study, oboeレポート一朝漬けしたので抜粋してコピペします!オーボエの難しさの理由は大きく分けていくつか挙げられるが、身体的疲労については呼吸によるものが大きいのではないかと考える。管楽器で「吐くブレス」を要求されるのは唯一オーボエのみだ、それも習いたてのエチュードの最初のページで、である。オーボエ奏者は、吸うより前に吐く、もしくは吐くのみのブレスを演奏中に必ず挟む習慣を身につけなければならない。これは水泳をイメージすればわかりやすい。大抵の人々はクロールで息継ぎをするときに、水面から出てまず息を吐き出してから新しい息を吸い込んでいるはずである。なぜ吐くブレスが必要なのか。それはオーボエの構造のためである。オーボエは他の楽器と比べて極端に吹き口部分であるリードの、息を吹き込む隙間が小さい。間隔は約1mmほど、幅はリードによっても異なるが約7mmである。奏者はこの空間に息を送り込む。