西山さんと椛島さん、はくちょう座V407の増光を発見 【2010年3月15日 VSOLJニュース(237)】 福岡県久留米市の西山浩一さんと佐賀県みやき町の椛島冨士夫さんのチームが、はくちょう座V407が7等にまで増光していることを発見されました。 VSOLJニュースより (著者:前原裕之さん(京都大学花山天文台)) はくちょう座V407は天体写真の被写体として人気のある北アメリカ星雲(NGC 7000)のすぐ近くにある変光星で、写真による変光星の捜索を精力的に行っていたゾンネベルク天文台のホフマイスターによって1940年に発見された天体です。後の調査により1936年8月に増光し、ゆっくりと減光したことが分かりました。この天体はその後の研究から、白色矮星とミラ型の変光を示す赤色巨星からなる連星系であると考えられています。 この天体のような白色矮星と赤色巨星からなる連星で、連星系を赤色巨星か