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パリ五輪
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息子へ。 息子へ。 昨日、一緒に、お墓参り行ったな。 一緒に墓参りして、メンチカツ食べて、焼き鳥食べて イカ焼きまで食べて、楽しかった。 いい墓参りだった。 ちょっと寒かったけどね。 家にいるときと、お墓までの往復の時間と いつもに比べて、かなり会話したね。 今回の災害と、原子力発電について。 だけど、原子力発電について、結局のところ 「パパはどう思っているのか?」 というのを、ちゃんと言えてなかったように思う。 お前に、自分で調べたり、考える人間になってほしいから バランスよく、原子力発電の、良いところと、悪いところと 話をしたつもりだけど それだけだと、父親失格かなあと思えてきた。 パパの意見、を言わなきゃ。 だから、書くね。 直接も言うけど、こうやって書いて残すのは お前だけじゃなくて、みんなにも伝えたい、というのもあるんだけど 自分の意見を「公」にしてないって、よくないと考えた。
これからの話をしよう。 『これからの「正義」の話をしよう』という ハーバード大のマイケル・サンデルの授業が少し前に流行った。 「これからの正義の話をしよう」というのは もちろん、孫正義の未来について考えようというわけではなく そして、「正義とはこういうものだ」という授業でもない。 正解がないのだ。 だから意義がある。 世の中には、様々な意見があり、様々な価値観がある。 1つの道徳観だけ捉えてみても、多くの矛盾に満ちており その根拠は......と掘っていくと、その支えになるような 確実なものは、どこにも見つからなかったりする。 もちろん、宗教の濃度によって、ずいぶん違ったりするんだけど。 長男がまだ、小学校の4年生の頃だと思うが 「人はなぜ、人を殺してはいけないのか?」というテーマを 突然ぶつけられたことがあって、かなり困惑した。 僕は、めずらしく、1分くらい時間をもらってから答えた。 ま
僕はいま、なにをやっているか。 「いま、なにをやってるんですか?」とよく言われる。 馬鹿にしながら観にいって、いつの間にか映画館で涙を流していた 『いま、会いにゆきます』という映画のことを、久しぶりに思い出したが 「いま、なにをやってるんですか?」と訊かれることがある。 「いま、こんな仕事やってるんですよー」と、どこかで発表することもないし このブログでも、過去なんどかはあったと思うけど、滅多にないし 雑誌のインタビューとかラジオの出演だったり、そういうときに訊かれたら 答えてはいると思うんだけど、広く伝わるようなものでもないので そう思われるのも当然だと思う。 そう思われるのには、ほかにも大きな理由があって それはきっと、以前は、ゲームの開発と出版をしていたからでしょう。 ゲーム業界でバリバリやっていたのに、いまどうしているんだろう? ということだと思う。 その頃は、「いま、こんな作品を
ブランドと命名権。 とある、誰でも知っているオンラインサービスの ブランド&マーケティングのプランを、仕事で考えていたとき NIKEの宮下公園のニュースが目に入った。 僕はあまりこの件について詳しくないのだが 渋谷区立の「宮下公園」を「宮下NIKEパーク」という名称に変えるという 「命名権」が主軸になっている話だとずっと思っていた。 わかりやすい例でいえば、「CCレモンホール」だ。 あるとき、「渋谷公会堂」が突然、「CCレモンホール」になった。 電通による、サントリーへの命名権転売のビジネスである。 それによって、施設側は、収益を得ることができ それによって、ブランド側は、ブランドや知名度を上げることができる。 なので、「宮下NIKEパーク」という話も、同じような話なのだろうと あまり関心もなく思っていたら、NIKE側から数日前に発表があって 「従来通り、『宮下公園』のままとする」、という
「3D」と「テレビ」と「魔法」について。 CEATECに行ってきた。 CEATECというのは最先端の技術と それら最先端の技術を使った機器や製品の展示会だ。 SONYやらSHARPやらPanasonicやらといった大企業から 初めて聞いたような小さな会社も出展する、大規模な展示会。 そう言ってしまうと、家電の展示会みたいに思えてしまうけど もうちょっと、技術寄りの展示会である。 「このディスプレイ(と、うちの技術)すごいでしょう!」みたいな 最先端の技術と、それを使った製品が、多く出展されているのだ。 今年は、3Dがかなり多かった。 大企業から、中小企業まで、あちらこちらで3D。 あっちでも3D、こっちでも3D。その向こうでも3D。 会場となる幕張メッセは、3Dだらけだった。 まるで、夏休みの自由研究が、先生から出された課題で縛られてしまったように みんながみんな、「うちの3Dは、こんなん
誤解とコミュニケーション 先週は、たまたま2つのトークがあった。 月曜日は、ロフトワーク主催の、Open CUでの上野美香さんとのトーク。 金曜日は、Twitter主催の、Twitter社創業者Biz Stoneとのトーク。 2つのトークが同じ週に集中するというのは珍しく また2トークともに、「コミュニケーション」が話の主軸であったため 2つのトークで、イコールだった部分や差分も含め 自分のコミュニケーションに対する考えが整理できたように思う。 コミュニケーションを通して、コミュニケーションを知るというのが面白いが 主観と客観を通して、改めて、自分のコアを知るというのは まさにコミュニケーションではないか、と感じた。 2つのトークで、様々な話をすることができた。 重なった話も幾つかあるのだが、反応がよかった話を1つ挙げたい。 ちなみに、Biz Stoneとのトークは、生放送のみであったが
ツイッター。 つぶやくこと。 いつもの世界から、もうひとつの世界へ。 つぶやくこと。 たった1人のあなたから、果てしなく繋がる向こうへ。 あなたが、いまを伝える。 はじめて感じた、月明かりの静けさを、言葉に変えて。 あなたが、いまを伝える。 なぜか、ふと突然、零れ落ちた涙を、言葉で包んで。 たくさんの気持ちを、小さな言葉の箱につめ込んでいく。 ときには優しく丁寧に。ときには思うまま乱暴に。 つめこまれたあなたのいまが、誰かのいまと出会う。 くじら雲が、青い空で泳ぐ。 るすばん電話から、懐かしい声が聞こえる。 もぎたての桃の、身の締まった果実の食感。 うれしさのあまり、破り捨てた包装紙。 ひとつひとつの出来事は、あなたの元を離れると とたんに、誰かの元へと届けられ つめこまれた思いとともに、その人の時間へ広がっていく。 のびやかな歌声のように、それはどこまでも響き渡り せえの、で走り出した夏
『素直になれなくて』 昨日、久しぶりにテレビドラマを観た。 Twitter(ツイッター)を使ったドラマ、ということだったので。 フジテレビの『素直になれなくて』。 ほんと、テレビドラマを観るのは何年ぶりだろう。 ちなみに、テレビドラマが嫌いという理由で観てなかったわけではない。 ここ最近、かなりテレビから遠ざかっているというのが、なにより大きいが テレビドラマというものは、観ると面白いことも多く また次の回、また次の回、と、続きが気になって 観ないわけにはいかなくなってしまうからだ。 欠かさず録画してまで観るのは、いま「モヤモヤさまぁ〜ず2」だけで充分なのだ。 Twitterを使ったドラマ、といってもTwitterが絡むのはほんのちょっとだった。 まあ、あまりにも少なすぎるように思うが、これは仕方がない。 Twitterを知らない人が見て、嫌悪感や疎外感を感じてしまっては テレビドラマとい
Twitterいかがですか? Twitterについて書いてみようと思う。 しかし、Twitterというのは説明が難しい。 なぜなら「Twitterのなにが面白いか?」というのは人によって異なるからだ。 では、純粋に機能的な説明をすれば...かとも思うが、それまた難しい。 Twitterをまったく知らない人が、Twitterの仕組みを「聞いただけで」理解する というのは、かなりハードルの高いことだと思う。 「Twitterって?」という問いのこたえは、「やってみればいいじゃん!」である。 やれば、理解できたりする。 そりゃ、最初は戸惑うだろうけれど。 Twitterをやっている知人が1人もいないと、しばらく理解できないかもしれないが 誰か友達がいれば、その人とコミュニケーションをしていくうちに覚えるだろう。 誰かがいるなら「やってみるね!」と連絡して、初めてみることだと思う。 余談だが、そう
アーティストのビジネスモデル 「CDが売れなくなったー」ときく。 「本も売れなくなったー」ともきく。 「なに言ってんの、雑誌なんてもっと大変!」とも言う。 「いやいや、CD、ほんとに売れないんだって!」と返したりする。 アーティストのビジネスモデルとして 会費制みたいなのって、誰か導入してみたらどうなんだろう。 そのアーティストは、「月いくらあればOK!」と決めちゃう。 売れたとか、大ヒットとか、そんなの関係なし。固定。 だって、売れたとか、そういうのから離れる、っていう話だもの。 例えば、あるアーティストが100万円/月、と決めちゃう。 会員を集める。会費は1000円/月。 会員は1000人。限定。 会員に対しては、アーティストから直接、例えば楽曲が送られる。 オンラインで。なにかのDRMかけてもかけなくても、その人判断で。 送られてこない月もあるかもしれないし ある月には、何曲も送られ
Yamanotweet Twitterを使っていて、だんだん思うようになったけど Twitterは、コミュニケーションのプラットフォームとして いろいろなことに使われるようになっていくのだろう。 Twitter側が突然ケチなことを言い出さなければ、だけれど。 Twitterは、単機能なところがよいと思う。 メインの機能以外のことは、API使って第三者が作っていく。 そのオープンな姿勢は素晴らしい。 世によくある、ウェブサービスは、あれもこれもと多すぎるのかも。 いや、あれもこれも、どれもそれも、自分のとこ「だけ」で やろうとしているのが、よろしくないのかも。 そう考えたら、サービサーは、基本的な1つのサービスや機能だけ 強力でユニークなものを作って、あとは外と繋がっていくことがよいのかも。 そんなところで、上の絵のような、サービスを作ってみたいなと思った。 細かいところ、ぜんぜん書いてない
Twitterと、Ustream Liveと、生のLIve! ふと、思い立って Ustreamを使って、ストリーミングライブをやってみた。 夜中だというのに、盛り上がった。 短い時間ではあったが、あっという間だった。 Twitterで告知して、Ustreamで突然、ライブ。 恵比寿のオフィスからの演奏が、日本中に、世界中に発信されて、繋がる。 2時間くらい前の、直前告知だったにも関わらず 同時に150人以上が参加してくれた。聴いてくれた。 累計ではどうなんだろう。 それが、多いのか少ないのかは、よくわからないが 「新しいなにか」を、僕を含めて みんなが発見し、共有できた、貴重な時間だったと思う。 Twitterでライブの告知をして それに対して、みんなが返事をくれたり 或いは、さらに多くの人に伝えたり。 ライブ中は、Ustream内のTwitter上で 曲を聴きながら、みんなの会話が、ライ
川本真琴『桜』 たまたま久しぶりに、川本真琴を見た。 聞いた。再燃した。 3年前に同じようなエントリーを書いているが そんなこと、まったく気にせず、書いてみようと思う。 いいじゃないか、週末だし。 ちょっと付き合っていただきたい。 きっと長くなるけれど。 川本真琴は、作曲家でもあるし、自分で歌ってもいるわけだが 最も才能を感じる......、というか、天才としか思えない 「作詞家」という部分にフォーカスして書きたいと思う。 「彼女」の表現が最も出ているのは、その「詩」なわけだし。 先に言っておくが、すべての歌詞をここに載せるわけにはいかないので 検索エンジンなどを使って、彼女の歌詞を眺めるなり YouTubeで歌を聴いて歌詞を知るなりしながら、読んでいただきたい。 川本真琴は、ずっと「あたし(自分)」と「あなた(異性の相手)」 そして、その「境界」を描いてきた。歌ってきた。 ファーストシン
『eno talk』 第二回目 ゲスト:伊藤穣一さん 「eno talk」の第二回目を公開しました。 ゲストはジョーイ(伊藤穣一さん)です。 右の緑のフレームにボタンがありますので 押して、そのまま聞いていただくか ダウンロードして、iPodなどで楽しんでください。 ヘッドフォンで聞いたほうが聞きやすいかな。 今回も、食事しながら喋っているのを録音しただけですので 多少、お聞き苦しいところもあるかと思いますが 「生なトーク」の雰囲気を楽しんでいただければと思います。 ジョーイとは、もう長い友達で 仕事でもプライベートでも、よく会っている仲なので (そういえば、昨日も会ったんだよね) この「eno talk」の、「会ってトークを公開」という コンセプトに会った、ほんと普段着のトークと、なったと思います。 せっかく音声ファイルがあるのに あまり中身のことを語るのもどうかと思いますので ま、ぜひ
Twitter思ったこと Twitterというのは、外国語の勉強にとてもよいのではないだろうか。 と、ふと思った。 勉強したい言語を喋ってる人を、何人もフォローする。 あまりに適当だと、会話が成り立たないだろうから 好きなバンドとか映画とかサッカーチームとか、そういうキーワードで検索して 学習したい言語を使っている人をフォローする。 友達が多い人は、逆フォローしてくれないかもしれないから 相互フォローしてくれそうな人を探して。 いや、そんなこと考えずに、ばんばんフォローしちゃえばよいわけか。 確率的にフォローしてくれる人が増えるまで。 ま、もっと良い方法があるかもしれないけれど とにかく、自分が勉強したい言語を母語としている相手を フォローしまくって、コミュニケーションする、というのは かなり有効な、語学上達法なのではないだろうか。 いや、もちろん、実際の会話は音声によるものだから ある程
散歩ソフト。 ふと思ったこと。 東京のどこかで 信号にひっかからないで、まあまあな距離を ずっと散歩ができるルートを探す。 そのルートの散歩を「共有」する サウンドトラックというか、音ファイルを制作する、という話。 スタート地点を指示して プレイヤーは、そこでiPodなりで再生する。 スタート地点と、スタート時間も指定。 時間というのは何時から、という意味。 例えば、デートみたいなのがわかりやすい。 男性用には、相手が女性。 女性用には、相手が男性。 僕は男なので、相手は女性の例として話を進めていく。 例えば、恵比寿の駅前でスタート。 どっち口の、どのあたりと具体的な指示の場所に立って 指定された時間が来たら、再生ボタン。 現実世界のような環境音がヘッドフォンから流れ 現実世界の音なのか、ヘッドフォンからの再生音なのか わからないように、意識を持っていく。 駅前のざわつき。頭上遠くで聞こえ
Twitterいまのところ このblogのメインページの右側のフレームに置いたので 気付いているかたも多いと思いますが いまごろになって、Twitterを始めた。 かなり前から、いろんな人に勧められ、誘われ 関係者に言われても始めなかったんだけど 食わず嫌いもよろしくないと思って、始めてみた。 ずっと始めなかったのには、理由がある。 このblogで充分だと思っていたからだ。 充分というか、守備範囲の限界を感じているからだ。 過去に、食わず嫌いもよろしくない、と始めてみて あっという間にやめてしまったサービスが幾つあることだろうか。 このblogだって、忙しいと更新が止まってしまう。 ほかのサービスをやっている時間があるくらいなら このblogを更新しようと思った。 読んでいただいている人も、ありがたいことに大勢いるわけですし。 で、3週間くらい前に始めたTwitterだけど いまのところ、
『eno talk』 第一回目 ゲスト:坂本龍一さん part 3 & part 4 坂本龍一さんとのトーク。 「eno talk」第一回目の、part 3と、part 4を公開しました。 お待たせしました! このblogのメインページの右側に置いてありますので ボタンをクリックして、聞いてください。 そのまま聞いていただいてもよいですし ダウンロードして、iPodなどでもどうぞ。 前回のpart 1やpart 2とは、またちょっと違った 雰囲気のトークになっていると思います。 あと、もう1回ぶん、part 5と6が残っております。 そちらも、お楽しみに。 聞いていただいて、面白いと思っていただけたら ぜひ、紹介して、広めてくださいませ。 多くの人に聞いていただき、楽しんでいただくことが この「eno talk」の唯一の目的であり、価値ですので。 あ、紹介していただく際には リンクをこの各
『eno talk』 第一回目 ゲスト:坂本龍一さん お待たせしました。 坂本龍一さんとのトーク、公開です。 タイトルは「eno talk」と、言いまして その第一回目のゲストが、坂本龍一さんです。 「eno talk」は、不定期ですが 「誰かと会ってトーク」を公開する、というスタイルで 回を重ねていきたいと思っています。 ま、昔、やっていたラジオのようなものですね。 ただ、ラジオや取材などとは違った 普段着のトーク、気軽なお喋りが、お楽しみいただけるかと思います。 この、第一回目の坂本龍一さんとのトークも とある料理屋さんで、食事をしながらトークしているのを そのまま、公開、という形になっています。 ですので、食事のノイズ、箸や器の音、部屋の外の声など 様々な環境音が入ってしまっておりますが、そんな雰囲気も込みで 楽しんでいただければ、嬉しく思います。 第一回目の坂本龍一さんとのトークは
アンパンマンのアイデンティティ ハードディスクに録画された、『それいけ! アンパンマン』を観た。 といっても、次男が観ているのを、横で見ただけだが まだ2歳にならない子どもをとりこにするのは、大したものだ。 以前は、まったく観たことがなかったのだが この半年くらいで、何度か次男と観ているうちに アンパンマンの世界、というものが、わかるようになってきた。 アンパンマンのエピソードは、基本的には 1)バイキンマン(悪者)がまず悪いことをする 2)アンパンマン(主人公)が現れて応戦する 3)しかしパン部分である「顔」を濡らされて、力がなくなってしまう 4)誰かがジャムおじさんのところへ、ピンチを伝えに行く 5)ジャムおじさんが代わりのパン(アンパンマンの頭部分)を焼いて届ける 6)アンパンマンの濡れた顔と、新しく焼いた顔をチェンジ、元気100倍! 7)元気を取り戻したアンパンマンが、バイキンマン
「素晴らしい終わり」 昨晩は、坂本さんのピアノツアー千秋楽。 昭和女子大人見記念講堂へ。 長男と。 最終日を感じさせる、素晴らしいコンサートだった。 後で書くけれど、あの「事件」がそれを物語っていた。 「素晴らしい終わり」だった。 こういうのは個人差あるだろうけど 僕は会場の、昭和人見の音というか空気がすごく好きで それが理由で、追加公演は、オペラシティではなくこちらのチケットを取った。 追加公演は、あっという間に売り切れたようで、運がよく買えてよかった。 もちろん、オペラシティの音も素晴らしいけどね。 良い悪いでいったら、当然、オペラシティなんだろうけど じゃ、どっち、と言われたら、単純に好みの問題で昭和人見にした。 「息子と坂本さんのピアノコンサートに行く日が来たかあ」 と、なかなかに感慨深い心境で、開演を待つ。 大きくなったものだ。もう11歳か。 演奏はどれも素晴らしかった。 行って
坂本さんと食事とトーク。 坂本龍一さんと食事。 よく、お会しているように思えて 食事をするのは、久しぶり。 食事をしながら長い時間、楽しくお話させていただいた。 初めてお会いしてからもう12年くらいになるのかしら。 先輩は、変わらず、会うたび、いつも刺激をくれるなあ。 いまはピアノツアーの最中で、あと追加公演2つを残すところ。 僕も、もういちど、最終日に行くので楽しみ。 お会いする前も、iTunesでの配信を聞いていたので なんというか、コンサート終了後に、楽屋にご挨拶にいって 感想をお伝えいたします、みたいなモードで会話をスタート。 ちょうど川口公演を聞いた直後だったので Thousand Knivesのメロが追いかける新しいアレンジ、いいですね! と伝えると、なんと数日前に夢の中で思いついて、早速試してみたとのこと。 そうかー。夢の中でもピアノライブやっちゃうくらい 今回の全国ツアーは
「裸になってなにが悪い」 「裸になってなにが悪い」というのは心に響いた。 酔っぱらって出た言葉だし、実際にはいろいろ言っただろう言葉から 選んで警察が発表したものだし、細かいニュアンスも違うだろうから それを引っ張って、どう、というのもおかしな気もするけれど 「裸になってなにが悪い」という言葉は、すごく強く感じた。 たしかに、なにが悪いんだろう。 もちろん、法的にアウト、なんだけど。 悪いには悪いんだろうけれど、そこまで悪いことなのか。 署から移送されようとする、彼の姿をテレビで見て なんだか、ものすごく可愛そうになった。 別にどうでもいいじゃん、許してやれよ。 裸になって騒ぎたい、という気持ちは、ぜんぜん理解できるけどなあ。 通報を受けて行った、警察も許してあげればよかったのに。 彼の人生を考えて、なんとかうまく処理してあげられなかったのだろうか。 芸能人と一般人で差を付けるのはおかしい
きみとぼくと設計。 〜最終回「仲間との開発」〜 「『きみとぼくと立体。』の設計」、ついに最終回です。 もう、四回目となりました。 今回は、「仲間との開発」について書きたいと思います。 「仲間」というのは、一緒に開発をしてくれた「仲間」のことです。 この作品は、任天堂さんを含め、一緒にもの作りをしてくださった メンバーに非常に恵まれていたと、いまも感じています。 「良い開発チームとはどういうものか?」というのは 人によって、定義が違うでしょうけれど 僕にとっては、少なくとも、開発が終わった結果、楽しかった思い出が残って なにより、自分で「良い」と思えるゲームができたことが 良い開発チームだったのではないかと思います。 開発のスタイルは、人それぞれだと思います。 僕の場合、企画をやって後は監修、という形ではなく 開発のディレクションも、アートディレクションも行うため 「たまに出来たら見せて〜」
きみとぼくと設計。 〜第三回「2人プレイ〜協力と対戦」〜 「『きみとぼくと立体。』の設計」、第三回となりました。 第三回目となる今回は、「2人プレイ〜協力と対戦」について書きたいと思います。 このゲームの1つの大きな開発テーマであり、とても苦労した部分ですので それを取り上げることにしました。 実はこのゲームは、2人プレイから先に作りました。 もともと、「未来のおもちゃ」を想定して作ったゲームなのです。 現在ではできないけれど、いつか未来には、実現しそうなおもちゃ。 例えば、テーブルの上に、肩幅くらいの大きなキューブが浮いていて (さっそくここが、現在では実現が難しいわけですが) そこに、小さな人形を、ぽいぽい投げ込んで遊ぶ。 キューブは、人形の重みで傾いてしまう。 人形は、まるで生きているかのように、自律して動きまわる。 (ここも、実現不可能ですね、いま作るのは) キューブが傾いたら焦り
『きみとぼくと立体。』 from San Francisco 『きみとぼくと立体。』がリリースされました。 任天堂より発売された、Wiiウェア用ゲームソフト。 約9年3ヶ月ぶりの、家庭用ゲームの新作です。 そう、もうリリースされているんです。 もう、プレイできます。 ダウンロードで購入できます。 いい時代になったものです。 発表と同時にリリース、という手法を取ったこともあり この日が来るまで、ずっと静かに黙っていたわけですが 内容について、いろいろと想像してもらうよりも 実際にプレイしてもらうことが、良いソフトだと思いますので ぜひ、みなさん、プレイして、楽しんでください。 Playing is Believing、です。 ずいぶん、長い年月が経ってしまいましたが この新作のリリースを楽しみに待ってくださった みなさまには、心より感謝致します。 おかげさまで帰ってくることができました。 あ
ご挨拶。 あれから随分月日が経ちました。 長かったけれど。 久しぶりにGet Backとなりそうです。 これまでの日々を、支えてくださった皆様に感謝します。 ありがとう。 お楽しみに。 ......9年以上ぶりかー! Tweet Posted by eno at March 03, 2009 12:40 PM
『OutRun』を思い出す。思う。 思い切り古い話で申しわけないが 突然、『OutRun』というゲームのことを思い出した。 きっかけは、年明けちょいに出る予定の 『newtonica2 Resort』の曲で波の音を使ったことから。 単なる「波の音」という、繋がりだけなのだが。 音というのは面白いもので、突然、古い記憶が蘇る。 人によるのかもしれないけれど。 『OutRun』について、いろいろ思い出した。 当時も、いろいろ思ったのだけど。 いろいろ思ったおかげで、いろいろ考えてしまった。 もちろん、既に高く評価されているゲームではあるが いまになって、このくらいの距離が出来て、思うことは このゲーム、僕にとって、かなり大きな分岐点となったのでは、ということ。 或いは、ゲームというものにとって、大きな分岐点となったのでは、ということ。 過去になんども、好きなゲームとか、影響を与えたゲームとかい
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