サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
ynomura.dip.jp
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 統計学の検定で、有意水準といえば5%である。 有意水準とは、ある仮説の下でそれより低い確率でしか起こらないはずのことが観測されたら、それはたまたまでなく意味が有り、その仮説が誤っていると判断する、確率のしきい値のことである。 1%もよく使われるし、5%に限らないと教わるが、使われるのは圧倒的に5%=0.05である。 何故0.05かについては、筆者は寡聞にして、これまで根拠や由来を目にしたことが無かった。 数ヶ月前にある所で、この0.05は統計学の大家であるフィッシャーが決めたもので、その理由は、フィッシャーが30歳の頃に、研究者としてあと20年仕事して引退するとして、その内1年くらいは失敗するだろうと思ったから、というような話を聞いた。 その話に興味を持って、結構時間を
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 筆者はMacで未だにEmacs 22ベースのCarbon Emacsを多用している。Emacs 24ベースのCocoa Emacsもインストールはしているのだが、色々な環境をCarbon Emacsに作ってしまっているので、移行するのが億劫なのである。 最近、Python 3を使い始めたのだが、Carbon Emacsのpython.elはPython 2にしか対応していないので、何とかPython 3に対応させる方法は無いかと探した結果、 http://www.loveshack.ukfsn.org/emacs/ から python.el emacs.py sym-comp.el の3つをダウンロードして、Emacs.app/内に置けば良いことがわかった。(pytho
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 正規表現で、特定の文字列を含まないパターンを記述するのは難しい。 その文字列の文字数が少なければ、例えば"ABC"を含まないとするなら ([^A]|A[^B]|AB[^C])*という方法がありそうで、筆者は時々やってしまうのだが、これは正しくない。"AABC"があると"AA"がA[^B]にマッチ、"ABABC"があると"ABA"がAB[^C]にマッチしてスルーしてしまうし、"A"や"AB"で終わるとマッチしないからである。 この方向で進めると、一例としては、([^A]|A(B?A)*([^AB]|B[^AC]))*(A(B?A)*B?)?という式になるそうだが(大崎 博基さんの「Perl正規表現雑技」より)、これは少なくとも筆者には読めない。 特定の文字を含まない、とい
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 Mac OS X(バージョン10.5.8)の「ターミナル」をEUC-JPモードにしてUNIXにtelnetでログインすると、日本語が入力できないことに気付いた。sshではできていたので、支障がないので放ってあったのだが、今回、sshでは入力できることを忘れていて、調べまくってしまった。 リモート側でod -xして入力を16進表示すると、7bit目が落ちていた。ありがちなパターンである。 しかし、Macの「ターミナル」の設定の「非アスキー入力をエスケープする」はOFFにしてあるし、telnet接続後にstty allとすると、ちゃんと"cs8","-parenb","-istrip"になっていた。念のため"stty pass8"とやったが、変わらなかった。「ターミナル」の
6~7年前に買ったSQLの入門書を、捨てる前に読み返している。この入門書を使って1回SQLを勉強したのだが、実際に使うことが無かったため、全く身に付かず、歳のせいで記憶にも残っていないのだ。実際、MySQLを触りながら復習しようとして、mysqlを起動すると、"select * from (テーブル名);"以外の文はそらでは全く書けなかった。 従って、SQLの入門書とMySQLのマニュアル(MySQL info)とを見ながらSQLを試しているのだが、SQLの入門書が日本語でMySQLのマニュアルが英語であり、筆者にデータベースの基礎知識がないため、日本語と英語の対応が取れない用語がいくつか発生した。 そこで、出くわしたデータベース用語の日本語と英語の対応表を作ることにした。 日本語英語
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 先日、このサーバーにもShellshockの問題が見つかってbashを作り直したと書いたが、その2日後、サーバーに接続しづらくなっていることに気付いて、見てみるとマルウェアが走っていた。 apacheを動作させるアカウントで、このサーバーにはpnscanをインストールしていない(そんな名前の実行ファイルも存在しない)にもかかわらず、pnscanというポートスキャンのプログラムが走っており、これが接続しにくくしていたようだ。 また、netstatで見ると、知らないIPアドレスのSMTPポートに接続しっ放しになっていた。 そのアカウントのcrontabを見ると、 # DO NOT EDIT THIS FILE - edit the master and reinstall.
この生産性はモジュールの階層によって差があると言えるかどうか(差が無いなら滅多にこうはならないこと)を、分散分析で調べる。 > sample1 <- read.table("anova01.dat", header=TRUE) > summary(aov(productivity ~ module, data=sample1)) Df Sum Sq Mean Sq F value Pr(>F) module 2 120939 60470 3.5656 0.04738 * Residuals 20 339182 16959 --- Signif. codes: 0 '***' 0.001 '**' 0.01 '*' 0.05 '.' 0.1 ' ' 1 > "Df"が自由度、"module"の行の"Sum Sq"が群間平方和(ここではモジュールの階層の違いによる効果)、"Mean Sq"が群
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 さて、2つ前のエントリーに書いた図1-1、図1-2の最もシンプルなMVCパターンでは、すぐに行き詰まることを多くの人が知っている。というか、これではControllerがメニュー画面を出すことすらできない。Controllerの定義から、メニュー画面はControllerそのものであるが、画面表示するにはModelを変更するしかないからである。 まさか、ControllerがViewに依存しないように、メニュー画面のイメージをModelに送るようにすることはあり得ない。多少はViewの使い方を知っていてViewに対するメッセージをModelに渡すなら、それはControllerがViewに依存していることになるので無駄である。Viewへのメッセージの文法を知っているなら
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 1つ前のエントリーで、いわゆる"Model 2"がMVCパターンの用語で説明されるようになったことが、人々のMVCの理解をバラバラにする原因になった、と書いたが、そのことは、前エントリーの参考リンクの先のページでも見られるように、多くのWebページで触れられていることでもあるが、筆者はむしろ、いわゆるGoF本に書かれているMVCの説明が最大の混乱の元だと思っている。"Design Patterns: Elements of Reusable Object-Oriented Software"(邦訳タイトルは「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」)、いわゆるGoF本の§1.2にある以下の記述がそれである。 MVC consists of three k
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 MVCの適用限界について考えることをテーマにして書き続けてきたが、MVCとその変遷が複雑すぎて、それらを考察し終えるのにはまだまだ時間がかかりそうである。 なので、一旦、現時点での筆者のMVCの適用限界に関する見解をまとめることにした。 ここでは、ドメインモデルとビジネスモデルをまとめて「ビジネスロジック」と表現する。以下の「ビジネスロジック」は「ドメインモデル」に置き換えても同様である。 ●1. MVCパターンは、現代のGUIフレームワークには適さない ウィンドウやウィジェットを入れ子構造で配置し、ボタンやリストなどの表示部品を置き、それらが押された時の動作などを各表示部品に直接関連付け、マウス操作などのイベントがアクティブな子ウィジェットから親ウィンドウへと伝搬され
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 ソフトウェア開発の現場では、よく「課題管理」という言葉を目にする。筆者はソフトウェア開発(間接業務含む)以外の仕事をしたことが無いので、他の業種ではどうかわからないが、特にソフトウェア開発の世界では、「課題管理」という言葉が多用される、というか、安易に使われているような気がする。まるで、ソフトウェア開発というものは、計画通りの進捗を阻害する要因は全て「課題」であり、「課題」を見つけて1つ1つ「解決」していけばいいだけのもの、と言わんばかりである。実際、現場から離れて「プロジェクト管理」なる仕事をする者の中には、本人の業務はMS Projectなどを使って進捗をグラフィカルにするだけの「進捗管理」と、MS Excelなどを使って「課題管理表」に行を追加して「状態」列を「完
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 11.6インチ液晶のMacBook Airを買って、13.3インチ液晶の白MacBookをお蔵入りさせた(CD/DVD-ROMドライブが必要な時は引き続き使うのであるが)ら、やっぱり11.6インチのLCDは小さく、使用頻度は激減したが一応まだ残しているWindowsデスクトップPCの17インチのモニターに繋ぎたくなった。 しかし、MacBook Airからケーブル1本でMini DisplayPortからTVにHDMI出力できるらしかったので、やっぱり26インチの液晶TVに接続することにした。 ケーブルを入手して実際に繋いでみると、一発でMacBook Airと同じ画面がTVに表示されて、「ディスプレイ設定」画面が表示された。出力画面サイズを変えたりTVの設定を変えたり
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 とうとう、我が部屋は、日光が入らないようにカーテンを閉めてエアコンを付けっ放しにしても、35℃を下回らなくなった。 この部屋がアパートの最上階の西の端の部屋で、建物がコンクリート造りのため、部屋自体が熱を持ってしまっているらしい。床や壁を触ると、ぬくいのである。天井は触っていないが、おそらくヒーターと化しているであろう。 クーラーを動かしっ放しにしてやっと外と同じくらいの気温である。どちらかというと、殺す気かという感じである。 いや、元々殺さない気はないのであろう。一般論として、建物というものが人の生命を守るとは限らない。部屋も凶器になり得るはずである。 従って、頭が働かず、材料が揃わないので、ブログが更新できない。 でも何か書きたくなったので、軽めに、最近やったEma
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 MVC(Model-View-Controller)パターンは、UIを持つアプリケーションのデザインパターンとして非常に有名であり、特にこれを参考にしたJ2EEやASP.NETを始めとするWebアプリのフレームワークが成功を収めてきたことから、その価値は誰もが認める所である。 しかし、これをローカルシステムのGUIアプリケーションの設計に適用しようとすると、妙に難しいと感じた人が少なくないのではないだろうか。 MVCパターンは、元々Smalltalk-80の開発において考案され実装されたものらしいが、MVCの考案者によると、 MVC was created as an obvious solution to the general problem of giving u
1 n=20の時に信頼水準95%のExact CIと正規分布近似CIとがどれくらいずれているかを、グラフで見てみる。 発生回数が4回以下、16回以上だとかなりずれていることがわかる。 Exact CIの上限と下限は、ベータ分布とF分布の関係から、次のようにF分布を用いて書かれることが多いようである。 但し、ν1=2(k+1)、ν2=2(n-k)、F1は自由度ν1,ν2のF分布の(1-α/2)点(右側がα/2点となるF値) 但し、ν3=2(n-k+1)、ν4=2k、F2は自由度ν3,ν4のF分布の(1-α/2)点(右側がα/2点となるF値) 参考リンク(いずれもPDF): http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/sampling/pdf/Clopper.pdf Confidence Intervals for a Binomial Proportion これ
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 TVの視聴率ってどうやって測ってるんだろう?というのはよく聞かれる問いであるし、モニターとして選ばれたいくらかの数の一般家庭に視聴率計測用の機器を取り付けて測っているのだ、というのはよく言われる答えである。そのモニターの数は、一例では関東・関西で600世帯、その他の地域は200世帯、とも言われる。 たったそれだけ?ある番組を20人が見てれば視聴率10%?学校の1クラスより少ない。それではたまたまその番組が好きな人が2人多めや少なめにモニターに入ってれば、すぐ1%くらい変わってしまうじゃないか、そんな値を信用できるのか、そんな値に意味はあるのか? …とか書くと、貴様本当に大学を理系で卒業したのか?と問われてしまいそうであるが、それでもやはり反射的には疑問に思ってしまうこと
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 正20面体の頂点座標を簡単に求める方法があることがわかった。 同じ長方形3枚をこのように組み合わせて、近い頂点を結ぶと、何か20面体ができる。これの長方形の長辺と短辺の比を変えていくと、2つの長方形から3点取った三角形がどこかで正三角形になる。 その時、20面体の30本の辺の長さが全て同じになるので、その時の3つの長方形の頂点が正20面体の頂点である。 長方形の短辺の長さを2、長辺の長さを2xとし、点A〜Eを このように取ると、AE=x、ED=(x-1)なので、AD2=x2+(x-1)2であり、DC=1なので、AC2=AD2+DC2=x2+(x-1)2+1である。ABCが正三角形の時、AC=2なので、 x2+(x-1)2+1=4 が成り立ち、これを解くとx=(1+√5)
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 今更ながら、かの著名なGoFのデザインパターンを復習している。 10年前に居た会社にGoF本の日本語版があり、たまに何とかパターンという言葉を使う人が居たので、その本を一通り流し読みしたことがあるが、その時はそれの重要性に気付かず、23種類のパターンのそれぞれについてなんとなくわかった気になったら、1行に要約して控えておいただけだった。 結局、その部署で耳にしたパターン名は「オブザーバーパターン」だけだったので、それ以外のパターンは全て忘れてしまった。 Observerパターンは要するに状態変化時のコールバック関数を登録する設計のことであり、特にGUIのイベントハンドラーを定義する仕組みでは頻出なので、忘れようが無いし、「コールバックモデル」とか「イベントハンドラー」と
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 前のエントリーからの続きである。 Font Lock modeの追加ルールを設定するには、font-lock-add-keywordsという関数を使う。ルールは、正規表現のパターンとそれにマッチする部分に適用するface、の組み合わせとして定義する。モード毎の設定が基本だが、現在のバッファのみの設定もできる。 font-lock-add-keywords関数の書式は、 (font-lock-add-keywords モード名 ルールのリスト)である。モード名をnilにすると、現在のバッファに対する設定になる。 ルールの書式はいくつかの種類がある。 a. MATCHER b. (MATCHER . SUBEXP) c. (MATCHER . FACENAME) d. (M
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 前のエントリーからの続きである。 Hi-lock modeは、Font Lock modeのバッファ毎の追加ルールを手軽にインタラクティブに設定できるI/Fである。 Font Lock modeを有効にしていると、C-sで検索すると、マッチする部分がハイライト表示される。それが便利なので、ハイライト表示するためだけにいちいちC-sで検索することがあるのは筆者だけではないであろう。検索を抜けるとハイライトが解除されてしまい、またハイライトするために検索してしまう。そんな時はHi-lock modeである。 M-x highlight-regexp(既にHi-lock modeならC-x w h)を実行して、ハイライトするパターンを入力すると、マッチする箇所がハイライトされ
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 Emacsのfaceとは、フォント名や太字/斜体/下線といったフォント属性や文字色といったフォント設定をまとめたものであり、バッファ内のテキストの一部分に適用する事ができる。Emacsでソースコードを開くと、予約語やコメント部分や文字列部分に色が付くが、これは、そういう色で文字を表示するというfaceがそれぞれ定義されており、それらの部分にそれぞれのfaceが適用されている状態である。 Emacsでフォントの設定をしていると、時々faceという単語が出てくる。意味がわからないままでもフォントの設定はできたが、特にX resourcesでフォントセットの定義をすると、何に使われるのかわからなくても、default, bold, italic, bold-italicの4つ
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 少し前からUMLを復習していて、UMLを書くためのフリーソフトを探している。 UMLの要素は、丸や四角のような基本図形の組み合わせで書けるので、専門のソフトでなくてもUMLは書ける。むしろ、Visioのような作図ツールや、簡単な図形描画ができるWordやPowerPointで書かれる場合も少なくない。筆者も10年近く前、会社でUMLを書く必要があった時、好んでVisioで書いていた。周囲でもVisioが多数派だったと思う。その後、部署の方針で少数派のRhapsodyだったかRational Roseだったかを使うことになったが、短期間だったし、使いこなせなかったので、全く覚えていない。だから、Visioが手元に無い今、それに近いDiaでUMLを書くのは悪くない選択肢だと
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 ちょっとドット絵を作りたくなったが、適当なツールが思い付かなかった。Windowsの「ペイント」しか思い付かなかったが、それだけのためにWindowsを起動するのは負けのような気がした。 手元で動いているのはMacBookである。「ペイント」に相当するくらいのアプリケーションはプレインストールされているような気がするが、筆者はMacに疎いのである。少なくとも「アプリケーション」の中を眺める限り、それだとわかるものは無い。GIMPはインストールしているのだが、マウスが無いのでしんどそうだし、それだけのために重いGIMPを起動するのも負けのような気がした。 目の前ではCarbon Emacsが動いていた。ふと、Emacs Lispで(if (looking-at ...))
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 以前にFreeBSDで(ローマ字でない)かなキー入力の設定をして、たまにjvim+cannaやEmacs+cannaでかな入力をしていたのだが、先月訳あってFreeBSD 7.3を新規にインストールすると、何と7.2まであったcanna-serverがpackagesから無くなっていた。portsを使えば時間はかかってもトラブル無くインストールできるのだろうが、今回はなるべくインストール作業に時間と手間を掛けたくなかったので、この機会にpackagesだけでインストールできるEmacs+anthy.elに完全に乗り換えることにした。 ところが、使ってみるとanthy.elのかな入力モード(anthy-kana-map-mode)のデフォルトの設定は使いづらいことがわかっ
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 次に、日本語とかASCIIとかの文字集合の単位で別々のフォントを設定してみる。 日本語と英語しか使わなくても、日本語文字の分しか無いフォントとか、ASCII文字の分しか無いフォントとかを使う場合、そういうことが必要になることがある。アラビア語とかハングルとか、日英以外の文字も表示したいのにフォントが自動的に読み込まれないような時も、必要になる。 Xftが有効なEmacs23を使う場合、fontconfigの設定が適切であれば、そのような事態はあまり起こらないような気がするし、起こってもEmacs側で対処するよりfontconfig側で直すべき話になるかも知れないが、筆者の環境ではEmacs22が現役であるので、そのような事態は基本的に発生するのである。 Emacsのフォ
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 筆者は普段EmacsをX Windowで使わない。そもそもX Windowを使っていないからだ。使うのはFreeBSDやLinuxで動くEmacsだが、WindowsからTelnetやSSHでアクセスしているので、キャラクターベースである。マウスも使わ(え)ない。 昔はパソコンの性能に対してWindowsが重かったので、FreeBSD+X Windowを愛用していたが、その時はEmacsも重かったので、Emacsはktermやrxvtの中でしか使わなかった。 そのさらに昔、大学の研究室にはX Windowの端末があったので、X上のEmacsを使おうと思えば使えたのだが、Emacsを知ると同時にTelnetも知ってしまい、EmacsをXで使う利点よりも、コンピューターを遠
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 ・画面イメージ | | | | | | score: 25 | | | G GG GG G | | F FF FF F | | E E E E E E | | D D D D D D | | C C C C C C | | BB BB BB | | | | | | ^ | | | | ^ | | | | | | | | | | A | ・プログラム tinyshoot.el ・使い方 Emacsで、M-x load-fileとして、このプログラムをロードする。 遅い場合は、M-x byte-compile-fileとして、コンパイルされたファイル(tinyshoot.elc)をロードすると多少ましになると思う。 Emacs Lispの練習用に、elispでこういうことも
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 以前にt分布を使うパラメーターの区間推定の方法を覚えたが、この前ちょっと推定の実践のネタを思いついてやってみようとしたら、そのパラメーターが正規分布に従うものではないことに気付き、1手目でつまずいた。これでは勉強した意味が無いと思い、推定というものの基礎を勉強し直すことにした。 区間推定をするにもまず、その区間の基準となる値(推定量)を点推定しないと始まらない。その点推定量が満たすのが好ましい性質として、不偏性と一致性がある。推定量θ^がパラメーターθの不偏推定量であるとは、 ...(1) が成り立つことをいう。 出た。学生時代にこのθの上の屋根の意味が理解できなかったことが、私が推定・検定の1手目でつまずいた原因の1つであることは間違いない。そもそもなぜ統計学では推定
かつてJR横浜線 十日市場駅近くのMebius (CPU:Pentium 150MHz)より発信していたウェブログです。 前々項に書いたように、主成分分析は特異値分解を使っても計算できる。なぜだろうか。 それについても答えを得たので、ついでにメモしておく。 n個のサンプルデータを横に並べたものを (m<n)とし、Pを単位主成分を横に並べたもの とし、YをXの主成分とすると、 である。 特異値分解定理により、Xは何らかの正規直交行列U,Vと、m行m列部分が対角行列でそれ以外が0である行列Σによって、 と分解される。それを応用すると、 ...(1) が成り立つ。XXTはm×mの正方行列なので、ΣΣTもm×mの正方行列であり、 ...(2) と置くことができる。(σ1≧σ2≧...≧σmである) 前項に書いたように、Yの共分散行列は であり、従って であり、Cov(Y)はCov(X)の固有値を対
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Weblog on mebius.tokaichiba.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く