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2010年3月7日のブックマーク (2件)

  • 僕たちの思うようにならないモノ - 地下生活者の手遊び

    前回エントリの補足やらなにやら 科学と宗教の機能的相同性 現代に生きる僕たちは、科学というものを総体として「信じる」のが多数派ではにゃーかと思いますにゃ。個々の科学者は確かに名誉欲や権力欲、金銭欲に駆られた存在かもしれにゃーが、客観的なる自然というものは厳として存在し、その自然を追求するほぼ唯一の方法が科学なのだから、科学を「信じる」しかにゃーわけだ。 代替医療やニセ科学を信じ込んで現代科学を否定するヒトタチは確かにいるけれど、彼らが現代科学を否定しているのは陰謀やら権力が科学に介在していると思いこんでいるからであって、実は科学そのものを否定しているわけではにゃー。むしろ彼らは科学が大好きといっていい。 僕たちの思うようにならにゃー自然というものは確かに存在し、それを探求するのが科学ですにゃ。僕たちニンゲンの思い通りにならにゃーものはある。自然の前で僕たちニンゲンはあまりにも矮小であるとい

    僕たちの思うようにならないモノ - 地下生活者の手遊び
    PledgeCrew
    PledgeCrew 2010/03/07
    「1984」の世界とは「現実の解釈」が「現実」にとってかわった世界。指導者の御心ひとつで昨日の敵は今日の友、あるいはその逆となる。つまるところ相対主義の果てとしてのシニシズム
  • 近衛読書中隊 中江丑吉の人間像

    阪谷芳直・鈴木正編『中江丑吉の人間像 兆民を継ぐもの』風媒社 何処で読んだか忘れたが、中江兆民は息子が車引きになってもいいように丑吉という名前をつけたと記憶している。しかし姉は千美といい、弟の娘には猿吉(えんきち)と名付けているところから、ただの珍名マニアだった可能性もある。千美は学校の成績が良かったが、終業式で「右総代中江チビ」と呼ばれるのが嫌でたまらなかった。中江家ではネグロという黒を飼っていた。朝になると皆が自分の掛け布団の裾を少しあけて、ネグロを呼び、誰の所へ来るかはに任せて、人の所へ行っても文句は言わないという規則があった。しかしネグロは丑吉の寝床へは絶対やってこなかった。丑吉に体中をしつこくいじくりまわされるのが嫌だったからだ。丑吉は時々癪にさわり、規則を破ってネグロを捕まえて自分の床へ持ってくるのだった。父はいけないと言い、姉は怒り、母だけが丑吉を弁護した。千美が丑吉を幼

    PledgeCrew
    PledgeCrew 2010/03/07
    中江丑吉は戦争中に死亡。惜しい人の一人。時間があったら調べてみたい