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ノーベル賞
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イスラム史におけるスーフィズムの意義について 木村 聡 始めに 近年、イスラム原理主義、という言葉を新聞などで良く見かける。しかし、残念ながら、それが、何に対する〈原理〉主義なのか、は往々にして明確でないようである。高校の世界史の教科書でも、この間の事情はあまりはっきりしないままに、ワッハーブ運動などで唐突に扱われることが多いようである。この際、それがイスラム神秘主義に対する改革運動である、という記述はあっても、そもそもイスラム神秘主義とはなんぞや、と言う点が曖昧なままなので、教科書を読んだだけでは、なかなか理解が難しいようである。 しかし、現代の世界におけるイスラム原理主義の影響力が非常に大きいことを考えれば、それが反対し、改革しようとするイスラム神秘主義とは何なのか、を明確にしておかなければ、現代世界の抱える問題を理解することは難しいと言わなければならない。例えば、イスラム教は
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