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衆院選
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突然ですが、イーストベンチャーズ(EV)の松山太河さんについて書きます。 「人生で一番お世話になっている人」なのですが、最近社内に人が増えてきて、太河さんのことを知らない人がいたのと、人に会う機会がまた増えてきたので話のネタにw EVのサイトを見るとそれっぽい感じになってました。 初めて出会ったのは2006年で、僕が大学2年の時でした。 ちょうどライブドア事件が収束したくらいの時です。 当時、百式という海外のWebサービスを紹介するブログをやっていた、田口さんのところでインターンしてました。これに応募した感じです。 » 学生インターン募集(ブログライター) | IDEA*IDEA 田口さんは田口さんで、この界隈に引き入れてくださった恩人です。 田口さん主催のなんかのパーティーで、太河さんを紹介されました。 その時は軽くあしらわれました。 ちなみにその時にはもうこんな感じ↓からは卒業されてい
先日、メディア関係者様向けに、キャッシュレスについて勉強会を行いました。 その中で作ったカオスマップをご紹介します。 これは、メジャー/ホットなキャッシュレス手段別に、消費者(Consumer)から加盟店(Merchant)へのお金の流れにどういうプレーヤーがいるか?を配置したものです。 なお、プレーヤーは代表的、というか主観で目立つ企業だけ入れていて、網羅性はありません! 国際ブランド(主にクレジットカード) 国際ブランドについては、過去の記事で似たような説明をしておりますので、そちらをご覧ください。 » スマートペイメント(決済)の業界マップと競争領域 » キャッシュレス決済の基本、「クレジット」「デビット」「プリペイド」はどう違う?(ビジネス+IT寄稿記事) 電子マネー 電子マネーは、基本的には非接触タイプで、主にプリペイド式で、チャージが必要なことが多いです。(プリペイド式?等の解
最近キャッシュレス関連のニュースをよく目にするようになったので、カテゴリ分けしてリストアップしました。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ShzEbNjxgvuy9tgjMO9KCwpazmlHP76zDbn_0cCjhOs/edit?pli=1#gid=2126206255 このカテゴリ分け、最近取材される時に毎回説明している気がしていて、どっかで整理しておきたかったもの。 これで、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、スマホ決済の違いあたりはわかりやすくなると思います。 カテゴリ分けするに当たり、この2軸を理解するのが重要です。 横軸:使える場所 ・国際ブランド → Visa/マスターカード/JCB/Amex/ダイナース/銀聯 ・汎用型 → 国際ブランドではないが、幅広い店で使える ・ハウス型 → ある特定の店での
Blogをnoteに引っ越し中 前回に続き、会社で意識していることを書きます。 » 【カンム紹介】前提知識の平準化のための勉強会 前回とも被るのですが、とにかく「前提」を共有することを意識しています。 その中で、いちばん重要なのは会社の方向性を示すもので、それを具体化した事業計画(Excelの月次収益計画)を事業開始当初から全社に共有しています。 短期の今後の計画(戦略・人員計画)や、ビジネスモデル、過去の履歴が全ていじりようのない数値として記載されています。 なお、弊社の事業計画の記載ルールはこっちで書いてます。 » カンムで使ってる事業計画のテンプレを公開します 全社共有することのメリットは3つあります。 ①社長以外がプロジェクトの優先順位をつけやすくなる ②会社がいつ黒字化する予定なのか伝えられる ③個別プロジェクト毎にどの程度の予算を考えているか伝えられる ①社長以外がプロジェクト
シード期からシリーズB(IPO前)くらいまでは、社長自ら事業計画を作っているかと思います。 ただ、そのテンプレやお作法は、誰からも教わったことはありませんでした。 (1回、事業計画作りの勉強会にはお邪魔させていただいたことはありますが) ただ、ちゃんと人に説明できて、かつ細部まで洗い出しを行い、自分で納得感のある事業計画があると、対VC、対社内、諸々が捗ります。 社内向けのメリットはこちらで書いてます。 » 【カンム紹介】事業計画を公開して共通言語を作る そこで、地味に8期目に突入して、100回くらいブラッシュアップして最近落ち着いた弊社の事業計画のテンプレを公開します。 » 事業計画サンプル(夜は酒も出すラーメン屋)powered by カンム八巻 @8maki 題材はなんとく「夜は酒も出すラーメン屋」にしています。 https://docs.google.com/spreadsheet
今回は短めに。 去年、日銀のFinTechセンター長に就任された、河合さんの資料が上がってました。 » FinTechが描く未来~利便性かBig Brotherか 個人的に面白かったのは、2点。 Alipayのスマホホーム画面 今Alipayが揃えているサービスが網羅されたホーム画面です。 MMF投資がトップに来ているのが面白いですね。 このホーム画面を、日本のFinTech企業は埋めに来ているイメージです。 そもそものプラットフォームである、ウォレット競争も始まったばかり、という感じではありますが。 » 参考:スマートペイメント(決済)の業界マップと競争領域 Alipay/WechatPayのシェア 2016年1月と、少し古いソースではありますが、久々にAlipay/WechatPayのシェアが確認できました。 この時点では半々ですが、既にWechatPayが抜いている印象。 【告知】
前回、日本に存在する通貨を分類しました。 » 日本に存在する通貨(法定通貨・暗号通貨・電子マネー・ポイントの違いは?) それぞれ、法的にできること、できないことが決まっており、企業によっては通貨を使い分けしていることもあります。 その代表格がLINE。 LINEのアプリ内には、最低でも5つの通貨が存在しています。(ゲーム内通貨は除く) 2016年5月に、ゲーム内アイテムが通貨と判断されて一悶着あったので、ココらへんの整理はかなり本気でやっていると邪推していますf^^; » 毎日新聞:LINEゲーム 一部アイテム通貨認定 関東財務局 改めて、通貨の制約を振り返ります。 ・電子マネー=前払式支払手段は現金化(法定通貨と交換)できない ・ポイントは現金で買えない LINEコインは、スタンプを購入するためのLINE内通貨ですが、明確にボーナスポイントと分けて表示されています。 ボーナスコインは、L
どういう定義か悩ましかったのですが、原則ブロックチェーン技術に基づいたデジタル通貨だと捉えています。 ICOを行って、自分で通貨を発行・販売することができるようになったことが話題です。 先日施行された、資金決済法の仮想通貨交換業で規制しています。 電子マネー/プリカ(前払式支払手段) いわゆる電子マネーですが、法的には前払式支払手段(資金決済法)と定義されます。 前払式支払手段には、自家型と第三者型があって、前者はハウスカードと呼ばれたりします。 この通貨の発行には、金融庁への登録が必要で、それぞれ登録されている企業のリストが公開されています。 有効期限が6ヶ月以上あることが条件となります。 原則、現金化は不可能ですが、現金で購入することが可能です。 ・前払式支払手段(自家型)発行者届出一覧 ・前払式支払手段(第三者型)発行者登録一覧 資金決済法では、前払式支払手段の場合、残高の50%を納
今、バンドルカード、というクレジットカードを持てない人向けに、アプリをインストールしたらVisaカード(プリペイド)が持てる、というサービスを提供しているのですが、改めてそのサービスのビジョンについて書きます。 お金の流れをスムーズにする よくあるFinTech企業が標するビジョンではありますが、やはりこれがFinTEchの本質なんだと思います。 私はこの知恵袋のベストアンサーがわかりやすくて好きです。 富という物は、増える物なのだよ。そのメカニズムを説明いたしましょう。 たとえば、世界に二人(A君とB君)しか人間がいないとしよう。そして、1万円札が1枚だけあるとしよう。この時点では、世界全体の富の合計金額は、たったの1万円ということになる。 最初、A君が1万円札を持っていたとしよう。B君はそれが欲しかったので、A君のために家を作ってあげて、A君に1万円で売ってあげた。その結果、今度はB君
久々の投稿。 今、バンドルカード、というクレジットカードを持てない人向けに、アプリをインストールしたらVisaカード(プリペイド)が持てる、というサービスを提供しているのですが、よく人に「決済って競合多いけどどうなん?」っていう質問をされます。 もちろん、色々な企業が凌ぎ合っている業界ではありますが、役割分担もはっきりしていて、一概に競合とは言えないことがほとんどです。 そこで、一旦業界と、競争領域の整理をしてみました。 クレジットカード業界/スマートペイメントマップ まず、わかりやすくするため、競争領域を外したマップで説明します。 左(消費者)から右(加盟店)にお金が流れるイメージです。 上段と下段の2種類のマップがありますが、上段は、消費者から加盟店までの、クレジットカードの商流を整理しています。 それぞれの役割分担はこんな感じ。 ・提携カード:イシュアと組んで自社顧客にカードを販促
以前何かの勉強会で仕入れた、国家戦略として、IoTをどうしたい、って話をまとめて、決済業界としても張っていきたい、という話を雑に書きました。 ■目次 【日本】国家戦略としてのIoTの狙い ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【日本】国家戦略としてのIoTの狙い https://lp.deepanalytics.jp/iot/1st/#/about ちょっとリンクとは全然関係ないのですが、以前何かの勉強会で、日本国家としてIoTに投資する狙いが話されていたのでまとめます。 ①小売に押されているメーカーを復活させる ②M2M(機械間=P2P)の通信レイヤーでの主導権を握る ①小売に押されているメーカーを復活させる まず、世界的に、メーカーより小売の方が強い流れは生まれていて、セブンやイオンのプライベートブランドの勃興はその最たる例だと思うのですが、その分メー
先日、弊社プリカでビットコインチャージを再開して、その時に合わせてpediaにインタビューしていただきました。 » IoT化された新しい世界に必要な「カードの未来」…カンム代表取締役社長の八巻氏が語る、少額決済の可能性 https://thepedia.co/article/1422/?order=1&primary_tags=Kanmu その中で、Apple Pay的な某(なにがし)が普及すると、メインカード、という概念がなくなると思います、ということを書いています。 1. Apple Pay的な某が普及すると、クレジットカードや電子マネーを複数持つことに負担がなくなります。そして、お店によって最もオトクなカードを自動で選択して決済してくれる機能が生まれます。 ※Apple Payにはそういう機能はありませんが、”某”が作るのは必然だと思います。 2. すると、ハウスカードが一気に増えま
■目次 【日本】平成 27 事務年度金融レポート 平成 28 年9月金融庁 【日本】金融サービスに傾倒する小売業は衰退する(このジンクスに楽天は勝てるのか?) 【日本】アップルとグーグル、アプリで競争相手排除も ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【日本】平成 27 事務年度金融レポート 平成 28 年9月金融庁 http://www.fsa.go.jp/news/28/20160915-4/01.pdf 金融庁から金融レポートが発表されてました。 その中でFinTechの部分だけ取り上げますと、2015年12月に設立された「FinTech サポートデスク」の結果が報告されています。 “開設以来、総計 91 件の問合せが寄せられており(2016 年6月末時点)、月平均 13 件の問 合せが寄せられている。” http://8maki.jp/finance
■目次 【イギリス】EU離脱に伴う決済業界への影響 【アメリカ】Apple Payのウェブ版を公開、PayPalを追随 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【イギリス】EU離脱に伴う決済業界への影響 Brexit’s impact on payments http://uk.businessinsider.com/brexits-impact-on-payments-2016-6 Visa ヨーロッパの買収完了、全世界で年間約6兆8,000億ドルの決済処理を可能に(Visa) http://www.paymentnavi.com/paymentnews/58263.html ビジネスインサイダーが下記の3点で決済業界への影響をまとめています。 ・米ドルが強くなり、米ドル以外での通貨が使われることによって、米ドル換算での世界でのトランザクションボリュームが
これもまた、@mdudasのTweetから。 Love seeing Apple take a considerate approach to mobile app connections a la @button. Too many bad actors out there: http://t.co/GZQh4MN05D — Mike Dudas (@mdudas) 2015, 8月 13 Button社のBlog、「How Apple is teaching the world about app connections」のメモ。 iOS9でアプリ間連携の実装が色々増えるらしい。 Backボタンが実装される アプリ間の移動について、Backボタンができるとのこと。 Universal Linkが実装される 今までのDeep Linkは、twitter://user/button のよう
久々の投稿です。 これからは、備忘録も含めて、もっとカジュアルに投稿していこうかと。 ButtonのMike DudasのTweetが最近大変勉強になるのですが、彼が決済業界の人間なら読むべし、と書いてるAndreessen HorowitzのWeChatに関するポストを読んだメモ。 “How WeChat works #2: Payments as a portal to a brave new mobile world” — anyone working in payments must read this: http://t.co/Ec0HfOTtdR — Mike Dudas (@mdudas) 2015, 8月 10 WeChatに注目すべき理由はこの3つ。 ・Facebook含めた世界中のメッセージングアプリが注目してる ・モバイルコマースの未来を先どっている ・プラットフォー
先日の金曜日、CLOベンダーの雄CardspringがTwitterに買収された。 » Twitter Acquires CardSpring To Power In-Tweet Commerce And Offers | TechCrunch CLOベンダーと言っても、金融機関に導入してもらって自ら加盟店開拓するタイプではない。 決済センター(プロセッサー)とデータ連携し、RetailMeNotのようなメディアや、ウォルマートのようなリテールにCLO機能を提供する。 いわばASPのようなCLOベンダーだ。 CLOベンダーの分類はこの記事で詳しく書いている。 決済マーケティングのカオスマップ?:米国のCLO(Card Linked Offer)プレーヤーまとめ 2012年1月に$10Mを調達し、最近も日本に本格参入し、大型調達予定と聞いていたが、突然の買収だった。 Twitterから見た買
私が所属するカンムという会社では、クレジットカード会社と組んで、CLO(Card Linked Offer)という事業をさせてもらっている。 ※CLOというサービスはこの記事が詳しい。 これはもともとアメリカで興ったビジネスモデルなのだが、アメリカでは既に年間10億ドルを超える市場となっている。 2008年からはじまったこのCLOという市場であるが、今では多くのプレーヤーが存在ししのぎを削っている。 ちょっと古い記事ではあるが、CLOサービスを提供するプレーヤーがわかりやすくまとめられていたのでご紹介。 » Card Linked Offer (CLO) solutions – A peek! – BayPay Members Blogs この図がとても分かりやすかった。 日本の人にも分かりやすいように、下の方に日本で該当する決済プレーヤーを配置してみた。 CLOベンダーは、大きくこの3つ
ずっと昔からウォッチしてた、Simple(昔はBankSimple)。 銀行をもっとクールに!という標語で創られたスタートアップで、使いやすいオンラインバンキング機能を提供することで注目を集めていた。 ビジネスモデルもユニークで、米国では一般的な口座管理費を会員から取らずに、預かっている預金の運用でマネタイズしている。 そんなSimpleが、2013 Our Year in Review という特設サイトを作って2013年を数値的に振り返っていたので紹介する。 UI自体も小綺麗な感じで、参考になる。 このサイトでは、Transactions(決済処理)、Support(サポート体制)、ATM、Customersの4つのトピックについて数値で表現してる。 その中から銀行に関係する、TransactionsとATMsというトピックをピックアップしてみよう。 ■Transactions(決済処理
最近、カード会社とスタートアップ系の取り組みが活発になってきたような気配がしているので、2013年の資本業務提携・業務提携についてまとめてみた。 ここらへんの業界のスタートアップ(ITベンチャー含む)といえば、端末・スマホ決済、決済代行、会員向けサービス、の3つに分けれそう。 ※いわゆる、techcrunchやBridgeに出るような会社さんを中心に、あとは個人的な興味で入れました。 ■シンクライアント端末・スマホ決済 ・2013/4月 Coineyとクレディセゾンが業務提携。2013/8に資本提携も。 press1 press2 ・2013/5月 Squareと三井住友カードが戦略的業務提携 press ・2013/7月 Anywhereを運営するリンク・プロセシングとJACCSが業務提携。 10月にはUCカードも資本提携。press1 press2 ・トヨタフィナンシャルサービス、JC
遅ればせながら、6/24にクレディセゾン様と、日本で始めてのCLOビジネスを始動させることができました。 » クレディセゾンとカンムが、カード決済連動型サービス「セゾンCLO」を6月24日より開始 ここまで来るのに1年以上かかりました。 長丁場は覚悟していましたが、なかなかしんどい1年でした。 なんとなくですが、最近、こういうベンチャーと大手企業の提携が増えている印象があります。 今後そういう事例はもっと増えていくはずで、もっとエンジニアにもそういう世界を知ってもらいたいと思い、前職も研究開発が仕事で、まるでBiz Dev(営業含め)をやったことがない私が、どのように大きなカード会社と仕事ができるようになったか、この1年で苦労した点、工夫した点をまとめした。 開発を手伝いながら、一気に業界知識を詰め込む もともとMarketgeekというサイトを開発していて、証券業界のことはなんとなくわか
久々の投稿だが、最近チェックしている金融系サービスがある。 その名も「Credit Karma」。 アメリカではクレジットカードが、全購買の30%も使われているが、そのクレジットカードの信用情報”クレジットスコア”というのも一般的である。 アメリカにおいては、支払い情報(履歴)であるクレジットヒストリー及び、クレジットヒストリーによって計算されるクレジットスコアは、生活を大きく左右する指標となっている。クレジットカードの取得の可否やローン審査における金利への影響、部屋の賃貸、さらには就職活動にも影響を与えるという。クレジットレポートがなければいくら現金を持っていても信用してもらえず、部屋は借りられない[2]。クレジットスコアが低ければ、ローンの金利は10%以上も高くなり、就職には困難が伴う。 » 信用情報 – Wikipedia とWikipediaにもある通り、クレジットカードの信用をス
[追記. 2013.4.30] 私の所属する会社でもCLOをリリースしました→Kanmu CLO 前回、クレジットカードが次のアプリプラットフォームになる、という記事を書いた。 クレジットカード決済のデータがオープンになり、その上に色々なサービスが乗っかる、という話なのだが、オープンとは言わないまでも、クレジットカードを使った 新しいサービスが次々と生まれている。 中でもCard Linked Offer:カード連携特典(またはMerchant Funded Rewards:加盟店負担リウォーズ)という分野は、既に100以上の金融機関(カード会社、銀行)が利用していて、非常にホットな分野である。 CLOとは? CLOについて説明する前に、クレジットカードの会員向け特典を思い浮かべてもらえると話が早い。 要は、会員の購買履歴を分析して、その会員に合ったお店の特典(クーポン)を提供し、実際にそ
前回の、クレジットカードが次のアプリプラットフォームになる、という記事で、決済の仕組みがオープンになり、様々な開発者が決済の現場に新しいサービスを持ち込んでくるだろう、とReid Hoffmanの予言を紹介した。 今回は、決済とO2O(Online to Offline)サービスの融合に関する、非常によくまとめられた資料を見つけたのでご紹介したい。 正確にはO2Oというよりも、もっと定義を広く、リアル店舗を絡めた全ての事業領域のまとめといった感じ。 最近の購買行動の変化 ここ最近、スマホや価格比較サイト、ECの充実によりリアル店舗での購買行動が劇的に変化している。 昔は、ただ単にお店に言って現金で買う、という買い物の流れだったが、今はまずネットで最安値のお店を調べたり、クーポンを探したり来店前に調べる、というアクションが加わった。 また、店舗に行った際も価格比較サイトやECの最安値を提示し
このブログを始めた理由の一つとして、今ままで潜んでいた自分が、何をやりたくて何をやっているのか伝えていくという意図がありました。 今、本気の事業を勧めていて、本気で仲間を集めています。 何をやりたいのか? 僕が実現したいというのはこういう世界です。 「皆が自分のお金をちゃんと管理でき、幸せになるお金の使い方が分かる世界」 僕は大学1年の頃からベンチャー企業に関わってきました。 その時、シリコンバレーに比べてベンチャーに回っているお金があまりにも少なくないか?と感じていて、それが金融に興味を持ったキッカケでした。 金融について勉強していくにつれ、今まであまりにもお金の流れに無頓着だったと思うようになりました。 何も考えずに銀行にお金を預け、何も考えずに税金を払っていました。 預けたお金や払った税金はどこかに回っているわけですが、全く意識していませんでした。 このことに非常に大きな問題意識を持
ここ3ヶ月くらい、ずっとこの分野を調べているので、整理のためにアウトプット。 PFMとはPersonal Finance Managementのことで、直訳すると個人金融資産管理。 ただ、家計簿的な支出管理を主軸にしたものや、資産管理のために投資ツールと結びつけるサービスなど、その領域は広い。 2007年リリースのMint.comを皮切りに、様々なPFMサービスが増えている。 特に最近は、SquareやSimpleなどの金融系サービスと共に、非常にホットな分野の一つである。 今回は、それらPFMサービスにどんなものがあるか、ビジネスモデルや機能にどのような違いがあるのか、具体的なサービスを挙げてまとめてみる。 Mint (image via PCMag) 最もオーソドックスなPFMサービスで、この分野のさきがけ。 銀行口座やクレジットカードのログイン情報を入力すると、自動で残高や利用額、履
金融スタートアップ分野で最も熱心な投資家と言えば、Reid Hoffmanがまっさきに挙がるだろう。 Reid Hoffmanは、Paypalマフィアの一人で、決済分野に明るいのは当然だろうが、大きなビジョンを持って適切に投資しているのが、この記事から分かる。 » The Credit Card Is The New App Platform この記事は、Reid Hoffman自身が書いていて、 「クレジットカードが次のアプリプラットフォームになる」と題打ち、非常に納得感のある未来像を示している。 アップルがiOSをプラットフォームとして公開したように、クレジットカードを始めとする決済の仕組みがオープンになり、様々な開発者が決済の現場に新しいサービスを持ち込んでくるだろう、と書いている。 CardSpring 事実、彼はそれを体現しているような会社、CardSpringにも投資している。
前回の記事で、Mintについて触れた。 アメリカのPFMサービスは、Mintを中心に動いてきた、と言っても過言ではないだろう。 ではなぜ、Mintがここまで成長してこれたのか? Yodleeと契約 まずこのサービスを作るに当たり、ユーザーの銀行口座やクレジットカードのデータを引っ張ってこないといけない。 そこは金融先進国アメリカ。 Yodleeというアカウント・アグリゲーションを提供している会社が存在した。 すでにそういったデータを集約するインフラが整っていたわけだ。 MintのファウンダーであるAaron Patzer は、Yodleeのファウンダーと仲が良かったらしく、Yodlee APIのすべてを利用できた。 このTechCrunchの記事によると、年間200万ドルをYodleeに支払っていたらしい。 Yodleeのおかげで、Mintチームはプロダクト開発とマーケティングに専念するこ
アップルの提携カードが話題ですが、実は既にカード出してます。Apple Storeで買い物するとiTunes Giftもらえるよ、というやつ。裏にBarclaycardがいる模様 https://www.apple.com/shop/browse/financing 続きはnoteで。 » アップルの提携カードについて Twitterに書いてたやつを忘れるのでブログに転載。 キャッシュレスを普及させるにあたって、根本的な解はデビットカードの普及だと思います。クレジットカードは、与信にコストが掛かりすぎている。それが加盟店手数料に乗っている。リアルタイム処理コストは極めて安くなっているので、低手数料を実現するにはデビットの普及がマスト。 — 8maki (@8maki) 2019年1月2日 キャッシュレスを普及させるにあたって、根本的な解はデビットカードの普及だと思います。 クレジットカード
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