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コラボレーションによって生まれたオンラインワークショップ こんにちは。Facebookグループ「反転授業の研究」を主宰しています田原真人(たはらまさと)です。 「反転授業の研究」は、ICTを利用して学習者が主体的に学べるようにすることに関心がある人たちが、約3000人も集まっているアクティブなオンライングループです。 グループ内から、動画講義を作るための様々なツールの基本的な使い方や、著作権の知識をまとめて電子書籍として販売する「動画作成にチャレンジ!」プロジェクトが生まれました。電子書籍は4月末から、順次、発売していくことになっています。 今回のオンラインワークショップは、電子書籍の執筆者のうち、カムタジアの執筆を担当している横川淳さん、著作権を担当している福田美誉さんの2人、さらに、白板ソフトの開発元である(株)マイクロブレインの坂本保代さんが講師を担当し、「動画作成にチャレンジ!」プ
「反転授業の研究」の田原真人です。 伝統的な一斉講義型の授業風景を思い浮かべてみましょう。 教師が教壇に立ち、説明しながら黒板に文字や図を書いていますね。 生徒は、それをノートに書き写しています。 生徒にとっては、教師の説明を聞き、黒板に書いてあることを書き写すというのが、長い間、授業を受けるということだったと思います。 動画講義で学ぶようになると、授業を受けるということは、どのように変化するのでしょうか? 記録するためのノートは必要ない 教室でノートを取るのはなぜでしょうか? 一度きりしか受けることのできない授業を書き留める「記録」がノートの一番大きな役割だったと思います。 しかし、動画講義の場合は、何回でも視聴することができるので記録する必要はありません。 学習時間の中で、記録するための時間を取らなくても良くなると、勉強の仕方はどのように変化するのでしょうか? このことは、僕の運営して
先日、物理ネット予備校のオンライン反転授業を実施したときに考えたことです。 あえてアンケートはとりませんでしたが、見学の方もいらっしゃったこともあり、問いかけに対する回答の状況から推測するに、4割くらいの方が予習していない状況だったと思います。 このぐらいの割合で予習してきていない人がいる場合、どのような授業をすればよいか 反転授業をされている先生方は、迷われるのではないかと思います。 「4割の生徒を無視して授業をするわけにはいかない」 「でも、予習してきていない生徒に向けた授業をすると、予習してきた生徒からは不満が出る」 そして、「この授業は、予習してこなくても大丈夫」というように思われてしまったら、今回、予習してきた人も、次回は予習してこなくなり、反転授業は成立しなくなっていきます。 実は、反転授業を始めたころは、最初に予習状況をリアルタイムアンケートでとって、予習してこない人が多いと
僕が、今回視察したDunman High Schoolは、シンガポールの東側にあり、シンガポールの公立トップ校の1つです。シンガポールでは、小学6年生のときに進路振り分けのテストがあり、そこでトップクラスの成績を取らないとDunman Schoolに入れません。ここは、中高一貫教育で、中学校から95%の生徒が、そのまま高校に進みます。基本的に高校からの入学は受け付けていません。 シンガポールでは、トップ高には様々な優遇措置があり、国から予算がたくさん下ります。通常は、中学卒業時にO-Levelというテストを受け、その点数によって高校が決まり、高校卒業時にA-Levelというテストを受けて、その点数によって大学が決まるのですが、この学校は、O-Levelのテストを免除されていて、6年間の一貫教育を行うことができます。 O-Levelのテストを受けなくてもよいため、国際バカロレアのような柔軟性
佐賀・武雄市で小・中学校にタブレット端末を配布して反転授業を行うことが発表されて以来、反転授業について様々な意見が聞かれるようになりました。 その中でも、よく見かけるのが、 「生徒が予習してこないんじゃないか」 という意見です。 反転授業は、生徒が予習をしてくることが前提なので、予習率が低いと授業が成り立たなくなるのです。 ・モチベーションが低い場合 ・家庭学習の習慣がついていない場合 について、予習率を上げることは難しいのではないかというのは、もっともな意見であるように思います。 そして、その文脈で、 「小学生に動画講義で予習させるのは無理なのではないか」 という意見も、Twitterなどで数多く見かけました。 さらに、実際に小学校に半年間入って状況を見てきたeboardの中村さんのレポートによると、 —– これは体験的なことですが、現場に行くと子どもの学習意欲は総じて低く、さらに意
佐賀・武雄市で小学生・中学生にタブレット端末を配布して反転授業を行うということが決まり、それをめぐって様々な意見が飛び交っています。 Twitterでつぶやかれていることを見てみると、期待している、楽しみだという声もある一方で、反転授業を小学校で行うなんて言語道断という声もありました。 賛否両論あるのは当たり前ですから、議論が活発に行われて、理解が深まったり、よいアイディアが出てくればよいと思いますが、気になったのは、現場の声とか、実践例とかが圧倒的に少ないということでした。 頭で考えて「こうだ!」と言っても、多くの場合、実践してみると、考えもしなかったことが次々と出てきます。これは、僕がオンライン教育をはじめてから9年間で嫌というほど味わってきたことです。 予想通りにいったことなどほとんどなく、予想外のことが次々と起こって、そこから考えてもいなかった方向へ発展していく・・・この繰り返しで
佐賀県武雄市で、小中学生全員に1台ずつ配るタブレット端末で「反転授業」に取り組む方針を決めたという記事が朝日新聞デジタルに出ていました。 記事へのリンクはこちら ※会員限定の記事ですが、無料会員登録をすれば読むことができました。 まずは、新しい試みがスタートしたことを評価したいと思います。 ここで考えたいのは、 反転授業にiPadなどのタブレット端末は必要なのか ということです。 結論から言えば、「反転授業による教育効果」という点から見れば、必ずしもタブレット端末は必要ないと思います。 今の時代、自宅にインターネットに接続できる端末(PC、タブレット、スマホなど)を持っていない人のほうが少ないですから、基本的には自分のものを使うことにして、持っていない人には安価な端末を購入してもらうという方法にすれば、導入コストが下がります。 小学生の場合、そもそも親のサポートが期待されているわけですから
Flipped Classroom(反転授業)とは、最初にE-Learningで知識をインプットし、その後、教室のアクティビティで知識をアウトプットする学習法である。その可能性を考察する。
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