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この章を書いたきっかけ グルメマンガの金字塔である「美味しんぼ」は、 食文化に多大な影響を与えてきました。 私もこのマンガから多くの影響を受けましたし、 アニメ版も好きなアニメの一つです。 ところが、先日、某古書店で美味しんぼの54巻 「日本酒の実力」を読み直したところ、 昔は気がつかなかったおかしな部分が目につきました。 そのため、コミックを買って帰り、おかしいなあと思った原因を じっくり探ってみることにしました。 その結果、 ・古い資料を参考にしているので連載当時でも時代遅れになっている ・特殊なものに関する統計を一般的なもののように扱っている ・話を展開させるために矛盾が生じている という、三つの違和感を感じる原因があることが解りました。 ここでは、「My First BIG 美味しんぼ[季節感たっぷり!秋の夜長に日本酒編]」を基に 「日本酒の実力」(本誌掲載1995年 ビッグコミッ
日本酒のラベルにある表示で、解りにくいと言われるものの一つが 特撰・上撰・佳撰(金印、金撰、精撰)などの表示です。 特定名称酒の場合には「清酒の製法品質表示基準」があり、 本醸造酒や純米酒と名乗るには定められた要件に該当する必要があります。 ですが、特撰・上撰・佳撰などには、 国税庁や酒造組合が定めた明確な基準がないのです。 特撰は旧酒税法の特級、上撰は一級、佳撰は二級にあたるとされ、 佳撰より上撰、上撰より特撰が良いお酒ということになっています。 ところが、各蔵元が独自にランク付けしているため、 同じように上撰と表示されていても商品によって 普通酒であったり本醸造酒であったりします。 美味しんぼにいたっては、この表示のことを「日本酒を望みのないものにしてる原因」 「どんな基準でつけているのか判然としない」「デタラメなこと」などと 痛烈に批判しています。 しかし、どんな基準でつけているのか
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