最近、わたしがフェミニズムに求めているのはこういうことだなぁ〜と思う本に2冊立て続けに出会った。『仕事とセックスの間』という玄田有史さんと斎藤珠里さんの書籍と中村うさぎさんの『わたしという病』。 まずは、『仕事とセックスの間』をみてみたい。 『仕事とセックスの間』での玄田有史さんが発するメッセージ。 セックスはきわめて個人的なことがらではあるけれど、だからといって、すべてが個人の問題といえない面もある。どこか知らずしらず、自分も気づかないところで、何観社会のありようによって、個々人のセックスが左右されているかもしれない。 日本は世界的にも珍しいくらいに、セックスをしない国、セックスレス大国になっているようなのだ。 それを受けてフランスに住む斎藤珠里さんは日本とフランスのカップルと女性について調査結果と体験についてのべる。 既婚就業者のうち、セックスレスの状態にある割合は、45.2%に達して