習近平中共中央総書記(国家主席)の招待をうけ、金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員会委員長)が3月25日から28日にかけて中国を非公式訪問した。新華社が伝えた。 訪問期間中、習近平総書記は人民大会堂で金正恩委員長と会談を行ったほか、習近平総書記と彭麗媛夫人は金正恩委員長と李雪主夫人のために歓迎レセプションを開き、芸術パフォーマンスを共に鑑賞した。 李克強国務院総理と王滬寧中央書記処書記、王岐山国家副主席もそれぞれ関連した活動に出席した。 習総書記は会談で中共中央を代表して金委員長の初訪中を熱烈に歓迎。「金委員長の今回の訪中は特別な時機にあたり重大な意義を持ち、金委員長と朝鮮労働党中央が中朝両党・両国関係を大変重視していることを十分に示すものであり、われわれはこれを高く評価する」と表明した。 金委員長は「最近中国は重大な出来事、喜ばしい出来事が相次いでいる。昨年中国共産党は第19回党大会を成功裏
外交部(外務省)の耿爽報道官は9日の定例記者会見で、今年5月末に予定されている米国のトランプ大統領と朝鮮の最高指導者・金正恩氏の会談に関する記者からの質問に対して、中国側の見解を明らかにした。 【耿報道官】中国は米朝両国の直接対話という積極的な情報に対して歓迎の意を表す。朝鮮半島の核問題は今まさに解決に向けて正しい方向へと踏み出しているといえるだろう。 中国は関係者が対話と協議によって問題解決に尽力することに対し、十分な肯定と支持を表明する。8日に開かれた両会記者会見で王毅外交部長(外相)が指摘したように、今後、各方面の積極的な呼応と力を合わせて共に朝鮮半島情勢を改めて平和の軌道に、朝鮮半島核問題を改めて対話の軌道に乗せていくことが肝要だ。 中国は各方面が政治的な勇気を出し、政治的な決断を下し、必要で有益な双方、多方でのあらゆる接触を早急に展開し、朝鮮半島核問題の対話交渉による平和的な解決
携帯用ゲームアプリの開発を手がける「ヒットポイント」がこのほどリリースした新アプリ「旅かえる」が、中国で爆発的ヒットとなり、App Storeのダウンロード数がすでに1000万回を超えた。地域別では、中国が95%を占める一方で、日本はわずか2%にとどまっている。「週刊朝日」は29日付の報道で、ヒットポイントの担当者は、同アプリの異例の大ヒットについて、「スタッフ一同とても喜ばしく感じております」と答えたと伝えた。カエルには微信(Wechat)の話題をさらうほどのどんな魅力があるのだろうか?そして「旅かえる」は、中日の携帯用ゲーム市場のどのような現状と特徴を反映しているのだろうか?環球時報が報じた。 「煩わしさも手間も時間もかからない」が若者の心を鷲掴み 「煩わしさも手間も時間もかからない」。ホワイトカラーの周さん(27)は、「旅かえる」にハマった理由をそう説明し、「このゲームはハードルがと
スペイン・バルセロナで現地時間2月26日、世界最大級のモバイル通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2018」が開幕。世界の大手通信機器メーカー・クアルコム、華為(ファーウェイ)、中興(ZTE)、エリクソン、ノキアなどが成熟した第5世代移動通信システム(5G)の技術を披露している。業界関係者は、5Gの技術は成熟期を迎えており、2020年ごろには世界の多くの地で商用化されると予想している。5Gが正式に商用化されれば、世界の通信業やテクノロジー業の発展がさらに促進され、その経済効果は10兆ドル(1ドルは約106.6円)以上になるとさえ見られている。経済参考報が報じた。 成熟した技術が一斉披露 今回のMWCでは、5Gがキーワードの一つとなっており、成熟した技術や応用がたくさん披露されている。5G産業において、重要な役割を果たすメーカー・クアルコムは、数々の5G技術やモノのインタ
オーストラリアのターンブル首相が18日に日本を訪問する。双方は「訪問部隊地位協定(VFA)」締結についてハイレベル対話を行い、両国の軍事要員・設備の長期往来・配備を円滑化する。中国国際問題研究院の阮宗沢常務副院長は中国中央テレビ(CCTV)の取材に「この協定の締結は自衛隊にとって1つの突破口であり、海外展開力を高め、将来はオーストラリアで軍事演習を行うとみられる」と指摘した。 豪メディアによると、この広範な新協定は豪日両国間の軍事装備・弾薬の輸送を円滑化し、日本は豪ダーウィン港沖で演習を実施する可能性がある。日本メディアによると、日本は米国と長期駐留を前提とする日米地位協定を締結しているが、VFA締結は初となる。 阮氏によると、VFAは両国間の軍事協力を引き上げる特殊な取り決めであり、両国の軍事要員・装備の相手国での活動に法的地位を与えることが柱だ。もし日豪VFA締結が現実のものとなれば、
外交部(外務省)の17日の定例記者会見で、陸慷報道官が質問に答えた。 【記者】カナダと米国は16日、朝鮮戦争「国連軍」参加国を集め、バンクーバーで朝鮮の核問題に関する外相会合を開いた。会議は朝鮮に対する最大限の圧力を国際社会に呼びかけた。これについてコメントは。 【陸報道官】会議の発起国である米国とカナダが、いわゆる「国連軍」参加国の名で会議を開くのは明らかに冷戦思考であり、国際社会に分裂をもたらし、朝鮮半島核問題の適切な解決を推し進める共同の努力を損なうだけだ。朝鮮半島核問題を扱い、解決する主要ルートは依然として6カ国協議の枠組と国連安保理であるべきだ。国際社会が幅広くこの会議の合法性と代表性を疑問視しているのは、まさにこのためだ。 各国は朝鮮半島情勢に生じた得難い緩和局面を大切にし、朝韓の関係改善努力を支持し、情勢緩和、対話推進の面で注力すべきだ。ひたすら圧力を加え、孤立させるやり方が
韓国政府は先日、2015年末の韓日「慰安婦」合意について後続措置を発表。合意は「慰安婦」問題の真の解決にならないが、日本政府に再交渉は求めないとした。世論はこれについて、韓日「慰安婦」合意の事実上の否定であり、韓日関係改善は短期間では難しいかもしれないと指摘する。 韓国の康京和外相は9日ソウルで記者会見を行い、韓日「慰安婦」合意について「慰安婦」被害者たちの意思をしっかりと反映しておらず、「慰安婦」問題の真の解決にはならないと表明。一方で、両国政府の署名した公式な合意であることから、日本側に再交渉は求めないとした。 日本側が「慰安婦」財団に拠出した10億円については別に調達し、日本側拠出金の扱いについては日本側と協議するとした。また、「慰安婦」被害者と国民の意見を幅広く聴いた後に、「和解・癒やし財団」の運営計画を見直すとした。 康外相は「『慰安婦』被害者が終始待ち望んでいるのは日本の自発的
外交部(外務省)の陸慷報道官は11日の定例記者会見で、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題でもめ事を引き起こすのを止めるよう日本側に促した。 【記者】日本政府は本日、国籍不明の潜水艦が釣魚島から12カイリの接続水域に入ったが、中国の軍艦の可能性が高く、すでに抗議したと表明した。これについてコメントは。 【陸報道官】中国側の把握した状況では、本日午前、日本の海上自衛隊の艦艇2隻が赤尾嶼(日本名・大正島)北東の接続水域に相前後して入った。中国側は日本側の活動の全行程を追跡・監視した。現時点で日本側艦艇はすでに接続水域を離れている。 釣魚島及びその附属島嶼は中国固有の領土であり、釣魚島に対する中国の主権には十分な歴史的根拠と法理上の根拠があるということを改めて強調しなければならない。日本側のやり方によって、釣魚島が中国に属すという客観的事実はみじんも変わらず、釣魚島の領土主権を守る中国側の断固たる決意
中国の習近平国家主席は23日、中国公式訪問中のジブチのゲレ大統領と会談した。ゲレ大統領は、中国からの長年の支援に感謝。国連平和維持活動及び国際海賊対策協力への中国側の積極的な参加を称賛するとともに、中国が世界の平和と繁栄に極めて重要な役割を発揮していることに感謝した。また、中国が長年にわたり、自国が貧しく立ち後れていた時でさえもアフリカの安全と発展のために貢献してきたことを称賛した。(文:王義桅・中国人民大学国際関係学部教授。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載) ゲレ大統領の発言は多くの人の心の声だ。貧しく立ち後れていた時期も、富強化し始めた後も、中国は常に世界にプラスのエネルギーを貢献し、発展のチャンスを提供してきた。第19回中国共産党大会報告は、中国の特色ある社会主義は新時代に入ったと指摘した。中国の「新時代」は、中国が「国際社会の中心に日増しに近づき、人類のために一層の貢献をし続ける
外交部(外務省)の陸慷報道官は21日の定例記者会見で、台湾地区がオーストラリアと「自由貿易協定」(FTA)交渉を行う可能性がある件に関して、記者からの質問に答えた。 【記者】台湾地区がオーストラリアとFTA交渉を行う可能性がある件に関して、中国側の立場は。 【陸報道官】われわれは中国と国交のある国と台湾地区との、いかなる形の公的接触・往来にも断固として反対し、中国と国交のある国と台湾地区との、主権的意味合いと公的性質を持ついかなる協定の締結にも断固として反対する。われわれは関係国が台湾問題の敏感性と複雑性を十分に認識し、「一つの中国」原則をしっかりと遵守し、問題を慎重かつ適切に処理することを望む。(編集NA) 「人民網日本語版」2017年11月22日
中国外交部(外務省)の陸慷報道官は23日の定例記者会見で、オーストラリア側に対して、約束を順守し、南中国海問題で無責任な発言を止めるよう促した。 【記者】オーストラリア政府はこのほど発表した外交政策白書で、中国は地域の安全保障上の空白を埋めつつあり、危険の増加を招くとした。また、南中国海やサイバーセキュリティーにおける中国リスクを警告するとともに、第2次大戦後の「規則に基づく秩序」を中国は遵守しないと指摘した。これについてコメントは。 【陸報道官】オーストラリア政府が外交政策白書を発表した。全文を通読すれば、全体として中国の発展と中豪関係を積極的に評価しているが、南中国海問題で無責任な発言をしており、われわれはこれに重大な懸念を表明する。 (南中国海情勢について)実は客観的な姿勢で事実を受け止める人なら誰しも、南中国海情勢がすでに明らかに緩和と安定に向かっていることをよく分かっているはずだ
最近、中韓の頻繁な働きかけ合いに各方面の注目が集まっている。両国は10月31日、両国関係及び朝鮮半島問題に関する双方の意思疎通の状況について同時に発表した。11月11日と13日には、習近平国家主席と李克強総理がそれぞれ韓国の文在寅大統領と会談した。11月21~23日には、韓国の康京和外相が招待を受けて中国を訪問している。(文:蘇暁暉・中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載) 今年は中韓国交樹立25周年であり、本来なら両国の友好協力関係発展の重要な節目だった。だが昨年以来、THAAD問題の影響で両国関係に波瀾が生じた。たゆまぬ努力を経て、中韓はついにTHAAD問題の段階的取り扱いについて、いくつかの合意にいたった。今回の康外相訪中で、双方は中韓関係の障害を取り除くためにさらに踏み込んで意思疎通を行い、両国関係の改善・発展の推進に尽力している。 「相互尊重」
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