サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ドラクエ3
www.yetyou.jp
このタイミングで僕が発言することに消極的な意見もありましたが、今までP.A.WORKSの考えを意図的にオープンにしてきた者として、今回考えたことも記録しておこうと思います。スタッフ個人のことは双方の合意が必要だと考えるので、発表されたこと以上のことには触れません。 春から研修を始めて半年で動画500枚を達成するような、かなり有望な若手が感じていたことについて、今回は周りの人間は気づくことができませんでした。そのことに対して、P.A.WORKSはこれからどう取り組んでいくかを考えて、先日本社のスタッフと話す機会を設けました。少し長いので整理して、その具体的な内容をブログに記録しておきます。 また、従来の弊社のやり方において改める必要があることについては、真摯にこれを受け止め、できるだけ早く改善をしていこうと思います。 アニメーターの仕事がどんなもので、プロの職人を目指すことがどれくらい大変な
(前編はこちら) ――2012年には爽やかな青春物の「TARI TARI」と、ホラーの「Another」という両極端な作品を制作しています。 堀川 「TARI TARI」を思いついたのは東日本大震災があったから。悲しいことがあっても希望を失わず前に進もうということを、歌と結びつけて形にできないだろうかと考えた作品です。バンドは「Angel Beats!」でやったので、同じ歌でももっと地味な合唱でやってみました。橋本(昌和)監督はテレビシリーズ初監督だったのですが、初監督って無茶をするもので。大抵の場合、その真剣な無茶は良い方向に向くんですよ。監督の大変な要求に応えていくのは大変でしたが、これも楽しかった作品ですね。 ――「Another」は、人気作家の綾辻行人のホラー小説が原作です。 堀川 角川さんには、何年も前から一緒にやりましょうと声をかけてもらっていて。いろいろな小説を読み漁った中
P.A.WORKSが本社を城端ハイウェイオアシスに移転し、もうすぐ3か月。 社長挨拶でも紹介いたしました新たな事業展開も進行している中、7/1~ロサンゼルスでのAX(AnimeExpo)での15周年展開催も決まりました。これを機にあらためて代表の堀川憲司が「true tears」から「クロムクロ」までのP.A.WORKS歴代作品に対する思いや、今後のP.AWORKSについて語ったインタビューを掲載いたします。 創業15周年を迎えて~代表取締役・堀川憲司インタビュー~ インタビュアー 文:丸本大輔 ●2人ではじめた会社で将来のビジョンもなかった ――まずは、創業15周年を迎えての率直な感想を教えてください。 堀川 ずいぶんと多くのチャンスに恵まれた良い15年だったなと思います。最初は2人から始めたので、ぼちぼち形になってきたかなとは思うのですが、同時にまだ全然形になってないという気持ちもあ
城端にも春の便りが届き始め、本日より新しい年度がスタート。 我々ピーエーワークスも新しい場所にてお仕事をスタート致しました。 新本社スタジオの場所は、 南砺市城端地域にあります豊かな水を湛える「桜ヶ池」のほとり。 隣には南砺市さんが整備する「クリエイタープラザ(建設中)」があり、周辺には、宿泊施設や恋旅にも登場したボルタリング施設、美味しいお料理を出すレストランや地域のお米を毎日炊いて1つ1つをその場で握ってくれるおにぎり屋さん、同じく地元の食材をふんだんに使ったサンドイッチ店、個人的にいちおしふわふわ絶品かき氷とうどんを出すお店などなどが集まる、とっても素敵なところ。 また東海北陸自動車道「城端SA」の城端ハイウェイオアシスに隣接…というより、その中に社屋が建っております。 先月より引越し作業を行い、ようやく落ち着いたところでしょうか。 といっても来週には入社式、新しいスタッフも加わりま
「SHIROBAKO」のはじまりを一冊の本に詰め込みました! 現在も日々「白箱」目指して鋭意制作中のオリジナルTVアニメーション「SHIROBAKO」が出来るまでを、なんと約400ページにて制作します! 全ページフルカラー ☆キャラクター設定 ☆美術設定 ☆プロップ&メカ設定 ☆全話より抜粋(予定)の美術ボード&背景集 ☆豪華キャスト&スタッフインタビュー ☆全話スタッフクレジット etc あおい、絵麻、しずか、美沙、みどり、ムサニの面々たちメインキャラクターから、個性豊かなサブキャラクターまで「SHIROBAKO」のために描き起こされた設定を全て掲載。 各キャラの机上小物設定から武蔵野アニメーションの構造に至るまでまるわかりの一冊になっております! さらに、監督水島努氏、キャラクターデザイン・総作画監督関口可奈味氏はじめ、「SHIROBAKO」メインスタッフ約20
SHIROBAKO1クール目の終了を記念して制作されました、SHIROBAKOスタッフによるお疲れ様本です。プロデューサー堀川×永谷対談、禁断の制作進行座談会、P.A.WORKS原画スタッフによるイラスト寄稿、「えくそだすっ!」の原画紹介など、ここでしか見られない内容が満載! この商品は2015年1月末発送になります。 他の商品と合わせてご注文された場合、 1月末にまとめて発送されますのでご注意ください。 ※ご注意 ■購入限定数、販売予定数を超えた場合、ご注文をお受け出来ない場合がございます。 ■お支払い方法:銀行振込、クレジットカード、コンビニ決済 ■銀行振込、コンビニ決済の場合は必ず、受注返信メールをご確認後、一週間以内にお振込手続きをお願い申し上げます。 (お手続き頂けない場合はご注文商品をキャンセルさせて頂く事がございます) ■商品発送料: 600円(北海道・九州
へいほー! 【有頂天家族】第九話『夷川の娘・海星』をご視聴いただきまして、ありがとうございます。 なにゆえ海星は矢三郎に姿を見せないのか? なにゆえ総一郎は弁天の前では化けの皮が剥がれるのか? 先日音響スタジオの控室で偶然弁天役の能登麻美子さんに会いまして。 弁天の話題で話が弾みました。 今は森見登美彦作品【奇想と微笑】を読まれているそうです。 太宰治が好きなのかしらん? 「森見先生は弁天といい、【桜の森の満開の下】の女といい、桜の木の下で出会う女性に一目惚れする傾向があります」と言うと、「坂口安吾の?」と能登さん。 文学少女なのかしらん? 僕の【桜の森の~】は『首遊び』をする怖い女じゃなくて、【新訳・走れメロス】に収められた一篇ですが、どちらの『女』も弁天を理解する手掛かりになるんじゃないかと踏んでるんですけどね! そんな訳で、森見作品のヒロインについての謎解きはしばらく楽しみにとってお
時は江戸中期。 城端の地で職人たちが見事な曳山を作り上げてから約300年。 今日、この地にはアニメーションを作るクリエイターたちが暮らすという。 だが待て、しばし。 『有頂天家族』はP.A.WORKSが構想4年という月日を費やし、 総力を結集して制作しているアニメーションである。 無論、監督以下ほとんどのスタッフがこの本社に集結している。 ならば、その姿を伝えることこそ、我が使命ではなかろうか。 そんな想いに到り、久しぶりに筆を執った次第である。 申し遅れましたが、『有頂天家族』でラインPを務めます相馬と申します。 以後、よしなに。 さて、世間がごーるでんうぃーくなるものに浸る中、 私はというと、ひたすら最終話のコンテが上がるのを待っている。 「あぁ、早くコンテが読みたい」と呟いてみても、監督は「しばし待て」である。 もう、こんな生活が始まって1年以上が経つ。 監督の吉原正行はこの作品のコ
11月の14日に、若手アニメーター育成事業【アニメミライ】に参加する原画マンに話をする機会がありました。 出席した二十数名の新人原画マンにアンケートを配布して4つの簡単な質問に答えてもらいました。 ①どんな仕事の選び方をしているか。 ②どんなときに満足を覚えるか。やりがいを感じるか。 ③「将来あんなアニメーターになりたい」と思えるポイントは何か。 ④現状に何を望むか。 やりがいのファクター…自律性への欲求と、有能性への欲求と、関係性への欲求を知りたかったんですね。 回答を集計してみると、多かったのはこんな内容です ①新人なので選べない。与えられた仕事をやる ②描いたものに納得できたとき。褒められたとき ③上手くて稼げてスケジュールが守れるアニメーター ④収入 なるほどね…。 どれもシンプルな答えだけれど、これから何をすべきかを考えるきっかけになりました。 この4つの質問にどのように応えてい
平素はピーエーワークス公式ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。 6月20日(水)夕方頃より当ブログを運用しておりました外部サーバー会社の障害により、 当ブログにつながらない状況となっておりました。 この影響により、当ブログをご利用の皆様には多大なるご不便、ご迷惑を お掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。 復旧作業を続けて参りましたが、完全にデータを回復するに至りませんでした。 記事によっては、画像が表示されなく見にくい状態や完全に消失し読めない状態になっております。 当ブログをご覧頂いておりました皆様にはご不便、ご迷惑をお掛けしますことを重ねてお詫び申し上げます。 ご理解頂きますよう何卒、宜しくお願い致します。
以前制作会議で、現場からの不満に耳を傾けるよう話をしまして。 あれから週1回、定例制作会議の終わりに少しずつ話を進めています。 新人制作の育成について、どんな取り組みをしているか、忘れないようにちょっと纏めておきます。 まず、各セクションから制作への要望を集めました。 そのほとんどは、ちょっと意識すればできることです。 それでも、何年も同じことが現場で繰り返されるのは、何かが足りないのです。 「これが出来ていない。現場からはこういった不満がある。注意しましょう」 「情報の事前提供が必要。コミュニケーションを密に取る」 それを纏めて当たり前のことを再確認しても、日々繁雑な業務の中ではなかなか徹底できません。 「意識」するだけでは何かが足りない。どうすればいいんだろう。 できるだけ具体的に検討できるよう、まず、最もスケジュールが逼迫する撮影、仕上検査セクションに絞って考えることにしました。 「
『花咲くいろは』の舞台、湯乃鷺温泉のモデルとなった金沢の湯涌温泉で、 作中のお祭りを再現した「ぼんぼり祭り」が開催されました。 初めてのことで参加人数が予測できない中、事故が無いことばかりを祈っていましたが、 晴天に恵まれ、大勢の参加者に見守られ、粛々と神事を終えられたことを 神様に感謝いたします。 このお祭りに向けて何カ月も取り組んで来られた関係者のみなさま、お疲れさまでした。 そんなに簡単には言い表せないのですが、最大限の慰労を表現する語彙が見つかりません・・・。 今晩は何も考えずにゆっくり休んでください。 P.A.WORKSからもイベントスタッフとして大勢参加しました。 制作もクリエーターも、直にファンと触れ合う機会が持てたのはよかったと思います。 以前試写会に参加する機会があって、そこには作品を作って納品するだけでは感じられないものがあると思いました。 誰に向かって作っているのか。
最近制作現場では「ちょっと先の手」が話し合われています。 P.A.WORKSでもようやく若い制作が育ち始めました。 この機会に、今後P.A.で制作デスクを担当する者に向けて書いておきます。 TVシリーズを制作する場合、各話を担当する制作進行と、制作進行を統括する制作デスク、制作ライン全体を統括するラインプロデューサーがいます。 作品内容とは別に、品質の安定は制作デスクの手腕次第です。 体力的にはプロデューサーより激務です。 数字に強い軍曹みたいな人が適任です。 僕は昔「デスクが白と言えば黒いものも白である」、とプロデューサーに教わりました。 今回『花咲くいろは』でデスクを担当する今川拓郎は、いつ見てもエクセルの数値と格闘しているところを見ると、この資質がありそうです。 本人は「俺はクリエーターに向いているんじゃないか」と考えているフシがありますが、今は鬼軍曹になってもらわなければなりません
Q:何故温泉旅館が舞台になったのか? A: 初めから話せば長くなる。企画成立までを10字以内で纏めると、 いろいろあった。 いろいろあった後、ようやく企画成立の見通しが立ったので、 岡田麿里さんにシリーズ構成をお願いすることになったところから。 まず、僕のアイデアを聞いてもらいました。 ●地方都市の小さな宅配企業で働くヒロインが、宅配用特殊小型飛行機に乗って、誰かのために色んなモノを運ぶ話にしたい。 ●毎回アクションシーンの見せ場が欲しい。 厳寒吹雪の黒部ダムにモノを届けたり、訳あり弁当を届けたり、日本海上空で小松基地の戦闘機に助けられたり。 ●提案した各話のテーマは全部P.A.の制作現場で見てきたこと、感じたこと。 ●ヒロインは腰かけのつもりで始めた宅配の仕事だけれど、その中に見つけるものがある。やりたい仕事と人から喜ばれる仕事。 ●描いて欲しいのは、働くことを通して未来と向き合う前向き
2017年本社忘年会挨拶 みなさん1年間お疲れさまでした。 P.A.WORKSにとって今年は大きな転換の年でした。 今年は全員が社員にまりました。 危機意識を持ったみなさんが自主的に、作画部も3DCG部も若手を育てることに今まで以上に組織的に、計画的に取り組んでくれました。 素晴らしいとこだと思いますし感謝をしています。 長年皆さんが育成に取り組んできたことが来春からはカリキュラムとして本格的に導入される段階にきました。 業界全体では作品数の多さに対して力のあるクリエイター不足と、求められるクオリティーの高さから年々安定した作り方が難しくなっていますが、今の育成の取り組みを続けてさらに発展させられれば、業界の大きな流れに慌てず対応できるチームになると思います。 全体的に見れば技術レベルはまだまだこれからだと思います。 今日試写のあった【さよならの朝に約束の花をかざろう】を観ても明らかなよう
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『P.A.WORKS Blog』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く