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ドラクエ3
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2007年03月10日 『編集者 齋藤十一』 日本の雑誌ジャーナリズムに関心や関わりを持ってきた人間で、この名前に何も感じないという者はいないだろう。私自身、書店でこの表紙を見つけた時には思わず背筋にゾクッとするものを感じたし、手にとって開いた途端に出てきた←の写真にも、一瞬その場で凍りつくような気がしたほどだ。 まるでヒッチコックを思わせる風貌。この“素顔”を表舞台に引っ張り出すために過去どれだけ多くの編集者や記者らが神経を擦り減らしただろうかと思う。上の写真が撮影されたのは、彼が鬼籍に入る約2年前、85歳になろうかという時期のことだ。生涯で為すべきことを全て為し終え、悠悠自適の余生を送る老人の風情が漂うものの、気になるのは道化師の仮面のごとき、その「目」だ。 他者が自らの内面に踏み込むのを拒絶し、おそらく終生に渡って自分以外の誰をも信じなかった男。一方で俗世の森羅万象を、まるで惨殺死体
2008年01月11日 「みんなの経済新聞」① 「インターネット新聞」って知ってますか? と訊かれたら、普段から本ブログを読んでくださっている方々の間からはおそらく「オーマイニュース」や「JANJAN」、あるいは「MyNewsJapan」などがもっぱら上がってくるに違いない。 もっとも、私自身が「いま注目しているインターネット新聞は?」と聞かれたら、迷わずにこの名前を挙げるだろう。即ち「みんなの経済新聞ネットワーク」だ。 「みんなの経済新聞」といっても、別にどこかに「みんなの経済新聞社」とかいう会社や団体を置く形で発行されているわけではない。また、これ自体は各地に展開するインターネット新聞の統一ブランドにすぎない。 では、その「みん経」グループの内訳は? と、上記サイトにあるネットワークの内訳(この項を書いている時点では総計36)を見ると、北は「札幌経済新聞」「盛岡経済新聞」に始まり、南は
2005年09月19日 風とロックとバラッドと 15日(木)の午後、都内・神宮前にある“世界最小の広告会社”(?)「風とバラッド」のオフィスで、箭内道彦(やない・みちひこ)さんにインタビュー。 箭内さんといえば広告業界関係者はもちろん、CMが好きな若い人たちからも絶大なる人気を誇る、当代屈指のクリエイティブ・ディレクターだ。複数の広告主のコラボによる「ルーレットCM」(どのメーカーの商品が最終的に宣伝されるのか最後のほうまでわからない)とか、社長が屋外看板の前から新幹線に向かって手を振るヒュンダイモーターのCMなど、とにかくパターン破りの破天荒なCMを数多く手がけてきた人なので、言われてみれば「あ、あのCMを作った人?」という向きは多いはずだ。長らく博報堂に務めていたのだが、2年前に同社を電撃退社すると同時に、有限会社「風とロック」を資本金871円(「ヤナイ」に引っ掛けたんだとか)を自宅を
2005年04月25日 おそるべしテレビマンユニオン お送りいただいてしまいました『テレビマンユニオン史1970-2005』! B5版で約550ページという大著。創立以来35年間の歴史を「0期」から「7期」までの8つの時代に分けたうえで、各メンバーの方々(創業に関わられた村木良彦さんや今野勉さんから、今をときめく是枝裕和さんまで)による署名記事により振り返るという構成になっています。巻末には何と、創立以来の各年度ごとの決算(総収入・支出から当期利益や配当金の額まで)も紹介されているという(笑)。 普通「社史」ってパラパラめくっただけで後は飾り物として置いとくというものがほとんどなんでしょうけど、これは置いとくだけではもったいない! 改めてじっくり読んでみたいと思う次第です。 それにしてもテレビマンユニオンというのは破格な会社である。日本で初の独立系番組制作会社だということはこのブログでも前
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