CD/DVDの販売やレンタルを生業としている各チェーン、主業と言えば元々は以下のような感じだったわけで。 タワーレコード:CD/DVD販売 HMV:CD/DVD販売 新星堂:CD/DVD販売・楽器販売 TSUTAYA:CD/DVDレンタル・書籍/コミック販売 ゲオ:CD/DVDレンタル・ゲーム販売 BOOKOFF:中古書籍/コミック・中古CD/DVD販売・中古ゲーム販売 それが、CD/DVD販売や書籍/コミック販売が時を追うにつれて不調になっていくのに伴い、各チェーン必死になっていって様々に取扱いが増え、よく言えば多様化、悪く言えば雑になっていきます。 タワーレコード ・PBグッズの強化 ・新譜アナログの販売(各店舗) ・中古アナログの販売/買取(TOWER VINYL) ・中古CDの販売 ・中古CDの買取 HMV ・新譜アナログの販売(各店舗) ・書籍販売の強化(HMV&BOOKS) ・
エアコンぶんぶんお姉さん。通称「こんねき」。吉本所属のピン芸人の初アルバム。 サウンドプロデュースはCMJK。 去年の音源デビューの時点で少しだけタイムラインに流れてきたのですが、今回のアルバムリリースでぱらぱらとまた流れてきて、曲目見たら「Since Yesterday」と「Time After Time」のカバーが入っていたので、じゃあ、と思って全編聴いてみたところ、面食らう。 2023年頭の初音源は、3曲をそれぞれ「NO WAVE」「SYNTH WAVE」の2Ver.ずつ収録されたもので、実際NO WAVE的でSYNTH WAVE的な音だったのが、約1年を経てのこのアルバムはもうジャンルとしては滅茶苦茶。 CMJKが全曲種明かししているので、もういろいろ穿った考え方で想像する楽しみはないのですが、それでもひしひしと伝わってくる「詰め込んだ」感というか、このプロジェクトをパーマネントな
2023年の10大ニュースで「CDレンタルを行っている店舗がもうすぐ1000店舗を割りそう」と言いましたが、今しがたカウントしたら割っていました。 TSUTAYA:407 GEO:536 三洋堂:24 HYPERBOOK/SUNMUSIC:5 合計:972 「レコードレンタル」という業態が公式に始まったのは1980年の東京都三鷹市の黎紅堂。 その後数々のチェーンが立ち上がり、翌1981年の末までには公式な数だけで1000店舗に届こうかという数にまで増えましたので、栄枯盛衰の42年を経て黎明期の数にまで戻ったということになります。 そして今後ですが。 4月23日にリニューアルオープンするSHIBUYA TSUTAYAにはDVDを含めてレンタルを行う予定なし 大手フランチャイジーのVidawayが、現在19店舗に残っているCDレンタルを3月末で全店舗で終了することを公表(DVDレンタルはほぼ残
おとといフライデーのアルバム、2016年からのシングルを集めたものではあるのですが、なかなか感慨深い。 制作に参加しているミュージシャンが、トリプルファイヤー、マキタスポーツ、柴田聡子、NATSUMEN、Enjoy Music Club、Have a Nice Day!、バクバクドキン、パソコン音楽クラブ。更に作詞にはマンガ家の大橋裕之と映画監督の今泉力哉。 滅茶苦茶なんですが、何となく筋が通っているようにも思えるこの人の並び。 普通に音楽として滅茶苦茶面白いので、お勧めです。 ここでふと、AV女優の音楽活動について考える。 たとえば非アダルトな歌手がその後アダルト映画に入ってきた事例としては五月みどりや畑中葉子。 逆にアダルト映画やAV出身で歌も歌い、その後非アダルトなタレント業に参入したのは美保純や可愛かずみ、飯島愛。 そこらへんのメジャーなところはわかるのですが、じゃあ最初って誰よ、
新星堂が今年になってすごい勢いで店舗を閉めています。 2022年に7店舗、2023年には6店舗を閉店させ、順調に縮小していたのですが、今年に入って1月だけで9店舗閉店します。 これにより一気に全国40店を割り込み、一時は200店舗を数えていた店舗網もいよいよ最終局面か、という感じです。 そしてその縮小に伴って、新星堂「らしさ」を感じる部分も失われつつあります。 この31日に閉店する「国分寺駅ビル店」。これによりかつては新星堂にやたらあった「駅ビル店」という支店名が消滅します。 2004/06閉店:新星堂 八王子駅ビル店 2006/02閉店:新星堂 青森駅ビル店 2008/01閉店:新星堂 金沢駅ビル店 2008/02閉店:新星堂 熊谷駅ビル店 2011/01閉店:新星堂 千葉駅ビル店 2012/01閉店:新星堂 取手駅ビル店 2016/08閉店:新星堂 小岩駅ビル店 2017/05閉店:新
1月20日は、割と推しているアイドルグループNUANCEのライブだったんですが、ちょっといつもと違うヤツ。 NUANCEはちょいちょい普通でないライブを開催しています。 ワンマンライブでもそこここに寸劇やコントとかが挟まったりしていたのですが、ライブによってはガチでお笑いの人を呼んできて、その中でメンバーも割と気合いの入ったコントをしてみたり落語をしてみたり。 そもそもライブアイドルはだいたい四六時中ライブをしているわけで、ガチのオタクやライブより特典会目当ての人が相手であったとしても、さすがに毎回同じものを見せるわけにもいきません。 そのため運営は毎回セットリストをいろいろ考えているわけで、NUANCEの運営はそれが行き過ぎた結果コントとかになるわけですが、それはメジャーなアイドルグループがテレ東の深夜にテレビでやってることを、それも興行としてやっているのだと考えれば、一応筋は通っている
ブログやXというかTwitterで既に触れたものやや多めではありますが、2023年のCD/DVD販売レンタル界隈で起きたことの中から、ざっくり10大ニュースをつまんでみました。 ■トップカルチャー、レンタル撤退失敗 2021年7月に「2023年中にレンタルから全面撤退」宣言をしていたTSUTAYAの最大手フランチャイジーのトップカルチャーですが、関東から相当数の店舗を引き上げたりはしたものの、結局年を跨いでも残存店の約半数でレンタル継続中。 レンタル撤退した店舗は、雑貨販売やらショップインショップの形でテナント誘致等を行っていましたが、そっちが結果としてレンタル以下の収益性しかなく、それ以降進むに進めなくなっているものと思われます。 蔦屋書店 八王子みなみ野店(レンタル継続) ■大きな都市圏でもTSUTAYAレンタル消滅 TSUTAYAは相変わらず閉店しまくっていますが、さすがにこれだけ多
今年の初ライブは忘れらんねえよ@ZEPP SHINJUKU。 彼らのライブを観たのは過去に2回。 元々3ピースだったのが、ドラムが抜けベースが抜け、今はフロントマン柴田の1人プロジェクト状態ですが、3人時代と2人時代に一度ずつ。 チャットモンチーの「ハナノユメ」の動画を見たことで会社員をやめてバンドを始めた柴田が、15年かけて橋本えっちゃんと共演を果たし、そのチャットモンチーとの出会いも歌ったデビュー曲「CからはじまるABC」を一緒に演った音源が収録されると聞いて久々にCDで購入し、ああこれは素晴らしいなと思っていたところに、ライブで共演した際のとんでもなくエモいMVを見てしまい泣きそうになったというか本当に少し泣いて、その直後にチケットを取りました。 いや、柴田だし「忘れらんねえよのすべて」というツアータイトルから考えてもライブにはゲストは呼ばないだろうなとは思いながら、でもちょっとこれ
紅白をようやく見返しました。 個々のパフォーマーについては旧Twitterにリアルタイムで入れた通りですが、改めて見返して思ったことを。 まず目に付いたのが、装置の立体造形がまた凝り始めたこと。 かつては鬼のような装置を各歌手の出番ごとに動かしていたものですが、LEDによる演出が使えるようになってからは、一時はバックほぼ全面LEDでそれにおよそ各シーンの演出を任せるという年もあったのですが、ここ数年また大型装置が復活してきていて、今回は可変式の段の装置が乃木坂とかYOSHIKIの時にかなりいい働きをしていた感もあって、やっぱりこういう方が気持ちいいです。 紅白で101スタジオにあそこまで観客を入れたことは過去記憶にないのですがありましたっけ。現在のファンダムの在り様を考えれば、ああいう形は正解だったと思います。 ただ、最高だったのは収録でしたがランちゃんの観客というか親衛隊。まだオタ芸もサ
2023/01/03 FAREWELL, MY L.u.v(解散) 2023/01/07 Parfait Girls(パフェの惑星へ一時帰還) 2023/01/09 sherbetNEO(活動終了) 2023/01/12 BLUEME7(解散) 2023/01/21 イケてるハーツ(解散) 2023/01/21 うさぎ症候群(解散) 2023/01/22 CUPIDOLIC(解散) 2023/01/23 ANSIFLE(解散) 2023/01/27 Drive at your Brain(解散) 2023/01/28 ALICes(活動休止) 2023/01/28 SAISON(解散) 2023/01/29 イマココ←(解散) 2023/01/29 ドラマストア(解散) 2023/01/30 煌めき☆アンフォレント(活動停止) 2023/01/31 SPiCYSOL(無期限活動休止) 20
年末ですので、恒例のをやっておきます。 2023年もTSUTAYAの閉店は130店舗強というあたりでした。 01/09:TSUTAYA 東根店(山形県) 01/09:TSUTAYA 鶴見緑店(大阪府) 01/13:平和書店 TSUTAYA 松ヶ崎店(京都府) 01/15:TSUTAYA 高麗川店(埼玉県) 01/15:TSUTAYA 三好店(愛知県) 01/15:TSUTAYA フジグラン緑井店(広島県・書籍専門店へ移転) 01/15:TSUTAYA 松山インター店(愛媛県) 01/16:TSUTAYA 三軒茶屋店(東京都・CD取扱終了) 01/22:TSUTAYA 新所沢店(埼玉県) 01/22:TSUTAYA セブンタウン小豆沢店(東京都) 01/22:TSUTAYA 蛍田店(神奈川県) 01/23:TSUTAYA 錦糸町店(東京都) 01/31:TSUTAYA 柏青葉台店(千葉県)
今日、紅白の曲順が出たわけですが、一旦無視して歌唱曲について。 例年行っている、歌唱曲のリリース年とCD(レコード)売上を。 アルバム楽曲、C/W曲、配信のみの場合はその旨書いていますが、さすがにCD売上だともう見えないところも多いので、 「#」の後の数字はビルボードHot100の年間順位、一番右の枠には同じくビルボードの「年間アーティスト100」の順位を入れてみました。 MAN WITH AMISSIONとmiletは、歌唱曲がそれなので、「MAN WITH AMISSION×milet」名義の順位で。 毎度言っていますが「老若男女に広く親しまれている今年のヒット曲」なんてものはもうこの世に存在していない、ということは前提。 それを踏まえて、元々は「今年売れた曲が一堂に会する場所」であった紅白歌合戦ですが、実はずっときちんと「売れている」人を連れてきているわけです。割と。 ビルボードの「
紅白の歌唱曲が出ましたが、その前日に出ていた自分的には重大な事項を先に。 日本最高レベルに地獄度が高いランキング、最新版です。 ウォッチ開始した当時に、ログが残っていた2013年以降を並べています。 過去の方に順位にFが付いているのは、海外ミュージシャンが別枠の時だったり、Jが付いているのは(旧)ジャニーズが別枠だったりしたものです。 ブックオフ公式オンラインストア 2023年 年間ランキング(CD) というわけで、主に1990年代後半から2000年代の、程よくCDが売れていた時代に特に馬鹿売れしていたメジャーどころのCDが20年経っても売って買われてグルグルしているだけの、割と酷いランキングですが、それでもその中から「その年ならでは」を無理やり読み取ろうと努力するのが醍醐味です。 キンプリは去年1stアルバムが7位に入っていましたが、今年は5人時代の最終アルバムが1位に。 これはアルバム
先日、New Orderの「Substance」4枚組再発盤を購入したのですが、その他の1980年代関連の音源の中から割と興味深いものを紹介したいと思います。 まず、Various Artistsで。 シンセポップ黎明期のバンド・グループの音源を「リリース年」で括ってCD3枚組というボリュームで出しているヤツ。 Musik Music Musique 1980 The Dawn Of Synth Pop Musik Music Musique 2.0 1981 The Rise Of Synth Pop Musik Music Musique 3.0 1982 Synth Pop On The Air 2020年に第1弾「1980年」、2021年に「1981年」、そして今年になって「1982年」が登場。 1983年以降はさすがに多様化もハンパなくなってくるので、ここまでじゃないかと思って3
10月17日、茨城県つくば市に「TSUTAYA デイズタウンつくば店」という店舗が新規オープンしました。 2022年10月に閉店したララガーデンつくば店の移転という位置付けとしても捉えられなくはないですが、それでも閉店時期に移転のことは言っていなかったこと、1年の間があったことから「新規オープン」と言ってもいいのですが。 というか公式には2023年4月に閉店した水戸市のTSUTAYA見和店の移転という位置づけらしく。それは無理がある。 で、この新店舗のヤバいところは、「CD/DVD販売」「CD/DVDレンタル」実施の店舗だということ。 各地すごい勢いでTSUTAYAが閉店し、幸いにして移転で再オープンしたとしてもだいたいの場合は「TSUTAYA BOOKSTORE」名義の書籍販売オンリーの店になることがほとんどな中、奇跡の店舗と呼んでもいいレベルです。 ちょっとどんなもんか気になったので、
高校生だった自分が、初めて買ったCDがこの「Substance」でした。 リリースが発表され、その収録内容を見て、直ちに親に「そろそろCDプレーヤー買ってくれんか」と土下座をし、試験を頑張って何とか買ってもらうことになり、でもまだ実際プレーヤー買わないうちにこのCDだけは購入して待ち構えていたものでした。 これ、どうしてもCDを買わなければいけない理由があったのです。 そこまで「State Of The Nation」と「Bizarre Love Triangle」は12インチシングルで持っていましたが、それ以前も全部収録されて新曲も入っている盤が、LPは2枚組3500円か3800円で過去のシングルのA面曲12曲収録。片やCDは2枚組5000円でA面曲に加えてB面曲も収録されて24曲。 それ、CD買わないという選択肢はないじゃないですか。なので迷わず土下座したわけです。 で、今回CD4枚組
21日はゴダイゴ@ビルボードライブ東京。 「観ることができるうちに観ておけ」シリーズの一環として。 ゴダイゴは言ってみれば「メディアのタイアップによってスターダムにのし上がったバンド」のはしりと言ってもいいわけで。 それはバンドのブレイク以前から劇伴等も担当していたミッキー吉野がいたバンドだったからですが、今改めて振り返ると、J-POPの直系の先祖と言ってもいい存在です。 自分は当時、何となく知ってはいてもそのタイアップ攻撃に直接ぶつかったことはなく、「西遊記」の曲のイメージも夜ではなく、再放送を見た放課後の友達の家のイメージだったりしますが、聴く人間それぞれがそういう、曲に触れた時のイメージを割と強く持っていることが、現在に至っても圧倒的な強みになっているわけで。 ライブ開始から4曲、1stアルバム「新創世記」と「西遊記」でもドラムのトミー・シュナイダーがヴォーカルを取る曲という、割とゴ
紅白の出場者出ました。 出場者のレーベルと所属事務所が気になったのでざっくり調べてみました。 ここんとこ毎年言っていますが、もうこの世には「老若男女広い層が認知している今年のヒット曲」なんてものは存在していない、ということは前提で。 嗜好が細分化されまくり、所属していると思っているコミュニティ内で情報を探れば自分好みの次の曲を見つけられるので、ヒットチャートに入っているレベルの曲でも興味があるジャンル外の曲は一切聴かずに済む状況。 こうなってしまったら、元々は「その年のヒット曲が一堂に会する場」であった紅白歌合戦が、これまで通りの紅白歌合戦であり続けることは非常に困難です。というかもう無理です。 多くの皆さんが仰るように「もうやめてしまえよ」というのが割と一番の正論ではないかとも思うのですが、それでもあがき続けて何らか「ぽい」ものを提示し続ける姿をウォッチするのが正直面白いのだ、ということ
11月3日はNEX_FEST@幕張メッセ9-11。 Biring Me The Hrizonがキュレーションを担当した単発のフェスです。主催はクリエイティブマン。 10/31に神戸、11/1に名古屋、そして11/4には幕張の同じ場所で「Extra」として4-5組出るショーもあったのですが、11/3のこれが本丸。2ステージ制で計12組が出演する割とガチのフェス形式です。 もうこれは開催が発表され、トリがBMTHは当然として、YOASOBIと花冷え。の出演がコールされた時点で行くの決定。 サマソニの時、YOASOBIのことを気にすることなく一切揺るがずBlurに専念できたのは、既にその時このチケットを押さえていたからです。 2ステージそんな離れてないし、音出しは完全に交互になる形になっているタイプなので、頑張れば全部見られるのですが、もう頑張れない年齢なのでおよそサブステージの方は花冷え。以外
昨日は下北沢Shangri-LaでJesus Jonesのライブ。 とりあえず観たいじゃないですか。このタイミングならもうベストヒット選曲以外ありえないし、それもキャパ600程度でそのクラスの箱の中でも割と近く見える印象の元GARDENの箱です。 当時は割とアイドル人気的なところも高かったわけですが、果たして今回はおっさんだらけ。8:2くらいでおっさん。Tシャツも1991年のDOUBTツアーの時に買ったのを引っ張り出してきた友人をはじめ、布袋寅泰やM-AGEのTシャツもいて開演前から割と面白状態。 デビューアルバム「Liquidizer」リリース時の日本盤プロモーションの際、「20世紀末のロック界の救世主か、はたまた最後の徒花か」というフレーズが使用され、「Doubt」のプロモーション時には「やっぱり救世主だった!」とはしゃいだものの、人気は長く続かず結果としてやっぱり「徒花」感出てきてし
東北を中心に、多い時には10近い店舗網を持っていた、CD/DVD販売及び書籍販売店のチェーン「スクラム」ですが、10月22日に宮城県大崎市の古川店の閉店をもって全店舗閉店、屋号が消滅しておりました。 (大河原店)1983年に当時の宮城県泉市に出店、以降各地で開店したり閉店したりで以下のような感じ。 泉店(宮城県・1983-2003) 香寺店(ブックバーン)(兵庫県・1988-1991) 大河原店(宮城県・1995-2022) 古川店(宮城県・1999-2023) 東根店(山形県・2002-2016)☆ 富谷店(宮城県・2003-2015)☆ 札幌桑園店(北海道・2004-2009)☆ 元町店(北海道・2004-2007)☆ 利府店(宮城県・2005-2016)☆ 盛岡南店(岩手県・2006-2009)☆ 発寒店(北海道・2006-2008)☆ 石巻店(宮城県・2007-2016)☆ 仙台中
元ジャニーズ事務所の人たちがどのレコード会社に所属していたのか、しているのかということが気になって調べてみました。 1997年以降は自社レーベルも持っている中、それでも自社にすべてを集約するでもなく、割とあちこちのレーベルに振り分けている感があったので。 時代を追って眺めてみるといろいろと趣深いところがありました。 以下表ですが、いろいろ注釈は必要そうです。 ピンクっぽいのが古参レーベル、オレンジっぽいのが新興レーベル、青がジャニーズ事務所の自社レーベルになっています。 古参と新興の区分は便宜上1968年設立の「CBSソニー」以前以後に邦楽部門があったかなかったか、というあたりで切りました。 何せフォーリーブスはCBSソニーの国内ミュージシャンとしては第1号の契約でもあったわけで。 ので、ワーナーの海外ミュージシャンはそれ以前から(東芝から)出ていたけど、ワーナーパイオニアとしては1970
TSUTAYAはもういろいろとヤバいわけですが、実際店舗の9割はフランチャイズ店舗であり、閉店にはフランチャイジー側の都合もあるわけです。 ということで、ここんとこ気になっているTSUTAYAフランチャイジーの動きをざっくり舐めてみました。 ■トップカルチャー TSUTAYAの最大手フランチャイジーのトップカルチャーが「2023年10月期までにレンタル事業からの撤退」と発表したのが2021年7月。 3月にも一度「割とレンタル残っている」ということを確認したのですが、半年たって改めて確認したところ、2店舗を店ごと閉じた以外ほとんど進捗ありませんでした。 横浜市の蔦屋書店青葉奈良店に至っては、5月に一度レンタルを撤収したのに9月にはまたレンタルを復活させたりと、完全に迷走している部分も。 正直「10月期中」と考えてもあと2ヶ月半、これ無理です。 何でこんなことになってるかですが、2021年まで
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『WASTE OF POPS 80s-90s』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く