サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
blog.livedoor.jp/okane_koneta
2015年06月06日13:56 カテゴリ投資判断[edit] US株のキャッチアップと、 安定的なインデックス VS 変動が大きな個別株 6月〜年末までのテーマは、まずは、1:出遅れUS株のキャッチアップ2:1年で2.5倍以上になった中国株のスピード調整だと判断している。だから、US株は減らす必要はない。 そして、個別株の変動幅>インデックスの変動幅、、これが顕著だという想定相場全体が調整することはないのだが、個別株が順番にスピード調整をするのだ。 上昇し過ぎた銘柄を現金化して、その分を年末までを考えた銘柄に入れ替える。この効果が大きいのが2015年だ。 20個も30個も保有するような投資家は、現金にする効能を軽視する傾向があるが、一流への道を目指すなら「現金化」は取得すべきスキルだ。 facebookコメントヘ 「投資判断」カテゴリの最新記事
2015年04月25日20:42 カテゴリ株式(日本+海外)&商品・為替[edit] 今日のセミナーで話したこと 株式の相場は、初期、中期、後期と変化します。 初期、ちょうどバーナンキFRB議長の時代なんですが、その特徴は 1:金融がどんどん緩和される。 2:経済に関する過度の悲観が消えていく。 3:投資家の心理は、将来に対する期待と不安の間を、行ったり来たりする。 4:そのたびに、株式以上は一喜一憂して、大きく上下動する。 しかし、中期(今回はイエレンFRB議長の時代です)になると、 1:金融緩和の撤収が始まります。 2:足元の景気は良いのだけど、緩和が終わると景気が腰折れするのではないかと不安になります。 3:不安はあるものの、株式市場はじりじりと上がり続けます。 4:何かニュースがあって、株式市場が少し下がると、買い遅れた人が「ここがチャンス!」と買いを入れるので、下げは小さく、すぐ
2015年04月22日05:00 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(9)需要の大幅な増加が確実なシニア・リビング 1:要介護者、独居老人の増加 高齢化する日本という言葉は新聞、TVなどのメディアに溢れているが、高齢化に対応すべき社会インフラとしての「高齢者向けの住宅」の現状は、やっと緒に就いたばかりだ。 今年は、要介護者が600万人に達する年と言われているが、供給されている施設は30万室に過ぎない。 高齢者世帯の特徴だが、 夫婦など複数で居住している場合は、比較的健康もしくは自立可能な生活を送っている場合が多いが、 配偶者の死亡などを機に単身(独居老人、と呼ばれる)の生活になると、急速に要介護化する割合が増える と言われている。 2:不足する自立可能高齢者向け住宅 高齢者に対する重要な点は、要介護にならないように、つまり自立生活が可能な期間を可能な限り長期化す
2015年04月19日15:52 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(3)加速的に増大する東京の魅力 1:ますます魅力がアップする東京 「東京って、どんどん良くなるね」、これが今回のセミナーの合言葉だった。 東京の魅力アップは、戦略特区に指定されたからではない。 それは最後の引き金であり、その数年前から、なんとか東京を良くしようという民間の意識レベルの共感、一体感の醸成があった。 このトレンドは、5年10年ではなく、20年、30年と続くトレンドだろう。 だから、これからも東京はどんどん良くなると、不動産企業も投資家も感じているのだ。 2:世界が望む東京が改善すべき項目 都市の魅力(=都市力)で、鉄道、道路やライフラインなどのインフラ以外で差別化になるものは、必要な人材が、迅速に、適正価格で、得られるか、である。 労働力の流動化が不十分で、雇用制度が硬直的だと、優
2015年04月19日16:14 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(4)これからが本番のチャイナ・インパクト 1:まだまだ認識不足のチャイナ・インパクト アベノミクスと同時に起こった感のある日本観光ブームだが、・・・・ リーマンショック後の世界不況、そして3・11後の放射能汚染不安時に、来日外人観光客が急減し、 その後急速に復活した ・・・・ので、アベノミクス効果に見えるだけだ。 小泉政権時代の2003年に始まった「Visit Japanキャンペーン」の継続的で地道な超党派の努力が実を結んだと評価するのが妥当だろう。 自民党、民主党の両政権でも、政策の遂行が維持されたことに加え、アベノミクス以降の円安が日本への旅行の割高感を霧散させたこと、東京オリンピックの2020年開催が決まったことなど、次々と好材料が続いたことは大きな追い風だ。 2020年の2000万人、
2015年04月19日13:04 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(2)価値の転換 1:20年を要した価値の転換 (1)確実に値上がりする。 (2)持っていることに価値がある。 (3)更地で収益を生まず税金を払うだけで寝かせておいても構わない、更地の方が転売しやすいからかえって良い、 ・・・という土地神話が、かつては支配的だった。 土地神話にドップリつかったのが、戦後日本の企業と個人だった。 80年代には、海外赴任者が「帰国してからでは家が買えなくなる」との不安感から、現地を見ずに土地や一戸建て、マンションを購入する事例が散見された。 土地神話を最もエンジョイしたのはダイエーだった。 新規出店する際は、不動産は必ず購入した。 土地が値上がりするので、その値上がりした土地を担保にすれば、多額の資金を容易に借りることが可能だった。 銀行も、値下がりしない土地が担保
2015年04月19日12:26 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(1)不動産セミナー 3月、毎年欠かさず参加している野村證券主催の「グローバル不動産フォーラム」に参加した。 プレゼンテーションの内容、聞きに来る投資家の人数、彼らの質問内容、プレゼンターの口調や態度など、バブル時、崩壊過程、リーマン・ショック、その後と、その時々の状況を正確に反映してきた。 過去9年ほど、野村証券以外の不動産、および不動産証券化商品のセミナーにも積極的に主席して、色々観察してきた。 2007年、、立ち見もあり的な混雑と熱狂、盛況 2008年、、どうなるんだ? 大丈夫だろうな? という意味で混雑(特に、モルガンスタンレーのセミナー) 2009年、、閑散 2010年、、セミナーが少なくなる 2011年〜2013年、、、日本国内では野村以外の大きなセミナーが無くなった その野村のセミ
2015年04月11日16:16 カテゴリ[edit] 普通の経済は、資源を浪費しない 下図は、現在の世界的な株式の上昇相場の起点となった「2011年10月」移行の推移だ ブラジルとロシアという資源に依存する新興国が、世界に対して大幅に劣後していることがわかる 直前のバブルは、資源大量浪費型の新興国の生産設備拡大&消費というバブルだった。 そのバブルは遥か過去の事になった。 今は、普通の経済に向かおうとしている。 つまり今後は長期間にわたって、資源大量浪費型の生産設備拡大&消費という状態は来ない、という事なのだ。 これからも時々、ロシアやブラジルは、「そろそろ!」という思惑で急騰するだろう。 でも基本的には、その反騰相場は間欠泉的なもので終わり、その後は横ばってしまい、トレンドにならないだろう。 facebookコメントヘ カテゴリなしの他の記事
2015年04月09日06:24 カテゴリ[edit] 記念碑:スイスは世界で初めて、10年債をネガティブ利回りで発行する 金融の歴史では、記念碑的なイベントだと思う。 Switzerland has become the first government in history to sell benchmark 10-year debt at a negative interest rate, as falling prices and unprecedented action by the world’s major central banks send global markets further into unknown terrain. http://www.ft.com/intl/cms/s/0/35ddc68e-dde7-11e4-8d14-00144feab7de.html
2015年01月27日23:41 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 値上げできるから、給与が増える 先日のに絵を入れてみました。 1:逆資産効果から、資産効果へ 景気回復、逆資産効果の終焉、株価や不動産価格の反騰の恩恵により、高価格品・高級品の消費が復活増加が続いている。売り上げ不振時に行われていたディスタウント販売が減少し、一部では値上げも始まっている。 一方、生活必需品や基礎的食料品に関しては、アベノミクス以降も消費数量に変化が見られない。これらの商品に関しては、商品の性格上、逆資産効果の悪影響が無きに等しかったのだから、アベノミスクの景気回復による資産効果の恩恵も無い。 下図は、需要や価格の変化のイメージ図 消費景気は、楽しむ分野、高品質、高価格という分野が恩恵大であり、需要の拡大にともない、供給量の増加と商品の種類や提供されるサービスの多様化も進んでいる。 2:需給が変われ
2014年12月08日08:21 カテゴリ大局観、テーマ、見識投資判断[edit] 2015年見通し(5)推薦資産配分 1:バブル領域に突入した“Jリート” Jリート指数の利回りが、「3%を割れ寸前」まで来た。(11月26日時点) 2007年のJリート・バブルの時、Jリート指数は「1800ポイント以上の世界で急騰&急落」を演じた。 利回りが3%を割れた時点から、Jリート市場は異常な世界に変質した。上がるから買う、買うから上がる。2007年の夏まで、銀行の投資勘定の資金、個人投資家の資金、外人投資家の資金が合わさって、膨大な資金が小さなJリート市場流れ込んだ。 サブプライム・ローンの暴落を引き金に、Jリート・バブルが一瞬で崩壊したのは、7年前の出来事だ。 現在のJリート指数は再び1800を超えてきた。利回りも3%以下に突入しようとしている。単純にまたバブルが来たとは断定できないが、数年前に「
2014年12月08日00:38 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 2015年見通し(1)経営者になるか、資本参加するか、ポスト・デフレの勝者への道 庶民のできる資本参加=株式投資 2015年の想定は、8月に書いたモノ(下記をお読み下さい)と大筋変わっていない。 2014年下期から2015年の経済と市場(http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51805335.html) 変わった点は、より円安、より株高へという点だ。 ドル円:120円〜130円のレンジを円安が進む 日経平均:22500円までの株高 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 増税後の消費の二極化に戸惑う日本 1:そもそもそういうモノであるが・・・ 2012年10月以降は、1980年代と同様に、「金融緩和効果による株や不動産などの資産価格が上昇」する資
2014年12月07日08:16 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] Jリート : 歴史は、繰り返し始めた。 歴史は、繰り返し始めた。 前回リート・バブル時に言われた事1:私募は自由度が高く、お手持ちの塩漬け不動産を、証券化を通じて売却できます。 2:得た資金で他の不動産やリートに投資(=主として首都圏)することで、投資資金の地域分散(=実際は首都圏集中)が出来ます。 今朝の日経新聞、 1の繰り返し 2の繰り返し facebookコメントへ 「大局観、テーマ、見識」カテゴリの最新記事
2014年10月11日14:26 カテゴリ株式(日本+海外)&商品・為替[edit] 「ビル・グロースの転職騒動」ショック 今回の株の下落は、「ビル・グロースの転職騒動」の余波がテクニカル面の引き金になったと思う。 彼の転職で、ピムコのハイイールド投信は大量の解約が来ているハズで、流動性の無いハイ・イールド債券は小規模のパニック(=売りが売りを呼ぶ展開)が起こっていると推定される。 それは、1:ハイ・イールド債券から安全な国債へという資金シフトを引き起こし2:クレジット市場を悪化させ3:リスク・オフの動きを発生させた。 上記の動きは、株式市場の高PER銘柄の下落を引き起こす。さらには、若干「less positive」なUS、欧州、日本の経済指標が、ファンダメンタル面で、売りを正当化させた。 先週初に、10月はダメと判断したが、その後の下落は一気に来た。 株式市場の特徴は、 上昇は、ゆっく
2014年10月07日02:40 カテゴリ株式(日本+海外)&商品・為替[edit] 120円への道 日本は「構造的な貿易赤字構造」になってしまった。 かつての黒字の稼ぎ頭だった自動車産業だが、自動車の海外生産拠点の生産は今後も増える 一方、人口動態から見て、日本の自動車販売は頭打ち 今後、コンパクト・シティ構想が進展すれば、自動車を不要とする生活者が増える。 それは必需品としての自動車の需要を低下させる。 趣味や楽しみとしての自動車需要は残るが、高価格帯の輸入車がシェアを伸ばすだろう。 経常収支は黒字だが、落とし穴がある。 経常収支の計算では、「海外で儲けた利益を外貨に滞留させていても」それが黒字に計上される。 この黒字は、「外貨売り/円買い」を起こさない黒字だ。 外国で活動する企業が設けた利益が外貨で銀行に預金されている。その企業が日本企業だと、日本の経常黒字になり、その企業が外国企業
2014年10月02日13:57 カテゴリ投資の知恵袋[edit] 資産運用はライフワーク(7)複利効果と累積投資 財産的に余裕のある家系に生まれ、将来の生活に不安が無い人は、 1:投資資産を全部すっても困らない。 2:だから、かえって大胆な投資行動が出来る。 3:レバレッジ20倍で、熱いチャラチャラ銘柄一個に集中投資して、一年で財産を10倍にする、そういう事も十分に可能だ。 しかし・・ 普通の家系に生まれた人は、資産運用はライフワーク(1)〜(6)で書いてきたように、 寝て起きて、食べて二酸化炭素とうんこを排出する毎日の生活を良しとしないなら、 もっと精神的に充実した人生を送りたいなら、 私のブログのタイトルとして目標としている「豊かで健康で活動的な人生」を生きたいなら、 それなりの金銭的余裕が必要です。 そして、それは自助努力で作らなければなりません。 自助努力とは、儲けを使わずに再投
2014年10月03日20:25 カテゴリ特集目次投資の知恵袋[edit] 目次:資産運用はライフワーク 1:イントロダクション 2:ライフ・ステージ 3:三本の脚で立つ 4:冷静に見つめる60歳以降の生活費の賄い方 5:60歳時点で、いくらの金額の資産形成が必要か? 6: 25年間で必要な資産を形成する 7: 複利効果と累積投資 8:6%、8%、色んな達成方法がある。 9:長期だからこそ、株式に特化する 10:一番大切な事 ============== 過去に書いた特集記事の目次 ============== 「特集目次」カテゴリの最新記事
2014年10月02日12:49 カテゴリ投資の知恵袋[edit] 資産運用はライフワーク (2)ライフ・ステージ 資産運用は、思い立ったからと言って、明日から誰でも上手に運用ができるような甘い世界ではありません。 資産運用には資格も免許も不要ですが、知識や見識を学ぶ必要があります。 プロもアマも、若者も高齢者も、男性も女性も、全員が同じ土俵で勝負するのが相場の世界、とても厳しいのが現実です。ですから、運用を始める前の準備運動として、知識や見識の習得は是非とも心がけて下さい。 資産運用は一生涯のライフワークです。焦らずにじっくり取り組めば良いのです。 市場はいつでもあなたを待っています。株や債券が買い占められて無くなることはありません。 焦った投資家ほど損をする、これは相場の世界の第一原則 人生と資産運用に関して、私は次のように認識しています。 1:様々な知識、経験、見識を重ねて、人格を形
2014年10月02日12:00 カテゴリ投資の知恵袋[edit] 資産運用はライフワーク (1)イントロダクション 収入が半分になったからと言って、食費を半分にカットすることはできません。 電気ガス水道代も半減は不可能です。真夏に熱射病で死んでしまいます。 収入が50%カットされると、人間らしい生活、文化的な生活、教養娯楽、社会との接点という部分を減らさざるを得なくなります。 寝て起きて、食べて二酸化炭素とうんこを排出する毎日の生活を良しとしないなら、もっと精神的に充実した人生を送りたいなら、私のブログのタイトルとして目標としている「豊かで健康で活動的な人生」を生きたいなら、それなりの金銭的余裕が必要です。 60歳から90歳までの31年間、夫婦二人で年間500万円(税込、住居費含む)の比較的豊かな生活をすると、 インフレがゼロなら、60歳の時も90歳の時も、生活費は500万円です。その間
2014年08月25日08:18 カテゴリ投資の知恵袋[edit] 三か月から、三秒間へ twitterやLINE、そして絵文字が流行る現在は、 (1)3分以上、同じ問題を熟慮し続ける(2)3分以上、集中して真面目な文章を読むという行為を大幅に縮小させた。 今書いているのは、良い/悪いの問題では無い。現状認識、状況把握の問題だ。 そういう状態になっているのだがら、 Aのようなビジネスが追い風で、 Bのようなビジネスが向かい風だ、 という判断が出来れば良い。 投資においても、1980台中盤頃までは、3か月ごとに投資戦略を判断する事が一般的だった。 それが、ヘッジ・ファンドの隆盛と軌を一にしたと思うが、1カ月戦略、今週の戦略、今日の戦略、はては1−3分の戦略と短期化した。 短くなればなるほど、ファンダメンタルと関係のないファクターが価格を動かす。にも拘わらず、ファンダメンタルにごだわった短期投
2014年08月23日12:15 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 2014年下期から2015年の経済と市場 (1)持てる者はますます資産が増え、持たざる者との格差は広がる 1:資産効果フェイズ 「一般庶民はアベノミクスの恩恵が少ない」と不満が多いが、それは「今は当然」の状態だ。 大きな経済の流れ(=消費のイメージ、所得のイメージと読み替えてもOK)は下図の通りであり、景気サイクル上の現在のフェイズ(景気の立ち上がり初期、今回のサイクルでは、1−3年目)は、一般庶民が景気回復の恩恵を体で感じる段階では無い。 2012年11月から現在までは、1982年の夏から始まった景気の大底からの立ち上がりの数年間に匹敵する。今は、資産効果フェイズと言われる「金融緩和効果による株や不動産などの資産価格が上昇」するフェイズだ。 株や不動産など金融資産の上昇は大きいが、一般庶民の生活を支える給与の上昇
2014年08月23日22:34 カテゴリ特集目次大局観、テーマ、見識[edit] 特集目次 : 2014年下期から2015年の経済と市場 2014年8月17日に、それ以降〜2015年末までの投資戦略の基礎となる大局観を考えた。 (1)持てる者はますます資産が増え、持たざる者との格差は広がる (2)種を沢山捲いた人は、沢山の収穫に恵まれる (3)2015年の景気のモメンタムは、アベノミスクとは無関係に改善 (4)米国の経済は好調だが、投資家は心配している (5)長期化する地域紛争 facebookコメントヘ 「特集目次」カテゴリの最新記事
2014年08月23日12:18 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 2014年下期から2015年の経済と市場(2)種を沢山捲いた人は、沢山の収穫に恵まれる 1:何時、種を捲きましたか? 4月1日の消費税の増税後も、高額商品などハイエンド消費は好調を維持している。一方、日用雑貨や低価格耐久消費財は7月までは低調だった。 消費は二極化しているように見えるが、この格差は、金融資産への投資の格差に起因する。 これまでに起こっている姿は、下のイメージ図のような状況だ。 2012年までに、株や不動産に投資していたか、もしくは企業経営者の立場(=企業への投資家、いわゆる投資ポジション)にあったか否かが、これがアベノミクスの恩恵の多寡の違いになっている。 投資ポジションを保有しない場合(=給与生活者の多数)は、給与所得が増えなければ消費を増やせないが、そして給与の増加は景気サイクルの後半に主として
2014年08月13日21:01 カテゴリ[edit] 日本再考 & アメリカ史読破 先週から今週の月曜まで、8月の仕事は何にしようか、、と考えてフラフラしていた。 私は指示された内容をこなす事務職ではない。自分で何かの作品を作って、それが「役に立つと認められる」間だけ、働かせてもらう立場だ。だから、常に「次は何が、役に立つのだろう?」と考えながら、フラフラしたり、ボーっとしたり、散歩したりしながら「テーマ探し」をしている。 火曜日に、8月は日本の再考をやり、同時にアメリカ史を詳細読破する、と決めた。決めたというより、自然とそう決まった、何かに背中を押された。 とりあえず、以前かいたブログを読み返し、色々考える。とりあえず、これをパワポで創った。 大きな経済の流れ消費のイメージ、所得のイメージと読み替えてもOK 現在は、資産効果フェイズ、株&不動産の価格上昇貧富の差は拡大、金持ち消費は拡大
2014年08月09日20:20 カテゴリ目次大局観、テーマ、見識[edit] 特集 : 政治の混乱が続くタイ 1:上から与えられた民主主義 2:タクシン登場 3:タクシン排除 4:伝統重視か、市場競争原理か 5:政治と距離を置く経済界と株式市場 facebookコメントヘ 「目次」カテゴリの最新記事
2014年07月09日12:55 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 難問に取り組む習近平 (3)習近平政治の基本姿勢 < 訒小平が果たせなかった「共富」 > 訒小平は、「頑張って富を創造したら、その利益を個人が所有できる(先富論)」と、「先に富んだ者が、まだ富んでいない者を牽引して、富んでいない者を富ませていき、共に富裕になる“共同富裕”の社会を目指す(共富論)」の2論を展開した。 しかし、訒小平を引き継ぎ1990年代を牛耳った江沢民は、保守派長老グループ(筆頭=薄一波、重慶事件の薄煕来の父)に懐柔されて、改革開放を放棄し利権独占の腐敗を蔓延させた。 その結果として出現したのは、「先富論」によって先に富もうと試みた者が、党の特権階級と組み利益を独占する腐敗状態だ。先富者たちは誰一人として「共富」のために自ら懐に入れた富を手放そうとはしなかった。先富は成ったが、共富は全く起こらなかっ
2014年07月08日22:30 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 難問に取り組む習近平(2)論理矛盾 一党独裁と経済効率性の両立は、論理矛盾 < 独裁による効率化 > 独裁は、長時間の議論や複雑な合意形成プロセスが不要ゆえ、効率的な意思決定システムだ。 国民が独裁を受け入れるには、「あの人だから、あの人なら」というリーダーに対する絶対的な評価が必要である。それゆえ、リーダーが個人では無くグループの場合であっても、それは少人数であるべきだ。多数になれば指導グループ内に低モラル人が混入し、それを起点に利権集団化が始まり、腐敗が蔓延し、国民の支持を失う。 開発独裁体制で成功してきたと言われるリー・クアンユー(Lee Kuan Yew)が率いたシンガポールだが、国家規模が小さく、自由競争による国際競争力強化に身をゆだねる「小国開放経済」体制になっている。シンガポールの国土の大きさ、人口、
2014年07月08日03:20 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 難問に取り組む習近平 (1)近代中国政治史 1990年代に腐敗が蔓延した中国の政治史を振り返る < 第五世代までの推移 > 習近平は「第五世代」と言われる。そこに至る推移と各世代の特徴は以下の通りだ。( 表示西暦は、最高権力者(国家主席では無く、中国共産党中央軍事委員会主席)に就任した年 ) 第一世代:毛沢東、1949年〜貧乏平等の共産主義、経済的な利益は個人が所有できず国家が独占する毛沢東個人の権力維持を最優先、そのためには経済は犠牲にしても構わない手段は、個人崇拝&大衆扇動政治、秩序の破壊結果として文化大革命という名の内戦を引き起こし、大量の人的犠牲者と経済を破壊文化大革命:1966〜1977年、参考ウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%
2014年06月28日14:20 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 日本のサービス産業は、猛烈な勢いで生産性が向上する 良い事が起こり始めた。 人手不足 → 高度IT化の促進 これまでは人件費が安すぎた。 安価な使い捨ての労働力が掃いて捨てるほど転がっていた。 高度なシステム化を推進するよりも、低コストでビジネスの拡大が可能だった。 人件費が上がり始めた。 これまでの常識が通用しなくなる。 現在起こっている変化は、2つの点で重要だ。 第一に・・・ これまでのIT化はバイトでも即使えるレベルのIT化だった。 今後の高度IT化は、高度なITスキルの教育訓練と同時進行で導入されていく。 バイトでは無く、正社員、準正社員(高レベル・パート)が中心になって使いこなすモノになる。 第二に・・・・ これまでのIT化は、A社が導入したものを、後からソックリ同じことを安価に短時間にコピー導入できるも
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『おかねのこねた : 豊かで、健康で、活動的な、人生のために (春山昇華)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く