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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (29)

  • 教授の「盗用疑惑」にも中京大学は「調査不要」でスルーの構え 「パクられた」フリージャーナリスト三宅勝久氏が徹底追及〈後〉 | JBpress (ジェイビープレス)

    〈(前略)予備調査委員会による調査を行った結果、告発により指摘された研究活動に係る不正行為の疑いがあることについては確認できなかったため、同規程に定める調査を実施しないことと致しました〉(中京大学・研究倫理委員会/2020年11月30日付け) 昨年7月から6回にわけて告発してきたフリージャーナリストの三宅勝久氏のもとに届いた「通知書」には、わずか5行の調査結果が記されていた。これは前回配信の「前編」で詳報した同大学・国際教養学部の大内裕和(おおうち・ひろかず)教授の“盗用疑惑”に対する大学側の結論だが、この文書だけでは疑惑を否定した理由がさっぱりわからない。 (前編)まさかあなたが――「弱者の味方」有名教授 にパクリ疑惑発覚 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65394 このまま「お咎めなし」なのか 冒頭で触れた通知書の後半に出てくる〈同規程〉と

    教授の「盗用疑惑」にも中京大学は「調査不要」でスルーの構え 「パクられた」フリージャーナリスト三宅勝久氏が徹底追及〈後〉 | JBpress (ジェイビープレス)
  • まさかあなたが――「弱者の味方」有名教授 にパクリ疑惑発覚 「パクられた」フリージャーナリスト三宅勝久氏が徹底追及〈前〉 | JBpress (ジェイビープレス)

    「学生ローン」とも揶揄される奨学金制度の問題を長年取材しているフリージャーナリスト・三宅勝久氏が、自著を大量に盗用された疑いがあることに気づいたのは昨年夏のことだった。 冒頭の「大内教授」とは、愛知県名古屋市にある中京大学国際教養学部の大内裕和(おおうち・ひろかず)教授(専門は教育学・教育社会学)のことだ。 大内教授は奨学金の返済に苦しむ若者たちや学生の貧困などを研究テーマにしており、格差社会を特集するメディアでたびたび取り上げられている。最近ではコロナ禍で発生した持続化給付金詐欺事件の背景についても報道番組などでコメントしており、学生らをい物にする「ブラックバイト」(違法性のあるアルバイト)の問題を指摘し続けるなど有名教授だ。 そんな“大物教授”が、盗用などするだろうか・・・。それが、三宅氏の話を最初に耳にしたときの筆者の素朴な疑問だった。 そもそも、原稿の盗用はバレたときのリスクが大

    まさかあなたが――「弱者の味方」有名教授 にパクリ疑惑発覚 「パクられた」フリージャーナリスト三宅勝久氏が徹底追及〈前〉 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 共産主義の理論は一体どこがヘンテコなのか 大きな矛盾を抱えて現実世界と乖離 | JBpress (ジェイビープレス)

    (筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家) 『日共産党 噂の真相』を読んで 私が参議院議員時代に国会秘書をしてくれたこともある篠原常一郞氏の著書『日共産党 噂の真相』(育鵬社)が出版された。読みやすい筆致で、私が知らないこともたくさん書かれていて、興味深く読んだ。 この中には、「労働者階級の歴史的使命」とか「前衛」などという懐かしい言葉も多く出てくる。「労働者階級の歴史的使命」というところでは、次のように記述されている。 〈レーニン(ロシア革命の指導者)は、前衛の意味をよく整理していました。彼はおおよそこんなことを言っています。「科学となった共産主義理論を労働者階級が自然に身につけることはできない。それは、労働者階級に外から持ち込まれなければならない・・・〉 〈資主義経済システムの歯車に組み込まれ、生活の糧を得るため毎日労働に従事しなくてはならない末端の労働者階級が、科学的で体系的な共

    共産主義の理論は一体どこがヘンテコなのか 大きな矛盾を抱えて現実世界と乖離 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 平成は「社会主義体制が完全に敗北した」時代 窮地に追い込まれた日本共産党の「社会主義革命」 | JBpress (ジェイビープレス)

    ロシアの首都モスクワで行われたメーデーの集会で、旧ソ連の独裁者ヨシフ・スターリンの肖像画を掲げる女性(2017年5月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kirill KUDRYAVTSEV〔AFPBB News〕 思えば平成は、世界の大激動の中で始まった。平成元年の1989年の11月には、東ドイツが自国の体制を守るために作った「ベルリンの壁」が崩壊した。この年は、ソ連によって政治、経済、社会体制が押しつけられた東欧の社会主義国の全体が崩壊し始めた年でもあった。 激動は、まずポーランドで始まった。ソ連の言いなりだった統一労働者党に代って独立自主管理労働組合「連帯」が政権を握った。ハンガリーでは、政権党の社会主義労働者党が党名を社会党に改称して社民政党化し、政権党の「指導的役割」を規定した憲法から同規定を削除した。東ドイツでは、社会主義統一党書記長だったホーネッカーが辞職に追い込まれ、「党の指

    平成は「社会主義体制が完全に敗北した」時代 窮地に追い込まれた日本共産党の「社会主義革命」 | JBpress (ジェイビープレス)
    vitamincba
    vitamincba 2019/03/30
    「ソ連、東欧諸国は社会主義国ではなかった。中国、ベトナム、キューバも社会主義国ではなく、今は社会主義を目指す途上にある国々だというのだ」「地球上に社会主義体制はなかった?」
  • 私の来店を速攻で“通報”した京都の食事処 京都では産経も「容共」的? | JBpress (ジェイビープレス)

    (筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家) 1月30日付の産経WESTに面白い記事が掲載されていたことを知った。 「京都五花街の一つ、先斗町(ぽんとちょう、京都市中京区)で、昭和39年から営業を続けてきた事処(どころ)『山とみ』が31日、のれんを下ろす」という書き出しの記事だ。この店には、京都南座(京都市東山区にある劇場)に出演する俳優らも飲みに来るといい、テレビドラマ「半沢直樹」のロケ地にもなったそうだ。 この店のおかみはなかなかの有名人だとのことで、同記事には次のようにある。「『山とみに乾杯』『おかみ、今までありがとう』 店じまいを4日後に控えた27日夜、1階カウンターやテーブルの約30席を埋め尽くした常連客らが名残惜しそうに酒を酌み交わした」とある。中には仙台から駆けつけた客もいたようだ。「山とみ」やおかみに対して、惜別の思いが込められた暖かみのある記事だと受け取った。 私はこの記事

    私の来店を速攻で“通報”した京都の食事処 京都では産経も「容共」的? | JBpress (ジェイビープレス)
  • 共闘はどうなる?民進党代表選に気を揉む共産党 野党共闘で一番得をしたのは共産党だった | JBpress (ジェイビープレス)

    共産党との共闘路線はどうなるのか? 間もなく民進党の新しい代表が選出される。報道によれば前原誠司氏がリードしているようだ。この代表選挙で最も注目を集めているのが野党共闘路線、なかでも共産党との共闘路線がどうなるかである。 枝野幸男氏は、共闘路線の維持を明確にしている。他方、前原氏は「政策、理念が違う共産党との共闘はおかしい」と述べ、「見直し」を表明している。 ただ前原氏が代表になったとしても、直ちに共産党との共闘路線が取りやめになると決まっているわけではない。「見直し」たが元通り、ということもあり得る。だから「打ち切る」とは言わずに、「見直し」としか言わないのだ。 しかも前原氏の推薦人には、小沢氏側近と言われる松木謙公氏や小宮山泰子氏も名を連ねている。小沢氏は、今年1月の共産党大会に出席して大歓迎を受けたように、野党共闘路線を維持・発展させる上で、今や共産党が最も頼りにしている政治家である

    共闘はどうなる?民進党代表選に気を揉む共産党 野党共闘で一番得をしたのは共産党だった | JBpress (ジェイビープレス)
  • 南シナ海で中国監視船がベトナム漁船を襲撃 またも一歩踏み出した中国海洋戦略 | JBpress (ジェイビープレス)

    2013年11月23日、中国は東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定し日韓国・米国との間の緊張を一方的に高めた。引き続いて12月5日、南シナ海の公海上で中国海軍空母練習艦隊を監視中のアメリカ海軍駆逐艦に、中国海軍揚陸艦が衝突危険距離まで急迫するというニアミス事件を起こし、アメリカとの緊張関係を再度一方的に高めた。 そして2014年元旦には、南シナ海の広大な中国“領域”を直接管轄する海南省が、中国国内法である「中華人民共和国漁業法」を実施する、という新規則を施行した(海南省が新規則を制定したのは東シナ海上空ADIZ設定から1週間後の11月29日だった)。 スタンガンや警杖でベトナムの漁民を制圧 南シナ海の“中国領”である島々・環礁ならびにそれらの周辺海域を管轄する海南省政 府の規則という形で制定された「海南省による『中華人民共和国漁業法』実施方法」に よると、「中国の支配権が及ぶ南シ

    南シナ海で中国監視船がベトナム漁船を襲撃 またも一歩踏み出した中国海洋戦略 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 韓国の暑い夏、再びブラックアウトの危機 「安くて豊富な電力」が売り物のはずが、原発停止で非常事態に | JBpress (ジェイビープレス)

    2013年6月7日、ソウルは朝から気温が上昇し、ついに30度を超えた。蒸し暑く不快だが、それでもまだ格的な夏の到来とは言えない暑さだが、ソウルにある電力取引所は朝から緊張感に包まれた。 午前9時14分に早くも予備電力が500万キロワットを割り込み、「電力警報」を出した。3日月曜日から、休日だった6日を除く毎日、「警報」が出る事態になった。 地下鉄やオフィスビルでは「エネルギー節約のため、温度を○○度に設定しており、ご理解をお願いします」という放送が流れる。 「まだ6月初めだというのに、真夏にはどういうことになるのか」。こんな声があちこちから聞こえてくる。 「安くて豊富な電力」は韓国が企業を誘致する際の最大の売り物の1つだった。ところが、一転して深刻な「電力不足」に陥っている。 「安全証明書」偽造で原発緊急停止 尹相直長官が「予想もできなかった事態」と語ったのは、原子力発電所の設備部品に対

    韓国の暑い夏、再びブラックアウトの危機 「安くて豊富な電力」が売り物のはずが、原発停止で非常事態に | JBpress (ジェイビープレス)
  • 社説:マレーシア選挙、割に合わない勝利

    (2013年5月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 国民戦線は接戦を制し、与党の座を守った(写真は6日、勝利宣言するナジブ・ラザク首相)〔AFPBB News〕 統一マレー国民組織(UMNO)を中心とするマレーシアの与党連合・国民戦線は同国史上最も激しい選挙戦を制し、56年間維持してきた与党の座を守り切った。 ただこれは、多大なる犠牲を払って手に入れた割に合わない勝利だったということになるかもしれない。 非公式な集計によれば、アンワル・イブラヒム氏が3党を短期間でまとめて作った野党連合の得票率は50%に達した可能性がある。80%という投票率からは、現状に不満を持つ有権者が投票所に足を運んだことがうかがえる。 人種に基づく政治に国民はうんざり 与党連合の勝利は、現職の強みによる部分が大きかった。選挙の前には予算のバラマキを行い、メディアに対する強い支配力を存分に利用した。選挙区の区割りは

  • 激増する移民、路上にあふれる物乞い 組織的な人身売買か~北欧・福祉社会の光と影(1) | JBpress (ジェイビープレス)

    欧州では、路上で物乞いをする移民が増え続けている。各メディアが「ツナミのように押し寄せる移民」だの「エスカレートする侵略」だのと書きたてるほどだ。 北欧でも、これまでストックホルムやコペンハーゲン、オスロなど首都圏付近の大都市でしか見られなかった物乞いが、最近はより規模の小さい都市でも目につくようになった。 ほんの数年前までは、物乞いの大半が中年以上、高齢であったように思うが、近年は10代から20代の若者の姿も目につく。筆者は高校で日語を教えているが、教室に座っている生徒たちとほぼ同年代の若者たちだ。 彼らの多くは、ルーマニアやブルガリアなど東欧からの流入者だ。 家族が生き延びるために物乞いするしかない若者 筆者が住む人口10万ほどの小都市の路上で、通行人から小銭を集めているのは21歳のアントンだ。ルーマニアから来たという彼は、高校で電気技術の勉強をしたという。 「家族が生き延びるために

    激増する移民、路上にあふれる物乞い 組織的な人身売買か~北欧・福祉社会の光と影(1) | JBpress (ジェイビープレス)
  • マイナス金利の世界に踏み込むデンマーク

    (2012年8月24日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 金融危機以降に取られた数々の目を見張る政策の中で、最も異例なものの1つは、ほとんど気付かれないまま実行された。デンマークが導入したマイナスの政策金利である。 ユーロとの厳格なペッグ制を維持するため、デンマーク国立銀行(中央銀行)は先月、銀行の主な預金金利――譲渡性預金(CD)金利――をマイナス0.2%に引き下げた。 デンマーク国立銀行は、ほとんど選択の余地がないと感じていた。投資家がユーロ圏外の逃避先、つまり、ユーロに関する為替リスクがなく、単一通貨の崩壊に対する安上がりな保護を提供する場所を求めてデンマークに殺到していたからだ。 世界が注視するデンマークの政策、ECBなどが追随する可能性も マイナス金利への動きは、世界中の中央銀行に注意深く監視されている。「我々がこれほど人気を集めたことはなかった」と、あるデンマークの政策立案者は

  • 韓国電力が天文学的赤字、政府機関を提訴へ 政府は「実力社長更迭」で対抗か | JBpress (ジェイビープレス)

    2012年は韓国の夏も暑かった。7月末から8月にかけては連日気温が35度を超えた。オフィスでも家庭でもエアコンがフル稼働状態だったが、韓国政府は「力ずくの節電」で昨年夏の「ブラックアウト直前の悪夢」再現を阻止している。 一難去ってまた一難。今度は「格安電気料金」のせいで、天文学的な赤字を抱える韓国電力が政府に反旗を翻した。 大臣より偉い韓国電力社長 「韓国電力社長、更迭か」――。2012年9月4日。韓国の主要紙にこんな記事が一斉に掲載された。韓国の独占電力会社である韓国電力の金重謙(キム・ジュンギョム)社長(62)が就任からわずか1年で更迭される可能性が高まり、政府が後任人事の検討に入ったという内容だ。 韓国電力は上場企業だが、政府が51%超の株式を保有する公企業でもある。人事権は政府が握っており、昨年、金重謙氏を「大物社長」として迎え入れた。 何が大物かと言えば、李明博(イ・ミョンバク)

    韓国電力が天文学的赤字、政府機関を提訴へ 政府は「実力社長更迭」で対抗か | JBpress (ジェイビープレス)
    vitamincba
    vitamincba 2012/09/06
    「韓国電力が購入するコストは、発電コストをもとに電力取引所などが算定する。一方で、韓国電力が販売する価格(電力料金)は、政府が決めることになっている」
  • ついにとどめを刺される「全学連」 東大の自治会が引き起こす社会運動史上の大事件とは | JBpress (ジェイビープレス)

    「全学連(全日学生自治会総連合)」という名前には、2つの見方がある。かつて学生運動に身を投じた、60歳を超える人たちには善かれ悪しかれ大学時代を象徴する、学生運動の拠点。60歳から40歳くらいの人には、時代遅れの連中が左翼ごっこをする舞台程度にしか見ていない人が多いだろう。それより下の世代で知っているのは、いわゆる共産趣味者(左翼を観察する趣味の持ち主のこと)か、今なお残る(政治)活動家くらいではないだろうか。 現在5つある全学連の中で最大の規模を持つとされるのが、「民青系全学連」と呼ばれる全学連である。民青とは、正式名称は日民主青年同盟といい、「日共産党の導きを受ける」青年政治組織である。その民青が執行部で主導権をとるため、民青系と呼ばれる。その民青系全学連が近く解散する可能性が高くなってきた。 引導を渡すのは、「東京大学教養学部自治会」(通称「東C自治会」)だ。代々民青が執行部を

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    vitamincba
    vitamincba 2012/05/29
    「運命論的拒否」「居場所性」
  • フランス大統領選:かなり危険なオランド氏

    (英エコノミスト誌 2012年4月28日号) 次期フランス大統領の座を射止めそうな社会党候補は、フランスにも欧州にも悪影響を及ぼすだろう。 フランスは、欧州連合(EU)を動かす独仏エンジンの片割れだ。ユーロ危機では、節約的な北部諸国と浪費的な南部諸国の間、債権国と債務国の間に立ち、キャスティングボートを握ってきた。しかも、大国でもある。 仮にフランスがユーロ圏内で次のトラブルに見舞われる国になるなら、単一通貨ユーロの存続そのものが疑わしくなるだろう。 フランス大統領選で、社会党候補のフランソワ・オランド氏が勝利を収めそうなことが大問題となる理由は、そこにある。4月22日の第1回投票では、オランド氏は現職のニコラ・サルコジ氏を僅差で上回るにとどまった。 だが、オランド氏は5月6日の第2回投票で勝利を収めるだろう。というのも、ジャン・リュック・メランション氏らに投じられた極左票をすべて吸い上げ

    vitamincba
    vitamincba 2012/05/01
    「これほど強硬に変革を嫌うフランス大統領は、ユーロ存続のためにいずれは受け入れなければならない痛みを伴う改革を実行しようという欧州の意志を損なうということだ」
  • 中国の戸籍制度改革は「金持ち優遇」 お金も学歴もない出稼ぎ労働者の間で募る不満

    (2011年9月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 深圳のエレクトロニクス製品工場で働くトン・チャンボ氏は、4歳になる息子を地元の公立校に通わせるのに必要な書類を、800キロも離れた故郷の湖南省まではるばる取りに行かねばならない。 31歳のチャンボ氏は好況に沸くこの街に住んでほぼ10年になるが、同市の「都市戸籍(居住権)」を持たないため、彼の子供は自動的には公立校に入学できないのだ。 中国南端の広東省には3700万人もの人々が他の地域から移り住んでおり、その多くは、複雑な申請制度にのっとって居住権を得るのに必要な「ポイント」を稼ぐためならどんな苦労もいとわない。中には、宝くじのような都市戸籍を得る可能性を高めるために献血までする人もいる。 広東省の2大都市である深圳と広州で都市戸籍取得の門戸を広げるために導入された規制がこのところ、正反対の結果を生んでいるとして批判を浴びている。学位

  • 共産党本部から「中央拠出金」が消えている 「クリーン」なはずの政党が裏金づくり? | JBpress (ジェイビープレス)

    共産党は、多くの人に支持されている党とは言えない。しかし、一部だが当に素晴らしい地方議員がいるのも確かだ。 住民のために体を張っていると言ってよい献身的な政治活動によって、支持者に「共産党は嫌いだが、あの人には投票する」と言わしめる議員がいる。「自民党や民主党から出ていれば、市長も狙えるのに」と残念がらせる議員が各地にいる。そうした議員が共産党の支持率を下支えしているのは、政治に関わる者の常識だろう。 一流の地方議員にとって、「日共産党」の看板は選挙時に足を引っ張る存在でしかない。しかし、支持者が「離党した方があなたのためになる」と言っても、その議員が首を縦に振ることはない。 彼らは日の政党の中で、日共産党が最も国民のためになる政治をする党だと確信し、入党している。最初から議員になろうと考えて入党する人は、ほぼゼロに近いだろう。そして党活動を頑張っているうちに、党から選挙の候補

    共産党本部から「中央拠出金」が消えている 「クリーン」なはずの政党が裏金づくり? | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「セレモニー」を事故に変えてしまったあの暴言 想定外すぎて対応できなかった新聞記者たち | JBpress (ジェイビープレス)

    前回の「セレモニー記事」について、こうした「取材先が用意した取材用のメディアイベント」が報道に与える弊害をもう少し書いておきたい。 7月3日に訪問先の岩手県庁や宮城県庁で暴言を吐いて辞任せざるをえなくなった松龍元復興相の言動を、新聞各紙が最初どう報道していたかを点検してみて、これが典型的な「セレモニー」だったことに気づいた。 驚いたことに、朝日、読売、毎日ともまったく松発言を初報で「問題だ」と認識した形跡がない。暴言であるとすら提示してない。読売に至っては、放言あるいは暴言であると提示すらしていないし、毎日の記事を読むと松大臣はずいぶん立派な人物に見える。 発言の翌日、7月4日になって騒ぎが広がって、あわててその論調で同日夕刊をつくった。つまりインターネットを含むほかのマスメディアの動きを見て「問題だ」と言い出した。そして5日には松大臣の陳謝を各紙が大々的に伝えた。 要するに、3社

    「セレモニー」を事故に変えてしまったあの暴言 想定外すぎて対応できなかった新聞記者たち | JBpress (ジェイビープレス)
    vitamincba
    vitamincba 2011/08/11
    「」「読売はもっと意味不明である」「毎日に至っては、完全に方向を反対に間違えた、悲惨な記事としか言いようがない」
  • 記者たちが延々とパクリを繰り返す理由 読者ではなく社内を向いている致命的な目線 | JBpress (ジェイビープレス)

    前回「陸前高田市の一松」を題材に、新聞やテレビ報道がひどい「人まね」「パクリ」を繰り返していることを書いた。が、またその後、7月7日(=七夕)になって朝日新聞が実にメルヘンチックに美しい「一松と天の川」の写真を掲載していて、脱力した。どうやら、この人たちは気でこれが「いい記事」だと信じているようだ。 さて、こうした3.11報道で顕著になった、新聞テレビが陥っている粗悪な記事のパターンを雑駁に分類してみた。 (1)パクリ・人まね記事 (2)セレモニー記事 (3)パチカメ記事 (4)カレンダー記事 (5)えくぼ記事 記者たちは奇跡的に同じ場所に集まったのか? (1)についてもう少し述べておく。「一松」のように「地元名所」になって「みんなが知っている」話を独自ダネのつもりで出してみたら、同じ記事が他紙にも出ていた、というやむを得ないことはある(それでも2回目以降はパクリだが)。

    記者たちが延々とパクリを繰り返す理由 読者ではなく社内を向いている致命的な目線 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 松本復興担当相の辞任騒動に見る民主党の「闇」 メディアはなぜ暴言を報道しなかったのか | JBpress (ジェイビープレス)

    龍復興担当相が、被災地を訪問した際の暴言を批判されて辞任した。特に大きな反響を呼んだのは、宮城県の村井嘉浩知事を訪ねたときの発言だ。 <(漁港を)3分の1から5分の1に集約すると言っているけど、県でコンセンサス得ろよ。そうしないと我々何もしないぞ。だからちゃんとやれ。そういうのは。 お客さんが入ってくる時は、自分が入ってからお客さん呼べ。いいか。長幼の序が分かっている自衛隊ならそんなことやるぞ。分かった?> 暴走した復興担当相 まるで酔っぱらった上司が部下を叱っているようだが、これを閣僚が公式の席で知事に面と向かって発言したのである。おまけに<今の最後の言葉はオフレコです。書いたらその社は終わりだから>とメディアを脅している。 これに先立って、岩手県庁ではサッカーボールを持ってきて知事に向かって蹴り、「キックオフだ」と悦に入っていた。知事との会談では「九州の人間だから、東北の何市がどこ

    松本復興担当相の辞任騒動に見る民主党の「闇」 メディアはなぜ暴言を報道しなかったのか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 分裂の危機にあるベルギーはEUの縮図 南北の対立から生じる不信感 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年6月12日号) ベルギーは今再び、欧州連合(EU)の縮図となっている。それも良い意味ではない。 ベルギーが2007年に前回の総選挙を実施した時、連立政権が格的に発足するのに282日を要した。同国は6月13日に総選挙を控えていた*1。今回の連立政権の樹立は、前回以上に困難を極める可能性がある。 ベルギー北部のフランドル(フランダース)地方に住むオランダ語圏の国民の間では、事前の世論調査はバルト・デベーベル氏の優勢を示していた。 デベーベル氏は大衆迎合的なタフガイで、ベルギー南部ワロン地方に住むフランス語圏の国民のことを、倹約家のフラマン人からの送金に溺れる「依存者」と呼んでやまない人物である。同氏は税制、福祉制度、さらには公共支出の大部分を2つに分離したい考えだ。 国王とベルギーという国家の存続は当面認めるものの、フランドル地方の「自然な発展」は独立国家になる