中東・イスラエルのヤアロン国防相は、ネタニヤフ首相との対立から辞任する考えを表明するとともに、「イスラエルは、極右勢力に乗っ取られてしまった」と述べ、ネタニヤフ政権のさらなる右傾化に警鐘を鳴らしました。 ヤアロン国防相は、軍人の出身で、2013年にネタニヤフ政権の国防相に就任し、おととしには、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を巡る、過去最大規模の軍事作戦を指揮しました。 しかし、ことし3月、イスラエル軍の兵士がパレスチナ人を射殺し身柄を拘束された事件について、軍の規律に反する行為だとするヤアロン国防相と、この兵士を釈放すべきだとする世論に配慮して国防相の姿勢を批判したネタニヤフ首相との間で、対立が表面化しました。 ヤアロン国防相は20日に行った演説で、「イスラエルは極右勢力に乗っ取られてしまった」と述べ、異例の強い表現で、ネタニヤフ政権のさらなる右傾化に警鐘を鳴らしました。 ネタニヤフ首相は
ロシアと、ASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議が、ロシア南部のソチで始まり、ロシアが主導する旧ソビエト諸国でつくる経済圏との経済協力などについて協議が行われています。 これに先だって、プーチン大統領は19日、歓迎の夕食会で、「政治や経済、文化、そして世界と地域の安全保障の分野で、双方には協力拡大の潜在力がある」と述べ、ASEANとの協力拡大に意欲を示しました。 また、インドネシアのジョコ大統領や、ベトナムのフック首相、マレーシアのナジブ首相などASEANの9か国の首脳とも個別に会談し、経済やエネルギー開発、武器の供給を巡る協力などについて意見を交わしました。 ロシアは、ウクライナ情勢を巡って欧米との対立を深める一方で、中国や日本、ASEANなどアジア太平洋諸国との関係強化を図る姿勢を示しています。
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