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みなさま、KDDIでXR(AR/VR/MRの総称)に関わるサービスの企画開発を担当している三功(さんこう)です。 先月、大阪への「AWS Wavelength Zone」拡張について、KDDIでIaas/Edge Computingのプロダクトマネージャーを担当している佐藤より本ブログでご紹介をさせて頂きました。あわせて、KDDI社内の取り組みとして、株式会社KDDI総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中村 元)、株式会社ユビタス(本社:東京都港区、CEO:Wesley Kuo)と共に、AWS Wavelengthをサービスプラットフォームとした自由視点映像の配信に関する実証実験開始についてもご報告させて頂きました。 本日は、AWS Wavelengthを活用した自由視点映像の配信に関する実証実験の結果について詳細をご紹介いたします。 KDDIにおけるAWS Wavelen
AWS Wavelength の魅力をご紹介(ユースケース編) KDDI AWS技術担当 松本です。 AWS Wavelengthについて、先の記事で概要をご紹介しました。本記事では、具体的なユースケースについてお伝えしていきます。2020/12のGAに先行して、本サービスの有用性の確認のため、一部のお客様と共同で事前トライアルを実施しました。公開可能な以下の3社との取り組みについてご紹介します。 1. TVT様「後だしじゃんけんゲーム」 お客様の課題 ・TVT様は、オンラインゲームの開発などを行っている企業です。 ・オンラインゲームを開発する際、ネットワークの遅延はゲームの設計に大きく影響します(複数プレイヤー間の同期処理の考慮など)。もし安定的に低遅延な環境が提供されるのであれば、ネットワークを経由して行うデータ処理の量や頻度を増やすことができ、より高度なユーザー体験を提供できる可能性
運用チームの品質改善取り組みについて KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)の運用担当 金子です。 いつもKCPSをご利用いただきありがとうございます。 2019年度に運用チームで実施しました、品質改善の取り組みについてご紹介したいと思います。 従来の監視方式 KCPSではサービス提供するための設備機器の故障検知として、SNMP-Trap監視(※1)やログ監視(※2)を採用してきました。これらは多くのオンプレミス環境の運用監視で採用されている方式で、監視対象機器が自身で検知した異常を全て運用監視者に通知し、その後監視者が状態の確認、異常時の復旧対処を実施することでサービスの品質を維持してきました。 ※1:監視対象機器でのHW異常等をSNMPエージェントがマネージャへ通知する監視方式 ※2:監視対象機器内で出力されるログ構文をチェックし、”ERROR”などの特定文言が含ま
AWS社単一AZ障害、あの日を振り返り、KDDIは次のステップへ サービスアプリケーション開発部の大橋です。 2019年9月24日にTech-in AWS※が主催する社内勉強会「Tech-in AWS #XX」をオリックス不動産西新宿ビルにて”緊急”開催致しました。 ※Tech-in AWS: Tech-inという社内の技術勉強会コミュニティから派生して誕生した技術特化コミュニティ。 普段はKDDI社内およびKDDIグループ企業を参加対象とし、AWSをテーマにした勉強会を定期的に開催。 普段定期的に勉強会を行っているTech-in AWSが、何故”急遽”9月24日に勉強会を開催することになったのか?それは、皆様の記憶にも新しいと思いますが、2019年8月23日に「AWS東京リージョン単一AZ障害」が発生したからです。この障害により一部のKDDIの商用サービスに影響が出たものもありました。今
KDDI DIGITAL GATE設立への思いと、1年間の活動で学んだこと 皆さま、はじめまして。KDDI DIGITAL GATE センター長の山根です。 KDDI DIGITAL GATEは昨年の9月、企業の皆さまとデジタル・トランスフォーメーション(DX)を実現する場として東京の虎ノ門にオープンしました。 オープンして1年が経ち、これまで大企業を中心にのべ250社以上の方々にご来訪いただきました。本稿ではKDDIがなぜこのような場を作ったのか?また、この1年間さまざまな企業のDX推進者と接してきた私たちが、その活動から何を学んだのかを皆さまにお伝えしたいと思います。 デジタルとビジネスの関係性の変化 私は2001年に大学を卒業して社会人となった後、約5年間、ITエンジニアとしてソフトウェア開発やデータベースに関わる仕事をしていました。当時私が作っていたソフトウェアは、人が行なっている
おすすめAWS学習ハンズオンコンテンツ (AWS re:Invent2018レポート) KDDIのホームIoTサービス、au HOMEの開発をしている三宅です。 AWSを使ったインフラ・バックエンド、CI/CD、運用監視機能を主に担当しています。また、AWS活用の間口を拡げるために社内AWS入門講座の講師も担当しています。 2018年11月25日から11月30日に開催された世界最大のAWSイベント、AWS re:Invent2018に参加し、現地の圧倒的な熱量を体感してきました。 新サービスやアップデートに関する内容はすでに出尽くしているので、少し違った”学習コンテンツ”という視点から内容をレポートします。年末年始や夏休みなど、まとまった勉強時間が取れるという方にオススメの無料のハンズオンコンテンツをご紹介します。 手を動かして学ぶ AWS re:Inventのメインコンテンツとして以下の
KDDIは2018年夏より、法人のお客さまのアジャイル導入を支援する、全く新しいスクラム教育プログラムの提供を開始いたします。 トレーナー陣の紹介 空前絶後のセミナー内容 本セミナーではスクラムの生みの親ジェフ・サザーランド博士が開発したインタラクティブな研修を通して、より実践的な学びを得ることができます。 超絶怒涛のアジャイル体験ゲーム 複雑化したビジネス環境では、事前に計画を立てて、その通りに実行しても正解にたどり着くことが困難となっています。スクラムは仮説と検証をクイックに繰り返し、改善しながらゴールに近づくことができる手法です。本セミナーでは飛行機の作製を例にしたワークショップを行うことで、体感的にアジャイルを学ぶことができます。 1回目のスプリントは紙飛行機の作製から始めます。 振り返りを5秒で行い次のスプリントへ。4スプリント目以降では「紙」というバイアスを撤廃し、より飛距離を
2017年4月1日より、法人のお客さま向けに、新ネットワークサービス「 KDDI 君の縄。」(以下、君の縄。) の提供を開始します。「 君の縄。」は、NAWA(注1)技術を活用し、接続帯域や接続拠点をお客さまが自由に設定できるネットワークサービスです。 注1) New-Associate Wide-Areaの略。縄を用いてネットワークへ柔軟さや付加価値を追加するための技術。
Dr. Jeff Sutherlandが語るプロダクトオーナーに求められること アジャイル開発を推進している荒本です。 2月13日より一週間をかけて、アジャイル開発のフレームワークで最も普及している”Scrum”を考案したDr. Jeff Sutherlandと、Scrum inc.のトレーナーAvi Schneierを招聘してScrumセミナーを行いました。実務者向けに認定スクラムマスター(CSM)研修を二日間、認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)研修を二日間行いました。その間に経営者層向けに、デジタル革命が進む現代において日本がイノベーションを起こすための組織や仕事のやり方の変革についてのセミナーが行われました。CSMと経営者向けセミナー(Digital Innovation Leadership)の様子は、今回のScrumセミナーを共同開催した永和システムマネジメントの平鍋さん
認定スクラム研修プログラムの開始について 〜スクラム提唱者ジェフ・サザーランド博士のトレーニングを日本で実現〜 KDDIのアジャイル開発を推進している荒本です。 1月12日〜13日に開催された「Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017」で、KDDIは昨年に引き続きスポンサーとして支援いたしました。 「Regional SCRUM GATHERING」は、アジャイル開発のフレームワークの一つであるスクラムに関して、講演やネットワーキングを通じて参加者同士が情報共有するイベントです。“GATHERING”というイベント名称通り、スピーカが一方的に講演するだけのイベントではなく、実行委員やスピーカ、参加者が双方向に交流し、特にスピーカの方々が自身の講演時間に関わらずイベントの期間を通して参加し、参加者と交流できる時間を作り知見を共有する様子が見られ、スクラムの浸透や
“auでんき”の革新的な仕組みを実現させた アジャイル開発を加速させる環境とは? クラウドサービス開発部の平岡です。私たちの部門は2016年6月1日より開催された「AWS Summit Tokyo 2016」にて登壇し、KDDIの新規事業である“auでんき”のサービスインについてお話しさせていただきました。AWS Summitでのセッションの様子は他のブログでも紹介されていますので、私からはアジャイル開発によって実現できたauでんきのシステム上の特徴などを簡単に寄稿させていただきます。 クラウドネイティブなシステムをアジャイル開発 私たちはauでんきのサービスインに際して、クラウドネイティブなシステム及びアプリケーションの開発に携わりましたが、その中で特に革新性のある部分は、運用監視の自動化を実現したことだと思います。具体的には、新規登録の管理や監視データの保全を自動化し、障害が発生した場
キャリアのSDNは、一般企業のSDNとはちょっと(だいぶ?)違う KDDI Cloud Blogをご覧の皆さま、はじめまして。私はKDDIで法人のお客様向けのVPNサービスの企画業務に従事している内川です。CloudのBlogに何故にVPNサービスの担当者が?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、私は、6月中旬に発表した、世界で初めてSDN技術を広域イントラサービスに適用したKDDI Wide Area Virtual Switch 2(以下WVS2)の企画を担当しています。このブログでは、まずはCloudと密接な関係がある「SDN」サービスの企画担当者として、通信キャリアの目線で見たSDN技術の可能性・展望について考えていきたいと思います。 キャリアのSDNの話の前に、ちょっとSDNについておさらい SDN(Software Defined Networking)は文字通り、ソフトウェ
KDDI 藤井です。国内におけるアジャイル開発の取組みはここ数年で広く認知されるようになりました。しかし、広く普及したがゆえに、アジャイル開発における目的や価値観が多様化しています。本日は、KDDIがアジャイル開発を始める上でアドバイザーとしてもご協力いただいたアジャイル開発手法における国内の第一人者、株式会社永和システムマネジメント 代表取締役社長 平鍋健児氏(以下、平鍋氏)との対談記事を掲載します。 日本企業とアジャイル開発 平鍋氏:アジャイルは2001年にアジャイル開発手法を支持する17名のメンバーによって公開された「Manifesto for Agile Software Development」をきっかけに生まれた言葉です。技術をはじめ、社会システムや会社のしくみ、取引き先との関係など様々な要素を含んだエンジニアリングのため、日本ではなかなか導入が進みませんでした。しかし、この3
Chefで簡単にKCPSにMackerelを導入する はじめまして。DevOps実践を担当している運用本部の廣田です。2015年4月から、KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)のパートナーサービスとして、株式会社はてなのサーバ監視サービス「Mackerel(マカレル)」を提供しています。Mackerelを導入することにより、サーバのリソースやサービスの稼働状況を直観的なUIとグラフ化によって把握することで、システムの稼働トレンドの把握やサービス品質向上に役立ちます。今回は、インフラストラクチャ自動化フレームワークである「Chef」を利用して、より簡単にKCPSにMackerelを導入する方法を紹介します。Chefを利用することで、サーバ上で複雑なコマンド実行を複数回繰り返すことなく、Cookbookと呼ばれるプログラムコードを一度実行するだけで、Mackerelを導入で
OpenStack Summit Tokyo 2015 参加レポート クラウドサービス開発部 松本です。先日(2015/10/27~30)開催された、OpenStack Summit Tokyo 2015 に、クラウド基盤に関する新技術の調査、検討のため参加しましたので、以下にレポートします。 1.OpenStack Summit 概要 OpenStack は、クラウド基盤を構築するためのソフトウェアで、オープンソースとして開発されています。その開発者、利用者、関連ベンダが一堂に会して、技術情報交換、導入事例発表、今後の開発方針の策定等を行うイベントとして、「OpenStack Summit」 が年2回開催されており、今回は初の東京での開催となりました。(Summitは北米/北米以外で交互に開催されており、次回2016春は米国/オースティン、次々回2016秋はスペイン/バルセロナの予定です
アジャイル開発を支えるCIツール Agile&DevOps推進担当の川上です。今回は開発ツールの話の中でも、アジャイル開発を支えるCIツールについて、もう少し詳細にお話したいと思います。 クラウド時代に手作業?? KDDI Business IDのシステムは60台以上の仮想サーバで構築されています。これらのサーバに、プログラムのリソースを手作業で配信することを想定してください。 0.sshでログイン 1.資産ファイルを配置 2.アプリケーションサーバを再起動 3.プロセスの稼動状況を確認 当然、商用サービスとして稼動している状況なので、正しいファイルか、正しい配置場所かどうかを確認するといった作業も含みます。1サーバ20分で作業が完了するとしても、60台だとして単純計算で1200分、平行作業で3チーム実施するとしても、400分(6時間以上)必要です。KDDIの社内では、作業はペアで実施しま
モバイルプラットフォームでのオープンソース系OSの活用について 上月です。クラウドの対になる側のモバイルプロダクトの商品企画を担当しており、特にスマートフォンに代表されるスマートデバイス向けのOSの導入に携わっています。その中でもプロプライエタリなOSではなく、オープンソース系OSに強い興味を持ち、通信事業者としてそれらをどのように活用することができるか?というテーマに取り組んでいます。今回は、これまでの当社でのモバイルプラットフォームへのオープンソースの導入経緯や企業での利用、それらの経験から私なりのオープンソースに対する考え方、展望について述べたいと思います。 果たしてオープンソースはモバイルプラットフォームに利用できるのか? この課題は当社が初めてモバイルプロダクトにオープンソースのOSを導入するかどうかの検討をした際にまず目の前に立ちはだかった最大の壁でした。当社のau携帯電話では
KCPSのインスタンス構成の”見える化”を提供開始 KDDI クラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)の開発を担当している北条です。2015年8月8日よりKCPSのカスタマーコントローラであるAdmin Consoleで、KCPSの仮想サーバ(インスタンス)やネットワーク情報からシステム構成図を自動的に作成するフォーメーション機能を提供開始します。 フォーメーション機能の特徴 特徴1. 日々更新されるクラウドの構成や設定をボタン1つで管理することができます。 特徴2. ユーザ間で常に最新のシステム構成図を共有できます。 特徴3. 常に最新のシステム構成図をファイルで社内外の関係者と共有できます。 開発への関わり 今回の開発では、お客様へ提供する価値で判断して、優先順位の高い機能からチーム全員で協力して開発してリリースするスタイルで実施しました。私はスクラムマスターとして、プロダク
オープンソースプロジェクトCHIRIMEN Open Hardwareに参加して:B2G(OSS版FirefoxOS)が動 く小型ボードコンピュータ 「CHIRIMEN」の開発 はじめまして。KDDI研究所でWeb関連の技術調査・開発に従事している関口です。私は今、Webという切り口でスマートフォンやその周辺環境の未来を模索し、CHIRIMEN Open Hardwareというオープンソースプロジェクトに参加しています。 CHIRIMEN Open Hardwareプロジェクトとは? CHIRIMEN Open Hardwareプロジェクトとは、Mozilla Japanによって発足されたMozilla Factoryという活動の中から登場したプロジェクトです。このプロジェクトでは、近年IoT/WoTといった言葉で注目を集めているように、様々なモノがネットワークで繋がっていく未来の社会にお
IoTの究極の形『WoT』にKDDIが取り組む理由 KDDI技術戦略部の高木幸一です、私は、KDDIの技術戦略上、Web技術が非常に重要な位置を占める中で、社内外へのWeb技術浸透、およびW3C標準化作業等を行っています。さて、突然ですが、KDDIが2014年末に出した新種のスマートフォン端末をご存知でしょうか?そうです、「Fx0」です。Android OSでもiOSでもない第3のOSの端末として登場し、多くのニュースでも取り上げられていたのでご記憶の方も多いのではないかと思います。一方で、この端末の発売に関するKDDIのプレスリリースであるキーワードが掲載されていました。それが 「WoT (Web of Things)」 です。聞きなれない方も多いかもしれません。実はこの「WoT」は「IoT(Internet of Things = モノのインターネット)」の究極の姿であり、我々が目指す
KCPS上でSQL Server の冗長化を実現 – MSSQL AlwaysOn機能 クラウドサービス開発部 松本です。Microsoft社のサーバ関連製品を担当しています。KCPSでは、システムの構築にあたりMicrosoft SQLサーバを手軽にご利用頂けるよう、ライセンスを月額提供するスキームを用意しています。MS SQLサーバはもちろん単体でのご利用も可能ですが、「AlwaysOn※」と呼ばれる高可用性を実現する機能を備えています。今回は「AlwaysOn」について、その機能及びKCPS上での構築例についてご紹介します。なお、以下に説明する構築例の作成は、Microsoft社エンジニアの協力の元、実施したものになります。 ※「AlwaysOn」には厳密には「AlwaysOn可用性グループ(AG)」と「フェールオーバークラスターインスタンス(FCI)」という2つの技術が含まれますが
KCPSから「Mackerel」提供開始! 〜Mackerelで実践するサービス利用状況の”見える化”〜 はじめまして。KDDI Business IDの開発を担当している中嶋です。先月、KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)のパートナーサービスとして、株式会社はてな のサーバ監視サービスである「Mackerel(マカレル)」を提供開始しました。Mackerelはサーバのリソース状況を管理するサービスですが、KDDI Business IDではMackerelのカスタムメトリックを使用して、サービスの利用状況を”見える化”しています。今回はその方法を紹介したいと思います。 Mackerelとは? 本題に入る前に、Mackerelの特徴について説明したいと思います。 ■導入が簡単 サーバの監視を行う場合、ZabbixやNagiosなどのOSSの監視ツールを利用して監視する
KDDIならではのメリットとは?~AWS Direct Connectによるセキュアで安定した接続を実現~ AWS with KDDI(Amazon Web Service)を担当している杉田です。弊社が提供しているサービス「AWS with KDDI」の概要については既に本ブログにて弊社の岩下が紹介していますので、今回私からはサービスの肝であるイントラネットとの接続部(AWS Direct Connect)について、技術的な内容を踏まえてKDDIが提供するメリットを説明したいと思います。 AWS Direct Connectとは? ご存知の方も多いかと思いますが、AWS Direct ConnectとはAWS上に構築したVPC(仮想プライベートクラウド)とお客様のデータセンターやオフィスを専用線にて接続するサービスです。VPCとプライベートな接続を実現するというだけであれば、Direct
Chef Server12をKCPS上に構築、活用方法を検証 2回目の投稿になります岡澤です。先日Chef meetup 10thがKDDIビルにて開催されました。今回もChef社からAlex Vinyar 氏、HiganWorksの澤登 亨彦氏、クリエーションラインの浦底 博幸氏と内容の濃い発表がありました。Chef meetupは第1回から参加していますが徐々に規模も大きくなってきています。参加者の方も初めてChefに触れる方や企業でガンガン開発、運用している方など様々です。継続してChefの注目度があることが伺えます。Chefに興味のある方は、次回、是非参加してみてください。さて今回ですが、Chef meetupで弊社の取り組みを紹介させていただいたので、こちらにも記載したいと思います。 Chef Server12の検証を実施。Chef11との違い Chef Server12が昨年末
なぜチャットワークは日本最大規模のビジネスチャットになったのか? はじめまして、クラウドサービスの企画・戦略グループリーダーの吉川です。今回はKDDI ChatWorkの取り組みについてご紹介させて頂きます。 みなさんはチャットワーク(ChatWork)というサービスをご存知でしょうか?チャットワークのWEBサイトを見ると「ビジネスが加速するクラウド会議室」「チャットワークは、業務の効率化と会社の成長を目的とした、メール・電話・会議に代わるコミュニケーションツールです」というコピーが飛び込んできますが、普段、私たちがお客様にご説明する際には「法人向けのLINEみたいなものですよ」とお伝えしています。 チャットワークとは 実際にはLINEとは異なり、「WEB会議」や「タスク管理」「ファイル共有」といったビジネスシーンで必要となる機能が特徴的で、その利用シーンは単にグループでのやりとりや情報共
KDDI エンタープライズアジャイルの取組み~やってみてわかった大切なこと 川上です。今回はKDDI Business IDの開発にご協力頂いたグロースエクスパートナーズ社の執行役員、日本Java ユーザグループ会長である鈴木雄介さんと、エンタープライズでのアジャイル開発の動向や、アジャイル開発に対する姿勢などについて議論した内容を掲載させて頂きたいと思います。 KDDIがアジャイル開発を始めるにあたって 川上:KDDI Business IDの開発を始めるにあたって、グロースエクスパートナーズ社にご協力いただきながら、内製でアジャイル開発を進めていきたい、という事をご相談させて頂きました。その当時の事は覚えていらっしゃいますか。我々は開発メンバー全員でアジャイル開発をスタートさせたいのに対し、鈴木さんは、厳選されたメンバーでの開発をご提案いただきましたよね。 鈴木氏:スケジュールもタイト
アジャイル開発を支える舞台装置、最適な開発ツールを求めて 川上です。今回は前回に引き続き、Developers Summit 2014 Summerのスライドの内容を深堀りします。今回は開発ツールについてです。KDDI Business IDの開発は、新たな開発スタイルについて検討するプロジェクトでもあり、アジャイル&内製プロジェクトでした。開発環境、開発ツールも新たに選定&構築してのスタートとなり、今回はその実体験をお伝えしたいと思います。 グローバルスタンダードな開発ツールとは KDDI Business IDのサーバアプリケーションはJavaで書いています。「Javaの開発環境は何を使おうか?」という所から検討スタートです。開発メンバーは、Eclipse経験者が多いというメンバー構成でした。 Developed withJava IDE with advanced HTML/CSS/
クラウドを支える縁の下の力持ち(KCPSファシリティ紹介) KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)のインフラ担当の加藤真人です。今回は、インフラチームのファシリティ設計業務を紹介します。普段あまり表に出ることはありませんが、インフラのもっとも低レイアの領域となります。何をするにもここから全てが始まり、ここがサービスの土台を支える最も重要な業務になります。KCPSの設備は、世界13カ国/地域・24都市・42拠点に提供しているTELEHOUSEのデータセンターに設置され、最適なファシリティ環境で運用されています。 ファシリティ設計においては大きく下記のポイントを考慮しますが、今回は(★)の項目について紹介していきます。 データセンター選定(★) 消費電力 発熱(★) 保守スペース 搭載間隔 配線ルート(弱電・強電) 総重量 保守性 耐震対策(★) 【データセンター選定】 デ
実は、低コストと高品質なサーバは実現できる 初めまして、KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下 KCPS) のインフラ担当 加藤真人です。 プラットフォームサービスを提供しているKCPS開発担当は、大きくインフラチームとクラウド管理チームで構成されます。私がリードするインフラチームは、物理サーバ、ネットワーク機器、ストレージ、ファシリティー(電源、ラック)、ハイパーバイザーまでを担当しています。KCPSをこれまで以上に品質の高いサービスとして提供していきますので、よろしくお願い致します。KCPSで利用しているサーバは、PublicKeyでも紹介されましたが台湾のODMベンダであるQuanta ComputerとWiwynnから直接調達しています。(ようやく皆さんへ公開する許可がおりました!)OEM(Original Equipment Manufacturing)ベンダという言葉は
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