「羊皮紙」とはなんでしょう。 イメージとしては、ふるーい古文書、宝の地図、ハリーポッターやファンタジーの世界・・・。映画などで見たり聞いたりしたことはあるけど、本物は見たことない。そういう方がほとんどではないでしょうか。 羊皮紙って「紙」なの? 羊皮「紙」というくらいだから紙なのでしょうか。いいえ、答えは「皮」です。「羊皮紙」ではなくて、「羊皮」と書くべきなのかもしれません。 詳しくは作り方のページに紹介してありますが、おおまかに言うと、羊皮紙とは、「毛を剝いだ動物の皮を木枠に張って限界まで伸ばし、表面をナイフで削って薄くして乾燥させたシート状のもの」です。植物繊維をからませた「紙」とは根本的に異なります。 ただ、材料や製法を基にした定義的には「紙」とは異なりますが、「文字や絵をかくためのパリっとした薄いシート」という見た目の特徴とその機能を基にすると、「紙」と言ってもよいのかもしれません