データの保存先として手軽で身近なcsvやtsvといったプレーンテキスト形式ですが、Rに読み込む方法について、初学者だった数年前に悩まされた覚えがあります。 様々なパッケージに関数があり、どれを使えば良いのかわからない。 複数のファイルを読み込むにはどうすれば良いのかわからない。 これらについて書かれているインターネット上の情報も古くなっていたりしますので、あえて今まとめてみました。 2022年末版として、つい先日公開されたpurrr 1.0.0や、来月リリース予定のdplyr 1.1.0にも触れます。 サンプルデータ サンプルとして、readrパッケージに含まれているcsvファイルを使います。これらのファイルはreadr::readr_example()でパスを呼び出せます。 試しにmini-gapminder-africa.csvというファイルを読み込んでみましょう。 #> countr