(文中取り込み)ゴミ袋を持って鶴見中継所に駆け込む選手たち=横浜市鶴見区 箱根駅伝のコースを大学生がごみを拾いながら走る「もう一つの箱根駅伝」が9日、始まった。「本家」に出場した10大学を含む22大学から約100人が参加した。 東京・大手町から箱根・芦ノ湖までを2日かけ、各チーム5人がたすきをつなぎ、時間と拾ったごみの量をポイントに換算して順位を決める。 バッグや電話機などがあり、走り終えた選手は「意外に落ちているものですね」。実行委員会は「学生たちが環境問題を再認識するのも『もう一つ』の目的です」。