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「常識で考える日本古代史」は 「http://godowngamblin.ninja-web.net/」 に移転しました。 加筆/校正等はこちらで行っています(最新の内容は若干変わっています)。よろしくお願いします。 日本古代史の真相 6.1. 古代日本史へのアプローチ ~経済的側面から考える これまで、8世紀初めまでの日本古代史の各論について検討してきた。教科書の教える歴史は、まず大和朝廷が列島を統一して、それから中国・朝鮮半島との交渉があり、大化の改新から壬申の乱を経て、奈良平城京の完成をもって律令国家が完成したというものであるが、この展開にはかなりの無理がある。 何度も繰り返しになるが、当時の中国史書の内容と一致しないし、根拠とされる日本書紀の記載にも矛盾がある。古事記・日本書紀以前の史料は、大化の改新の際に蘇我氏滅亡とともに焼失したとされるが、それほど大事なものにコピー(写本)
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