補助金増で最終黒字 肥薩おれんじ鉄道 2012年6月26日 00:17 カテゴリー:社会 九州 > 熊本 九州 > 鹿児島 開業以来初の純利益を計上した肥薩おれんじ鉄道(同社提供) 熊本県八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」(八代市)は25日、2011年度決算を発表した。沿線人口の減少により、輸送人員は前年度比4・1%減の145万人で過去最低。旅客運輸収入も同2・1%減の3億8400万円だったが、補助金増加などで04年3月の開業以来、初の純利益1億5700万円を計上した。 同日、八代市であった株主総会で報告した。累積赤字額は9億8300万円に減少した。最終黒字の主な要因は、JR貨物からの線路使用料(前年度比92・4%増の5億1300万円)や、熊本、鹿児島両県と沿線自治体による支援補助金(同約157%増の2億8300万円)の増額。 おれんじ鉄道によると、線路使