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ブックマーク / nessko.hatenadiary.jp (4)

  • 「ファシズム」のインフレ? - 一人でお茶を

    第一次世界大戦の末期、「提督たちの反乱」と呼ばれた無謀な出撃作戦に反対した水兵たちが蜂起、アホな上官の妄動を阻止した水兵たちの「兵士の革命」に講和を願う労働者たちが合流、事実上の無血革命が起き、当時最も民主的と評される憲法の下ワイマール共和国が誕生する。しかし、政治面では安定せず、議会政治は麻痺しかかっていく。既成政党に不満を持つ人たちの中からナチ党に期待する人たちが増え始める。その背景に「社会主義」のインフレという現象があった。引用部の "あのシュペングラー" というのは『西洋の没落』を書いたシュペングラーのこと。 「社会主義」のインフレ 大戦後、左翼陣営では、社会主義理念のインパクトが共産主義という新理念の出現で薄れたが、逆に右翼勢力の一部に「社会主義」がはやるようになった。あのシュペングラーも1919年に『プロイセン主義と社会主義』を出版した。シュペングラーはもちろん、マルクス主義的

    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/11/20
    イタリアのファシズムはそもそも雑多でいいかげん、人種主義がないのはアーリアのような神話が成立しえないから、権力維持のために社会福祉のような人気取りをやるのも当然なわけでそんなことは評価の対象にはならん
  • ノイエ・フォトグラフィー 1920-30年代のドイツ写真 - 一人でお茶を

    丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ行く。「ノイエ・フォトグラフィー 1920-30年代のドイツ写真」を展示中。 白黒写真に捉えられた当時のドイツの断片。人々、植物、器具、建物、時代の光景など、いずれも黒鉛筆で丹念に描かれた絵のような質感で迫ってくる。 もっとも印象深かったのはカール・ブロスフェルトの撮った植物の写真。まるで彫像のような見え方、しかしじっと見れば見るほど人の技ではない、神の冷酷と冷徹さを感じ入る自然の形。 後でパンフレットを読んでみると、美術学校での彫塑の授業の教材として用いられた写真だそうで、彫刻作品を連想させるのはそのせいか。そういえば、昔の工芸に植物を連想させるような形のものが目立った時代があったようだが、ランプとかね、このころだったのだろうか。どうなんだろう。 ニワトコの写真が、まるでいやーんとはずかしがって顔を隠しながら指の隙間からこちらを見ているようで、特に気に入った私

    ノイエ・フォトグラフィー 1920-30年代のドイツ写真 - 一人でお茶を
  • 映画『靖国』と二人の議員 - 一人でお茶を

    刈谷さんは毎日新聞の取材に「映画は刀作りのドキュメンタリーと聞いていた。李纓監督はもう信用できない。出演場面をカットしてほしい」と話した。 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080411k0000m040111000c.html こういう行き違いはドキュメンタリー作品にはよくあることなのだろうと想像されますね。単なる映像記録というのではなくて、ドキュメンタリー作品いうことになると、作り手が現実から切り取った映像を使って自分の考えなり感覚なりを表現するということになるわけだから、被写体になった側からしてみれば出来上がった作品みてみると「何でこうなるの?」になるというのは、あるでしょう。 これは作り手と撮影される側の問題で、場合によっては争うことになるのかもしれませんが、ドキュメンタリー作品にはついてまわる難儀なのでしょう。 ただでさえ難儀はつきまと

    映画『靖国』と二人の議員 - 一人でお茶を
  • 稲田朋美衆院議員 - 一人でお茶を

    サンプロでも映画『靖国』上映中止を取り上げていたが、田原総一朗によれば騒ぎの発端になったともいえる稲田朋美衆院議員にも出演依頼したのだが応じてもらえなかったとのこと。 そして、今になって稲田議員が試写の要求はしていないと言い分けしているのをおかしいんじゃないかともいってた。 上映中止のきっかけと指摘される国会議員向け試写会が3月に開かれた経緯を問われると、「文化庁所管法人の助成金が支出されたことを週刊誌の報道で知り、『映画を見せてほしい』と文化庁に求めたが、『公開前に』とか『試写を開いて』などとは言ってない」と釈明。「試写会が開かれたのは、文化庁と配給会社の判断だ」と述べた。 四国新聞社 上のような弁明を繰り返しているのですね。 稲田議員は、まじめで正義感が強い人に見えるのだが、なぜか『正論』あたりに感化されて『つくる会』な方向へ思い込みが傾いているようで、いわゆる草の根右翼というか右派市

    稲田朋美衆院議員 - 一人でお茶を
    PledgeCrew
    PledgeCrew 2008/04/07
    「反日」という言葉
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