はじめに Vue.js のバージョン 3 系から導入された新しいコンポーネント形式として、「Composition API」があります。 昨年業務の中で、Composition API を使ったコードを書いてきましたが、その中でいくつも「これどうなの?」となることがたくさんありました。 そんな「これどうなの?」を自分の中での整理を含めて書いていきたいと思います。 Composition API とは Composition API を知らない方にざっくりとだけ伝えると、従来の Options API で切り離すことのできなかったリアクティブ値とリアクティブ値に関連した処理を UI コンポーネント(View)から切り離すことのできる技術です。 簡単に例を書きます。 export default { data: () => ({ count: 0, }), methods: { increme