シリアの反政府武装組織「イスラム国」に加わろうと渡航を企てたとして、警視庁公安部は6日、刑法の私戦予備・陰謀の疑いで北海道大の男子学生(26)=休学中=らを事情聴取し、東京都内の関係先数カ所を家宅捜索した。公安部の調べに、男は「イスラム国の戦闘員として働きたかった」と容疑を認めている。日本人がイスラム国に参加する動きが発覚したのは初。 捜査関係者によると、事情聴取されているのは北大生や渡航を持ちかけた日本人の男ら。シリア渡航を募る求人が行われているとの情報をもとに捜査したところ、北大生の応募が裏付けられた。公安部は国立大生の旅券を差し押さえ、事情を聴いている。 北大生にシリアへの渡航歴は確認されず国際テロ組織との関係も不明。公安部は詳しい経緯を調べ、イスラム国へ戦闘員を送り込む動きが他にもなかったか全容解明を急ぐ。 イスラム国はイラクやシリアで勢力を拡大、米国などが軍事行動を開始。国連でも
ドルが主要国の通貨に比べ強くなる“スーパードル”の時代が為替戦争の構図を変えている。過去の為替戦争時は各国が自国通貨の価値を低くするのに血眼になった。2008年の金融危機で内需が冷え込むと輸出で景気回復の活路を突破しなければならなかったためだ。米国がドルを大量に刷り結果的に米国の輸出企業の価格競争力を高めると、日本・欧州に続き中国も金融緩和で対抗した。ところが最近米国が方向を固めた。ドル高を容認し始めた。3日のドルインデックス(ユーロなど主要6通貨を基準に算定)は12週間で8.2%上昇した。2010年6月以降で最も高い水準だ。円に対するドルの価値は109.76円で2008年以降の最高値を記録中だ。ユーロと比較しても1ユーロ当たり1.25ドルで2012年8月以降の最高値だ。 米国がドル高を放置しているのは内需景気回復に対する自信からだ。輸出企業支援のためにドルを下げる必要がそれだけ減ったとい
訪韓した黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長、崔竜海(チェ・ヨンヘ)北朝鮮労働党書記、金養建(キム・ヤンゴン)北朝鮮労働党対南担当書記の3人は、歴代の北朝鮮訪問団の中で最高位だ。対外的に金己男(キム・ギナム)労働党秘書らが金大中(キム・デジュン)元大統領の逝去当時に弔問団長として来たことはあったが、核心とは距離があった。 「先軍政治」という独特の権力構造の北朝鮮で、金正恩(キム・ジョンウン)国防委員会第1委員長に次ぐ副委員長を兼ねた総政治局長は権力序列2位。1972年に極秘裏に訪韓して朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領に会った朴成哲(パク・ソンチョル)副首相や90年にソウルで開かれた南北首相会談に出席した延亨黙(ヨン・ヒョンムク)首相よりも地位が高いと評価される。 丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一部長官は「国防委の副委員長を兼職する総政治局長が来たというのは大きな意味がある。過去とは違い“本
シャープは画面のフレーム(枠)を極限まで細くしたスマートフォン(スマホ)「アクオス クリスタル」をソフトバンクモバイルを通して8月29日に発売した。ソフトバンクグループの米携帯電話会社スプリントと3社による共同開発モデルで、米国でもスプリントなどが販売する。「フレームレス構造」と銘打ち、画面だけを持っているような感覚で使える。画面は5型のハイビジョン(HD)。フレームレス構造により本体幅を67
10月6日、安倍首相は来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げの是非について、冷静に経済を分析し、経済・国民生活に資する判断をしたいと述べた。(2014年 ロイター/Yuya Shino) [東京 6日 ロイター] - 安倍晋三首相は6日午前の衆院予算委員会で、2015年10月に予定されている消費税率10%への引き上げの是非について、冷静に経済を分析し、経済・国民生活に資する判断をしたいと語った。小沢鋭仁委員(維新の党)の質問に答えた。 首相は、アベノミクスの推進によって「日本経済はデフレからの脱却に向けて進みつつある」との認識を示した。「輸出は下げ止まっているが、力強く伸びる状況にはなっていない」としながらも、4─6月期の実質経済成長率の落ち込みは消費税率引き上げに伴う反動減によるもので「想定内」とし、駆け込み需要を含めた1─6月期でみれば前年比で1.3%増になると説明。
10月5日、ウガンダ保健当局はエボラ出血熱と同様な症状を引き起こす致死率の高いマールブルグ出血熱で男性が死亡したと発表した。ウガンダの疾病予防管理センターでエボラウィルスのサンプルを運ぶ職員。8月撮影(2014年 ロイター/Edward Echwalu) [カンパラ 5日 ロイター] - ウガンダ保健当局は5日、エボラ出血熱と同様な症状を引き起こす致死率の高いマールブルグ出血熱で男性が死亡したと発表した。死亡した男性と接触のあった80人が隔離され、このうち、男性の兄弟にマールブルグ出血熱の症状が出ているという。 マールブルグ出血熱は、エボラ出血熱と同じ科のウィルスが引き起こす。エボラ出血熱と同じく、感染者の唾液や血液など体液に接触したり、サルなど感染した野生動物に触れたりすると感染する。14日の潜伏期間の後、激しい頭痛に続いて出血の症状が表れ、9日以内に80%以上の確率で死に至る。ワクチン
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