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ノーベル賞
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2009年09月24日 「女性だけ、新しい種へ。」〜今日の宝島社の新聞広告 フェミネムです。 夜うちに帰って新聞読んでたら、宝島社の見開き広告。 コピーとテキストがイカしてたので、全文メモしときます。 -- 女性だけ、 新しい種へ。 この国の新しい女性たちは、可憐に、屈強に、理屈抜きに前へ歩く。 この国の女性たち。別の言い方で「女の子」、あるいは「女子」、あるいは「ガールズ」。 彼女たちのファッションは、もう男性を意識しない。 彼女たちは、もう男性を見ない。もう、自分を含めた女性しか見ない。 彼女たちのファッションは、もう欧米などには憧れない。 それどころか海外が、自分たちに驚きはじめている、でもそのことすら気にもかけない。 彼女たちはもう、「年齢を捨てなさい」などという言葉など待っていない。 そんなことはとっくに思っている。いや、もうとっくに実現している。 このままいくと、女性と男性は、
2007年11月06日 今年一番のフェミ本に出会いました BL文学が人生にあまり必要でない腐ェミ女子、クリボボです。 劇場もへったくれもないですが、 よしながふみさんの対談集、 よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり がフェミ本としてすんごくすばらしいのでご紹介します。 対談相手は、 やまだないととか三浦しをんとか羽海野チカとか志村貴子とか萩尾望都とか。 少女マンガを軸としたマンガ談義なんですけど、 今のところ、BLがマンガにとって、女子にとって、女子マンガ家にとっていかに画期的かというような話とかになってます。小中高生だったころ読みあさった少女マンガ家の名前が出てきてとても懐かしく。 別にフェミニズムの話だけしてるワケじゃないんですが、表現者どうし、少女マンガの読者どうし、少女時代や女のエロの話をしているとフェミ的なことが出てこざるをえない感じです。 そういう人たちと同じ時代
2007年04月20日 「アネゴ」だろうと「お局」だろうと ちょっと古い記事ですが、4月10日の日本経済新聞 生活・ワーキングウーマンに 「アネゴ輝く 仕事ができ後輩から慕われ…「お局様」とは一味違う!?」 という記事が載っていました。 見たときからものすごい違和感を感じてよく読んでなかったんですが、ずっとずっと気になってたのでとっといた新聞を今日読んだんですが。 結論。 なんだかんだいって理想像の押しつけなんやん? だったらやっぱりお断り。 記事では、男女問わず後輩社員らに頼られるベテラン女子社員を「アネゴ」として、お局との違いを 後輩指導 = お局:自分流を強要する アネゴ:一緒に考える 指導方針 = お局:正す アネゴ:育てる 注意の仕方= お局:これ見よがし アネゴ:陰でこっそり本人に 仕事の姿勢= お局:現状維持 アネゴ:来るものは拒まず 対人姿勢 = お
2007年02月03日 産む機械だって自家生産はできません。 フェミネムです。 投票直前ですが、ちょっと別話題。 例の柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言ですけれども、正直、個人的には「機械」呼ばわり自体はわりとどうでもいいんですよね。 どっちかというと、その後のあわてたフォローで出てきた「子どもを産み育てるのは崇高な仕事」とかいう方がよっぽどキモチ悪いって。 「崇高な仕事」なんだから文句いうな、みたいなね。 すでに各紙各局が指摘しているとおり、「少子化問題は女性の問題」としたことの方が問題なわけですよ。担当大臣なのにさ。 だから、柳沢さんはしょうもない弁明をせずに、↓のように言うべきだったと思います。 「一方、今の男性はたくさん子どもを作れなくなってるんじゃないか。産ませる機械と言ってはなんだが、産ませる役目の人も頑張ってもらうしかない。機械と言ってごめんなさいね。この産ませる機械が
2006年09月30日 坂東眞砂子ウォッチングーその業の深さ、ちょっと尊敬します。 劇場と関係ないネタばかり書いている坂東眞砂子プロムナードウォッチャー、クリボボです。 今日の日本経済新聞夕刊「プロムナード」の坂東眞砂子さん。 子どもの頃好きだった「秘密の花園」を思い出して、住まわれているタヒチの亜熱帯樹林を歩くと陶酔するほどの美を感じるとのこと。 しかし、坂東さんを訪ねてくる日本の知人をその裏山に案内するも、初めは「山歩き、好きなんですよ」と言っていた人が次第に緑の中で愉しんでいない(断言)ことに気づいて、坂東さんは居心地が悪くなるのだそうです。 山歩きは素晴らしい、自然はいいという考え方はファッションとしてまかり通っているので、みんな「愉しかった」とは言うのだそうですけども、それにはあまり真実味はこもっていないとまたもやご断言。 たまに緑の中で愉しむ人というのがいて、その人に出自を聞く
2006年09月16日 坂東眞砂子さん、サッカーってどんなスポーツか知ってますか? なんちゃってサッカー好きのクリボボです。 今日の話題は、日本経済新聞夕刊「プロムナード」、子猫殺しで一時騒がれた坂東眞砂子さんのエッセイです。 「オッカケの青春」と題して、筆者・坂東氏がイタリア旅行で出会った日本人女性の、会社を辞めて2ヶ月の語学研修するほど、イタリア語を学ぶことになったきっかけがユベントスの大ファンだからでサッカーが好きだからイタリア語を学び、将来はそれを活かした仕事に就きたいというのに対し、 追いかける対象、サッカーがほんとうに好きならば、サッカーを習得することに向かうだろう。観戦が好きなら、観戦に徹して、仕事を辞めるところには行き着かない。サッカーが好きで、仕事を辞めてまでチームのオッカケをして、仕事もその延長上に選択する心理はなんとも不思議だ。 と書かれておられます。 例えば、ご自身
2006年09月15日 「これは男の人にやってもらわなくちゃ」っての、もうやめない? クリボボです。 仕事でちょっと事件がありました。 ちょっと顔が知れた有名人を、一般の人がいるところを通って、商業施設内のテレビの収録場所から別のエリアの控室に連れて行くのに、収録場所を出た途端、その人が挙動不審なおっさんに絡まれる、ということがありました。 同行していた他のスタッフが急いで間に入り込んでそそくさと彼と一緒に早歩きし、その後もおっさんは後ろからなんか吠えながらついてきてはいたのですが、私もおっさんを睨んで威嚇しつつしんがりを務めたところ、面と向かわれるとそれ以上はついて来にくかったようで、我々がセキュリティ扉に消えるのを遠くから眺めてました。 その後のミーティングの席で、(私はその場にはいなかったのですが、) 「こういう場合には男性スタッフにもついてもらってる方がいい」 という発言もあったよ
2006年09月08日 「ゲド戦記」にもちょっとリンクするんですが。 続いてフェミネムです。 「ゲド戦記」のアレン王子にもちょっと通じると思う話。 最近もまた、学校で同級生を刺したという事件がありましたね。 そのニュースでいつものようにアナウンスされました。 「・・・この学校では緊急の全校集会を開き、「命の大切さ」について生徒たちに話すことにしています。」 わたくし思うんですが、彼らに今切実に伝えるべきことは、なんだかわからない「命の大切さ」なんかじゃなくて、「キレそうになったときの自分の感情のコントロールの仕方」なんじゃないすかね? タイトルは忘れましたが、元はアメリカの本で、ティーンエイジャー向けのそういう本の紹介記事を読んだことがあります。 ・気持ちが爆発しそうになったら、とりあえずその場を離れよう とか、 ・自分なりのすっきりする方法を見つけよう。たとえば、クッションを投げてみる。
2006年08月23日 男が生きにくい世の中ではデザートが甘くないそうです(謎 フェミネムです。 我が家は祖父母の代から朝日新聞を購読しておりますが、けっして世の一部の人々が言うように朝日新聞がサヨクだとは思いません。ていうか、えせフェミな分たちが悪いとも言えると思う。 その朝日にしたって、ちょっとこれはひどいと思うコラムが本日載ってましたのでご紹介。久々のクリティカルヒットなので、覚悟して読んでくださいまし。 8月23日(水)の夕刊、文化面。 「こころの風景」というコラムに神崎京介という作家の方が書いています。 えー内容を要約すると・・・ ・都心のイタリアンレストラン(一流)で食事をして満足していたが、デザートの甘さが足りなかったのが不満だった。 ・店主は、女性に不人気なため甘いデザートを外したと、申し訳なさそうに言う。 ・消費の中心が女性と若い男性になったため、大人の男がはじかれてしま
2006年07月09日 戦争になったって。 私見ではありますが、フェミニストというものは「女だから○○、男だから○○じゃなくて、“私は○○”のが大事でしょ」と思っているわけで、だから、根本的に戦争とは相容れないものだと思うのです。 そういうわけで、ミサイル発射以来わたくしは、「戦争になったら大変だなあ」と割と真剣に考えておりました。 結婚しません&子ども産みません、なんてゆったら捕まるのかなあ。 職場の男女賃金格差とか訴えても、「こんな大変なときに小さいことを騒ぎ立てるな」とか言われるのかなあ。 フェミニストで反戦活動とかしてたら、ある日憲兵隊がうちに来て連行されちゃったりとかするのかなあ。 ぐるぐる考えていたときに、ふと気づいたのです。 しまった、はめられてたかも、と。 以下はものすごくうがった意見かもしれません。でももしかしたら本当かも。 私がはめられてた、と思ったのは、「私たちが受け
2006年06月07日 サッカー好きフェミニストの自己矛盾 劇場とは関係ないですが、クリボボはサッカー好きです。 しかし、時々複雑な心境になります。今日はワールドカップの前に、その複雑な心境をまとめてみたいと思います。 わたくし、他の国の代表選手にも好きな選手は何人もいますが、やはり日本代表を一番に応援します。手に入る情報の量からして、他の国の代表選手よりも日本代表の選手についてが一番詳しいです。 しかし、だからといって私に"愛国心”があるかというと、ないです。 代表の試合を見るとき、国歌のシーンはかなり気持ち悪いです。君が代は、日本という地域やそこで暮らす人々ではなく、天皇を称える歌だと思ってますから、あんな歌でかつての軍隊のように士気高揚してほしくないです。(端で見る限り、あの歌で士気高揚してる風に見えるのは三都主と川口くらいしかいないような気もしますが…。) 日の丸も、顔に描くにはか
2006年04月27日 日常という戦場を生き抜く視点こそアートだ、と私は思うけど。 フェミネムです。 ほんとならクリボボさんジャンルな演劇の話。 本日4月27日(金)の朝日新聞夕刊に「福岡演劇『半径5メートル病』」と題した記事が載っておりますが、みなさんご覧になりました? 福岡圏外の読者のために概要をかいつまんで話しますと、「今の福岡の若い演劇人が作る作品は等身大の日常を描くことに終始して、表現すべきことを持っていない」という批判です。 冒頭、記者さんは書いてます。 「かつて演劇は社会と向き合う道具だった。時には社会に切り込む武器でさえあった」と。 では、あえて問いましょう。 日常を描くことは『社会と向き合う道具』にはなりえませんか? こういう批判は、いわゆる“全共闘”な背景を持つ人たち(およびそういうの共感するひとたち)からよく受けるし、決定的な議論のズレをそのたびに感じるのです。 どん
2005年12月01日 オレの意見に賛同しないとはお前何様だ!−匿名批判に思う不可解 クリボボは最近、とあるブログのウォッチャーであります。つい先日までとってもおもしろかったのです。 ブログの記事に対し、「自分はそうは思わなかった」とカミつくコメントが匿名でなされ、それに対しブログ筆者が匿名のコメントに難色、応対しつつも匿名コメントの書き込み者の身元を知りたがる。 その経過と行く末が大変興味深く。 で、ブログの記事内容がどうこうとかはともかく、わたくし長らく、匿名・実名・本名について「あっれ〜なんかヘンじゃない?」と思っていたことがあるんです。 (上記ブログの内容と直接関係があるわけではないのでリンクはナシ。) もちろん、読むに値しない匿名コメント=2ちゃんねるの名無しくん並というのは世の中にごまんとありますけど、そういうのは別として、匿名でも捨てハンドルネームでも端から見ていて「おお、い
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