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ノーベル賞
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世界中のビールファンや関係者を驚かせたサッポロホールディングスによるStone Brewingの買収に関して、信頼できそうなソースをたどって事実関係をまとめた上で、個人の感想レベルの考察を書いてみたいと思います。海外の会社であり直接の知り合いもいないので、後半は思ったことを憶測も含めて書いていますので、あまり役に立つ考察ではないかもしれません。 買収に関して2022年6月24日付サッポロホールディングスの適時開示によると、子会社のSapporo USAを通じて、USD165M(約220億円)でStone Brewing Co.,LLCの持分100%を取得。持分譲渡は8月に実行されるようです。なお、Stone社のクラフトビール卸売事業は切り離して、今回の譲渡対象には含まれないとのことです。 Stone Brewingは、Instagramを更新し今回の持分売却を公表しました。コメント欄には好
Brewers Associationによるとアメリカのクラフトビール「産業」は、年間$82.9 Billion(約8兆7千億円)の経済規模があり、58万人の雇用を生みだしているそうです。日本国内の産業の規模と比較すると、アパレル(9.2兆円)、農業(9.1兆円)、損害保険(8.6兆円)に近いです。立派な産業ですね。クラフトビールはそもそもの成り立ちが工業化(産業化)されたコマーシャルビールに対するカウンターカルチャー的であり、産業というよりコミュニティとして発展してきた歴史があるので、産業という言葉を使うのは憚られることがあります。とはいえ、フリッツ・メイタグがアンカーブルーイングを買収してから半世紀以上が経ち、(しかもそのアンカー自体が大手メーカーであるサッポロビールに買収され)そろそろ業界の未来のために健全な産業化というのを考えていかないといけないフェーズかもしれません。 持続可能な
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