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To Homepage (Uploaded 2006/2/2) (関連ページ)日本語・朝鮮語の誤解 日本人、日本文化と植物日本文学の起源:万葉集 万葉の花と日本の民俗文化 ●万葉集が朝鮮語で読める? 日本に原産する植物にも関わらず、植物名の語源を朝鮮語に求める説は意外と根強いことは「万葉の花の語源について」で紹介した。植物名でチョウセンの名前がついているものは結構ある。中には、チョウセンヤマツツジやチョウセンレンギョウなどのように実際に朝鮮に自生するものもあるが、チョウセンアサガオ、チョウセンアザミなどは、単に外来という意味で朝鮮半島とは縁もゆかりもないのにチョウセンの名が冠されている。しかし、この名は日本でのみ用いられる名前であって、朝鮮で使われているわけでないことに留意しなければならない。また、チョウセンゴミシ、チョウセンゴヨウのように日本にも自生があるのにわざわざチョウセンの名前を
To Homepage(Uploaded 2008/03/20; updated 2009/03/19; 2010/03/15) (関連ページ)日本人、日本文化と植物 サクラ、日の丸と君が代の悲劇豊かな日本の生物多様性12 拙著「万葉植物文化誌」もご覧ください。 本ページは、ソメイヨシノの正しい起源を一般国民に啓蒙するために開設したのであるが、今年(平成22年)で三年目になる。例年よりやや寒いと思われた今年の冬であるが、全国的にサクラの開花は早まっているようである。意外なことに、もっとも早い開花は高知、静岡などで観測されており、より南方にあって温暖な鹿児島ではないことに留意する必要がある。かつて桜前線は、三月中旬に本土南端から北上し、五月に北海道へ上陸するのが常であったが、鹿児島での開花は温暖化の進行でむしろ遅くなっているらしく、冷え込みの不足で花芽の休眠が不十分のためという。また、以前の
To Homepage(Uploaded 2006/2/25) (関連ページ)万葉の花と日本の民俗文化 日本人、日本文化と植物 比較言語学から見た日本語と朝鮮語 【まとめおよび結論】:神社信仰は中国江南地方を発祥地とするアジア南方の亜熱帯系照葉樹林文化に付随する習俗であるが、日本列島の風土に適合して独自の発展をとげて、今日見るような日本特有の荘厳さおよび優雅さを備えて洗練され現代日本人の生活に密着した神道となった。冷涼な温帯にあって南方文化の希薄な朝鮮半島に神道および神社の起源を求めるのは誤りである。また、神道が中国の道教から派生したという説もあるが、むしろ神道、道教ともにアジア南方の古代原始信仰に起源を発すると解すべきである。また、日本の神社・神社信仰で特筆すべきことは、日本において発生したものということではなく、朝鮮、中国など近隣諸国に例を見ないほど独特の形式にまで分化した点である。
ケシ・アヘンの基原、世界における生産・栽培の現状、西洋・東洋における文化史、主成分のモルヒネを単離して構造決定するまでの120年の歴史、ケシ・アヘンアルカロイドの化学・生合成のほか、モルヒネ代替薬物、癌疼痛制御におけるモルヒネについて言及した。
プエラリア(ガウクルア)の服用で知っておくべきこと 最近、「プエラリア」(あるいはガウクルア)注1と称するタイ産サプリメントが注目を集めているようである。「~ようである」というのは、それが主に老若の女性向けであって男性である筆者自身が目にする機会がなく、ネット上で販売されていることをごく最近知ったばかりだからである。しかし、その基原植物については熟知しており、むしろサプリメントとして販売されている事実に驚いている。なぜなら、「プエラリア(ガウクルア)」にはミロエステロール(Miroestrol)という強力なエストロゲン活性をもつ成分が含まれており、本来なら医師や薬剤師の指示がなければ服用できないものだからである。一方で、「プエラリア(ガウクルア)」は、最近、新聞や雑誌の健康関連記事で話題を集めつつあるイソフラボン(以下植物の化学成分:イソフラボノイドを参照)を豊富に含むことを売り文句に健康
→ホーム関連ページ:豊かな日本の生物多様性12 1.生物多様性とは複層的な概念である 近年の地球環境保全への関心が急速に高まる中で、その共通のキーワードとして広く使われている言葉に「生物せいぶつ多様性たようせい (biodiversity)」というのがある。現在では、地球環境保全のみならず、野生生物種をバイオテクノロジーによる品種改良のための貴重な生物資源(この場合はしばしば遺伝いでん資源しげんとして言及することが多い)と捉える観点から、また将来の医薬品開発において 先導せんどう化合物かごうぶつの探索ソースとしても熱い注目を集めつつある。しかし、一般人の間でその意味を正確に把握している人は少ない。生物多様性とは、基本的にはあらゆる生物種(動物、植物、微生物)と、それによって成り立っている生態系、さらに生物が過去から未来へと伝える遺伝子とを合わせた概念であるが、これだけで生物多様性の全貌を把
→ホーム 1.生薬の定義 生薬とは一般通念として広く浸透しているように動植物などの天然の素材を原料とする医薬品と考えて差し支えないが、一方で伝統的に食品にも生薬にも用いられるグレーゾーンに属するもの(特に香辛料に多い)が少なからずあることも確かである(→生薬兼食品の例を参照)。そのため、行政当局は食薬区分の判定基準を設け、行政指導によりそれを徹底させている(→生薬と食品の区別を参照)。公定書である日本薬局方(以下、日局と略称する)に収載される品目は薬事法により医薬品と定義されているが、その中には多くの「生薬」も含まれている。医薬品としての生薬はどのように定義されているのだろうか?日局には生薬総則というのがあり、医薬品としての生薬を定義している。それによれば、 第1条で医薬として用いられる生薬の範囲を次のように規定している(→日局収載生薬の基原および部位別分類は別ページに示す)。 動植物の薬
→ホーム 1.フェネチルアミンアルカロイドの生合成 芳香族アミノ酸は脱炭酸を受けるとフェネチルアミン誘導体になる。チロシン(Tyrosine)はチラミン(Tyramine)に変わり、チラミンの3位に水酸基が導入されたものがドパミン(Dopamine)である。ドパミンはチロシンの3位に水酸基が導入された3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン(DOPA)が脱炭酸されて生成することもある。チラミン・ドパミンいずれもアルカロイドの生合成前駆体となり得る。ミカン科カンキツ属(ウンシュウミカン、ナツミカン、ダイダイ)に含まれるシネフリンやサボテン科ウバタマ(烏羽玉)に含まれる幻覚成分メスカリンはチラミンドパミン由来のもっとも簡単なフェネチルアミン系アルカロイドである。また、ウバタマにはテトラヒドロイソキノリン系化合物(Anhalonidineなど)が多く知られているが、生合成的にはフェネチルアミン中間体
→ホーム(2012.4.1 updated) 1.アルカロイドの分類について 植物の中には分子内に窒素を含み塩基性を示す化合物を含むものがある。これらは古くからアルカロイド(alkaloid)と総称されているが、”アルカリのようなもの”という意味からわかるように語源的にはアルカリ(alkali)と同じである。和訳として「植物塩基」が用いられた時期もあったが、今日では動物起源のアルカロイドも知られていること、また以下に述べるように、一般にはアルカロイドと認識されていても塩基性でないものも実際に存在するので、この訳語を用いるのは適当ではない。これまでに単離されたアルカロイドの化学構造は極めて多様であるので、様々な分類法が提唱されている。最近、よく用いられるようになったのは生合成的起源による分類法であり、またこれが新しいアルカロイドの定義ともなっている。まず次の3つのタイプに大別されている(定義
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