人生の終わりのための活動とされる「終活」。終活とは自分が人生を終える際、遺族による葬儀・財産分与が円滑に行われる様、あらかじめ準備するものである。誰しも迎える人生の終末、近年ではパソコンや携帯電話のデータについても対処法が問われている。 今月4日、kitamuraはWebサービス「ラストメッセージ」を開始した。これはユーザーが亡くなった後、パソコンや携帯電話に残されたデータ・個人情報の流出を防ぐ被害を妨げるためのサービスだ。ではどのようにしてkitamuraはユーザーの「死」を把握するのだろうか。 kitamuraは利用申し込みをしているユーザーに対して、毎週メール配信を行うという。メールが閲覧されることで、生存確認と位置づける。また予めサービス登録時に家族や友人を第三者「バディ」として立てておく必要がある。本人へのメール配信で一定の期間、閲覧が滞った場合、kitamura がバディに安否