米Markle Foundationは、医療情報の電子化に対する米国民の意識などを調査する最新レポートを発表した。インターネット上で自分の診療記録やカルテなどの閲覧を希望する人は多いものの、プライバシー保護やセキュリティの確保が強く求められている。 同レポートは、Lake Research PartnersおよびAmerican Viewpointが、1,000名以上の米国民を対象として先月中に実施した調査に基づくとされる。調査結果によれば、可能なら自分の診療記録やカルテをチェックしてみたいと回答した人は、全体の89%に上っており、65%の回答者はインターネット上で電子的に閲覧することを希望している。40歳未満の調査対象者に限るならば、7割以上がオンラインでの個人医療情報のチェックを望んでいるとされるものの、60歳以上の調査対象者の間でも、過半数がインターネット上での医療記録の閲覧を希望し