サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
adv.yomiuri.co.jp
marie claire(マリ・クレール)は「ゴルフを通じて自然にふれ、人と地球についてあらためて考える」をテーマに、SDGs週間の9月25日、「marie claire sustainable open golf 2023」を開催しました。
ALLKODOMO・中高生 The Japan News YOMIURI BRAND STUDIO よみバズ デジタル Y x S marie claire TV・動画 プロジェクト 広告賞
(Mon Feb 06 10:00:00 JST 2017/No.849 マーケボン) 〈最終回〉仕事がつらい 『〆切本』(左右社) 平塚元明 マーケティングプランナー 数年前、人間ドックの検査結果表を見て苦笑したことがあった。数値がずらりと印刷された大判の用紙、幸いにして深刻な所見は見当たらず、ほっと一安心。あれ、ちょっとまてよ、なんだこれ。「診察」の欄に目がとまる。医師と対面で行う簡易な問診があってその要約を記すところ、そこにポツンと「仕事がつらい」の文字。 「ずいぶん不規則な生活ですねぇ」と事前記入の問診票を見て若い医師。同業の大半は同じようなことを言われているだろう。医者に褒められるような生活をしている人を多く見かける業界ではない。そうですね、〆切(しめきり)が近づくと大変で、どうしても深夜、場合によっては明け方まで仕事をしてしまいます、さすがに若い頃のように徹夜するのは厳しくな
(Fri Aug 05 10:00:00 JST 2016/2016年8・9月号 マーケボン) チームを動かす 『偉大な指揮者に学ぶ 無知のリーダーシップ』(イタイ・タルガム著・日経BP社) 平塚元明 マーケティングプランナー 広告会社の仕事が年々複雑さを増しているということなのだろう、最近いただいた名刺を見ても、業務のどのあたりを担当している人なのか、すぐにはちょっと見当がつかない……ということが増えてきた。 営業、マーケ、制作、SP、PR、媒体、昔はだいたいこれで現場の用は足りていたが、このところ新しい肩書がどんどん登場していて、中には名刺交換の後、ひとしきり解説をきいてもよく理解できないものもあって、いろいろと面食らう。 プレゼンにのぞむチームも、肩書の増加に伴って以前よりも頭数が増す。案件によっては、広めの会議室が満杯の定員超過、オイ新人、隣の会議室から椅子をとってこい、となる。
TOP >特集 特集 Page Top
[都道府県上位3紙(PDF 計1ページ ※日本ABC協会「新聞発行社レポート 半期」2014年1月〜6月平均)]は こちらからダウンロードできます。 PDF Download (Size : 817KB)
企業を語るのは商品広告 ――競合プレゼンが広告をダメにしていると言う話を聞きます。 クライアントが喜ぶような広告を、ぼくは接待広告と呼んでいます。消費者をいい気持ちにしなければモノは動かないのに、「社会に貢献する」とか「明日をつくる」とか、企業をいい気持ちにさせる広告がまかり通っている。広告のつくり手としては、その方が仕事が通りやすいという理由です。しかし、今、業績のいい企業はトップがいいということもあるけど、ちゃんとお客さんの方を向いていますよね。 それから、企業はカルチャーをまといたがるけど、商品を通じて生活や文化を提案していくのが企業で、商品を語らずして文化を語る時代はもう終わってます。結局、工業製品を売っているわけですよ。その工業製品をもっと未来の生活文化に対する提案としてすばらしいものにしていくのが企業の務めであるし、一番美しい。 ――最近、株主対策の広告、IR広告が重要
消費のパラダイムシフトが起こっている。その中で広告は何をなすべきか。広告の機能と役割が改めて問われている。企業と消費者の広告意識の変容と広告の力を再生させる視点を探る。 4月に発行された「消費者に無視されないアンダー・ザ・レーダー型広告手法」(東急エージェンシー出版部)は、消費者の広告に対するレーダーをどうかいくぐって広告を届けるかという本だ。アメリカの広告会社カーシェンバウム・ボンド&パートナーズの二人の経営者によって書かれた同書を翻訳したのが、コピーライターの仲畑貴志氏。同書の主張と自分の考え方に重なる部分が多いという仲畑氏に、現在の消費者は広告をどう見ているのか、それに対して広告のつくり手はどういうアプローチをしているのかを聞いた。 ――消費者のレーダーに引っかからない広告づくりが必要だというのは、日本にも当てはまることですね。 言い方が違うだけで、ぼくが今まで言ってきたことといっ
(Fri Dec 05 10:00:00 JST 2014/2014年12月・2015年1月号 マーケボン) 〈そもそも〉について 『ここらで広告コピーの本当の話をします。』(小霜和也著/宣伝会議) 平塚元明 マーケティングプランナー 近所に自動車学校があって、道を歩いていると路上教習中の車をよくみかける。都内の道路は交通量も多いし、道もいろいろ複雑だからさぞかし大変だろう。私は、東京で免許を取得できる気がまるでせず、大学の春休みにわざわざ実家に帰省して田舎の自動車学校に通ったのだった。何しろ身体が不器用で、自動車の複雑な運転動作をうまくこなす自信がない。小学校のクラスにいたでしょう、逆上がりのできない子が二人ほど。目方が重くて上がらないのはまあ仕方がないが、私はそうではない方で、せめて田舎の交通量が少ない道路にしたかったのだ。意気地なし。 自動車学校1日目。え、もう乗るんですか。春休み
(Thu Jun 05 15:45:00 JST 2014/2014年6・7月号 広告日和) 腕時計をなくした喪失感を書いていたらアイデアの考案と似ていた 澤本嘉光 電通 コミュニケーション・デザイン・センター エグゼクティブ・クリエーティブディレクター/CMプランナー 腕時計をなくした。もう10年以上前に購入した、当時の僕の立場にしては高額だったがその障害を乗り越えてでも手に入れたかった腕時計だ。そいつは、ある日、こつ然と僕の前から姿を消した。 探し物のヘタクソな僕にしては珍しいくらい真剣に家の中を隅から隅まで探し尽くし、数日前からたどった道や訪ねた場所をたどり尽くし訪ね尽くした。タクシー会社にも鉄道会社にもすべて可能性のある所は連絡して行方を探した。見つからない。不安が募る。 数日が経った。映画「プリズナーズ」ではヒュー・ジャックマンが、行方不明になった子どもの発見は1週間を過ぎると
(Wed Feb 05 14:00:00 JST 2014/2014年2・3月号 広告日和) 広告を依頼する立場になってわかった「軸の塔」を立てる大切さ 澤本嘉光 電通 コミュニケーション・デザイン・センター エグゼクティブ・クリエーティブディレクター/CMプランナー クライアントになってみました。 正確には自分は予算を出した訳ではないので、クライアントの気分になってみました、ということなのですが。 映画「ジャッジ!」の脚本を書かせて頂いて、1月中旬から公開でした。僕は広告が本業、自分でこの映画の広告まで関与するという手もあったのですが、そこは「それぞれの業界にはそれぞれの適切なやり方があるのだろうから、出しゃばりすぎないようにしないと」と考えて映画の方々に基本はお任せしてみました。つまり広告の依頼側です。クライアントさん。これ、やってみたら、いろいろな事が身にしみてわかりました。忘れる
(Tue May 28 12:00:00 JST 2013 /2013年6・7月号 ojo interview) 市耒 健太郎 氏 博報堂 クリエイティブディレクター 雑誌『広告』 編集長 理性と感性を融合させて“ストーリー”を語ろう 「恋する芸術と科学」。博報堂が発行する雑誌『広告』の新しい編集長に30代で就任した際、掲げたテーマだ。「広告とマーケティングの土壌が現在、大きく変わっている。クリエイティブといわれているものを一回、解体しなければならない」と思っている。広告業界が持つ過去からの優れた資産と未来とがどうぶつかっていくのか。「壊す側に新しい人を呼び込み、新しい創造力を入れて新しいビジョンを出して新しいストーリーテリングをしようよ」と。 美術大学への進学をいったんは断念して入学した大学のゼミで、知識創造、組織と個人のイノベーションを研究するうちに、「作り手を分析するのではなく
(Mon Aug 05 14:00:00 JST 2013/2013年8・9月号 広告日和) カンヌでの「ジャッジ」体験とアイデアの基本ルール 澤本嘉光 電通 コミュニケーション・デザイン・センター エグゼクティブ・クリエーティブディレクター/CMプランナー カンヌの審査員をしてきました。カンヌ国際広告祭。正式には「カンヌ インターナショナル フェスティバル オブ クリエイティビティ」ですが、面倒くさいのでカンヌとしておきます。 実はこの夏、自分が脚本を書いた映画が撮影になります。タイトルは「ジャッジ!」。内容は、いくつかの海外の広告賞の審査をして来ての「何じゃこりゃ?」や「感動した!」がもとになっています。「これ、『12人の優しい日本人』みたいじゃないか」と、挙手しながら思ったのがきっかけ。5年以上前に書き出した脚本なので、この映画化のタイミングに、カンヌの審査をまた経験出来たのは、「
(Fri Jan 25 12:30:00 JST 2013/2013年2・3月号 CURRENT REPORT) 独創的な出版物が熱烈なファンを獲得 新聞広告で40年の「重み」と「深さ」表現 〈第17回読売出版広告賞大賞受賞〉 国書刊行会 社長 佐藤今朝夫 氏 海外文学、幻想文学、歴史からミステリー、SF、ホラーなど幅広いジャンルで独創的な書籍を刊行する国書刊行会が昨年秋、創業40周年を迎えた。読売新聞に掲載した40周年の告知広告は、2012年の第17回読売出版広告賞で大賞を受賞した。国書刊行会を創業し、現在も経営の指揮をとる国書刊行会社長の佐藤今朝夫氏に同社の書籍の個性と強みを聞いた。 ──2012年9月から創業40周年フェアを開催するとともに、新聞に創業40周年の告知広告を掲載されました。 創業40周年フェアでは、各界著名人60人に「私が選ぶ国書刊行会の3冊」を選んで、それぞれにコメ
(Mon Jan 28 12:30:00 JST 2013/2013年2・3月号 広告日和) オヤジギャグとアイデアと〜“馬鹿”許容のススメ 澤本嘉光 電通 コミュニケーション・デザイン・センター エグゼクティブ・クリエーティブディレクター/CMプランナー 毎回のように言い散らかしては終えているコラムなのですが、今回は特に相当な仮説を書くので、いい加減だと思いながら読んでくださると気が楽です。 年齢を重ねることによる特典は羞恥心を失って行くことだとよく人に言っています。これは、なぜオヤジはオヤジギャグや駄洒落を恥ずかしげもなく言えるのだろう、と考察した結果として得たものなのですが、自分が年齢を増してくるごとにそれは身を以て実感しています。 つまり、そこで仮につまらないことを言っても、そこそこ年齢を重ねた今としては失うものがない、というか、今さら失っても特に大勢に影響のないもの、たとえば
(Mon Jan 28 12:15:00 JST 2013/2013年2・3月号 Creativeが生まれる場所) “ReBORN クラウン”で商品と企業広告合体のスケール感 [トヨタ自動車] シンガタ クリエイティブディレクター 佐々木 宏氏 1955年の発売以来、黒塗りの高級セダンのイメージが強いトヨタ自動車「クラウン」だが、今回の新型発表では車体色にピンク色が採用され、発表2日後の読売新聞朝刊の一面からテレビ面の広告をジャックするなど、大きな話題を集めた。一連の展開で注目すべきは、この新車発表自体が先行して行われていた企業広告「ReBORN」の一環であることだ。企業のメッセージと商品広告を一体化する新たなキャンペーンの取り組みについて、クリエイティブディレクターの佐々木宏氏に聞いた。 ──佐々木さんとトヨタのかかわりも長いですよね。 僕は28歳で新聞雑誌局からクリエーティブ局に移っ
(Wed Jan 23 12:00:00 JST 2013/2013年2・3月号 マーケボン) ステマ(笑) 『詐欺とペテンの大百科』(カール・シファキス著/青土社) 平塚元明 マーケティングプランナー ネット流行語大賞というのがあって、昨年の金賞は「ステマ」が選ばれた。「ステルス・マーケティング」の略。宣伝であることを「隠して」行われる宣伝行為のこと。例えば、タレントが自身のブログで、特定企業の商品・サービスを推奨する記事を書く。その行為に金銭等の報酬が伴っているのに、そのことに関する記載は一切なく、さもその人の中立的な意見のように装われている。そうした事象に向けて投げつけられる言葉、それが「ステマ」である。 広告の〈倫理〉が問われている、という深刻な議論はもちろん欠かせない。米国では、連邦取引委員会が、商品・サービスの推奨者と、マーケター・広告主との間の金銭授受の有無等を開示するこ
(Thu Nov 22 12:15:00 JST 2012/2012年12月・2013年1月号 マーケボン) 〈ジュリアナ東京〉と〈もつ鍋〉と 『明治大正史 世相篇』(柳田国男著/中公クラシックス) 平塚元明 マーケティングプランナー バブル時代といえばアレですよね。ジュリアナ東京。すごかったんでしょうね、行きましたか、と打ち合わせの席で若い人から。テレビでバブル時代が言及される時の資料映像といえば、お立ち台の上で女の子たちがパンツを見せながら踊っているあの光景。凝ったものになると、一万円札が降ってくる映像がオーバーレイされたりして。当時まだ赤ん坊だった若い人が、そう思うのも無理はない。 先輩に引っ張られて見物に出かけたな。マーケターたるもの現場を見ておかないとだめだぜ、と真顔だったけど、やっぱりパンツ目当てだったのかもね。でもね、あれはバブル時代じゃなくて、バブルがはじけた後なんだな
ojoトップ > クリエイティブ > 佐々木宏、谷山雅計、箭内道彦が語る「新聞広告を元気にする方法」(前編) —「読売広告大賞」が変わる— (Fri Sep 21 12:01:00 JST 2012/2012年10月・11月号 Creativeが生まれる場所) 佐々木宏、谷山雅計、箭内道彦が語る「新聞広告を元気にする方法」(前編) —「読売広告大賞」が変わる— クリエイティブディレクター 佐々木 宏氏 コピーライター 谷山雅計氏 クリエイティブディレクター 箭内道彦氏 「広告賞を新聞広告を元気にするきっかけに、という強い意思を持って選考にあたりたい」と語るのは、第29回読売広告大賞から選考委員長に就任した佐々木宏氏。特に佐々木氏から提案があったのは、オリジナル作品を募集する「読者が創る広告の部」の刷新だった。選考委員長の佐々木氏と、選考委員の谷山雅計、箭内道彦、両氏にも加わっていただき、
テレビコマーシャルが主流になる中でメッセージを伝えるという広告の役割が希薄になってしまった。アートディレクターの副田高行氏はそう語る。今年の元日に新聞に掲載された全日空の「ニューヨークへ、行こう。」は、副田氏のデザインだ。広告の要素をすべて排除した新聞広告は、逆に、社会に対して確かなメッセージを伝えた。広告の力は何から生まれてくるのか。副田氏に聞いた。 ――広告効果についての議論が盛んですが。 ぼくらは芸術家でも何でもなくて、商品を売りたい、企業イメージを上げたいという広告主の意向が一番よく届く方法を考え、表現するのが仕事です。だから、広告主側にいい広告をつくって世の中に伝えたいという強い意思がないとできない仕事なんです。 ところが、実際は毎年決まった広告予算をただ単に消化している場合が多い。そういう環境からは、世の中に衝撃を与えるような広告は生まれにくいし、表現もなんとなく平板なもの
日本ABC協会「新聞発行社レポート 半期・普及率」2011年7月~12月平均 ※「即売・他」には、即売、郵送部数の他、日本ABC協会の調査法上の違いによって生じる発行本支社別販売部数と都道府県別販売部数との差を含みます。
(Thu Jul 26 12:15:00 JST 2012/2012年8・9月号 広告日和) 劇的に変化していた「カンヌ」に感じる希望と心配の種 澤本嘉光 電通 コミュニケーション・デザイン・センター エグゼクティブ・クリエーティブディレクター/CMプランナー 6月、久しぶりにカンヌ広告祭に参加してきた。数年の間にこの賞の様相は劇的に変化していた。広告が「時代の半歩先を行く」と言われるものだから変化も当然だと思うが、以前はこの賞は純粋な広告作品のコンテストだった。クリエーターのハンティングの場でもあった10年くらい前までは、部門もフィルム、プレス(グラフィック)など限られたわかりやすいものだけで、純粋にその創造性で評価されていたから結果にも納得が行きやすく、受賞は相当難しいものだった。 最近は、どういうアイデアでキャンペーンを構築したか、どのメディアの使い方が新しかったか、など、キャンペ
(Fri Jul 20 12:00:00 JST 2012/2012年8・9月号 マーケボン) 〈読む力〉を涵養する 『高校生のための批評入門』(ちくま学芸文庫) 平塚元明 マーケティングプランナー 今年の春のある国立大学の入試問題に、私が書いた文章が採られた。なんだ、自慢話かと笑う人もあるだろうがご勘弁。そのことを知ったのは、合格発表もとうに終わって五月の連休が明けた頃。高校生向けに大学入試の過去問題を集めた本を出している出版社から、お前の著作の使用許諾を、という連絡が入って、それではじめて知ったのであった。試験の前に許諾をとるのでは出題漏洩のおそれがあるから、事後が通例なのだという。 マーケティングについて昨年書いた文章で、共著として出た本の中に収録されていたものからの抜粋。それを読んで大意を要約することと、自らの考えを論述せよ、といった出題。科目は小論文だった。こうして出題されて
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『読売新聞ビジネス局・イノベーション本部ポータルサイト adv.yomiuri』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く