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衆院選
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彼らの名前は「音昏」と書いて「ねくら」と読む。ユニット名の由来は、2人とも根が暗い性格であることから命名したそうだ。ジャムセッションを通じて知り合った2人で結成された音楽ユニット「音昏」の楽曲『メランコリー』が現在、話題の音楽サービス「Frekul(フリクル)」にて、期間限定で無料配信されている。 美しいギターワークを魅せるサウンド、表現力豊かな低域に魅力のある声・気取らない歌詞、前向きなで親しみやすいメロディで描かれる同楽曲。タイトルの通り、憂鬱な楽曲かと思いきや、むしろリスナーの背中をそっと前向きに押し出してくれる。 2008年から活動を行っている「音昏」。ボーカルの黒崎は、JBのカバーバンド「James Brown Tribute」や、スティーリー・ダンのカバーバンド「スティーリー初段」など多数のバンドでコーラスとして活動。自らも洋楽カバーバンド 「meganeth」やオリジナルポッ
ミュージシャンのお金は何処に消えているのか 2013年10月31日、JASRACが、「Live Bar X.Y.Z.→A」経営者に対する訴訟を提起した(プレスリリース – 日本音楽著作権協会(JASRAC))。ファンキー末吉氏とJASRACの紛争は、遂に裁判に舞台を移すことになったのだ。早速インタビューに入りたいところだが、まず最初に、今回の紛争に関して、簡単に概要を紹介しよう。 ミュージシャンやライブハウス経営者の抱く、JASRACへの不信感は、「ミュージシャンに支払われるべきお金が支払われていないのではないか」というあたりにある。特に、ミュージシャンであり、そして「Live Bar X.Y.Z.→A」の経営者でもあるファンキー末吉氏の場合、その不信感は深刻であり、今回の紛争の発端となっている。 JASRAC登録曲の場合、ミュージシャンは、著作権をJASRACに預けている。この結果、ミュ
JASRACは殺されるべき「悪」なのか photo credit: Great Beyond via photopin cc ミュージシャン、特にFrekulに登録しているなど、現在のミュージックシーンや音楽ビジネスのあり方などに問題意識を持つミュージシャンの中には、「JASRAC」というシステムに違和感を感じている人が少なくないはずだ。最近は、活動休止中な爆風スランプのドラマーであるファンキー末吉氏とJASRACの紛争(詳細は「JASRACとの戦い ファンキー末吉BLOG ~ファンキー末吉とその仲間たちのひとりごと~」を参照して頂きたいが、本記事を読むためには必ずしも詳細を知っている必要はない)も、ミュージシャンの間で注目されている。 ただ、JASRACについてどう考え、何を望むべきなのか…というのは、なかなか難しいテーマだ。これらの前提として、そもそもJASRACとは何なのか、そして
Frekul代表で、SONALIOドラマーの海保けんたろーです。 いつも読んでくださりありがとうございます。 本日、Frekulは新機能をリリースしました。 そして今ぼくは、とってもワクワクしています。 なぜならこの機能は、CDが売れずに苦しい時代を迎えている音楽業界をゴッソリ救ってしまう可能性があるからです。 今日はそれについて少しだけお話させてください。 実際の所、音楽ビジネスは最近どんな感じなのか Spotify、Music Unlimited等々、「ストリーミング聴き放題(音楽サブスクリプション)」と呼ばれるサービスが話題を呼びつつあります。 月1000円とか1500円とかを払うだけで、数千万曲がパソコンやスマホでいつでも聴き放題になったりしてしまうとても素敵なサービスです。広告付きの無料プランまであったりします。 これらのサービスは本当に素晴らしく、欧米ではすでにかなりの広が
どうも。SONALIOのドラマーで、Frekul代表の海保けんたろーです。 いつも読んでくれてありがとうございます。 今日は、ぼくが想像している「音楽業界の最終完成形」について書いてみます。 「音楽業界の最終完成形」とはどんなものか? いきなり結論からいきます。 ぼくが描く完成形は、これです。 ●リスナー視点 1.聴きたい音楽がいつでもどこでも聴けて、 2.既知の音楽に飽きた時はいつでもどこでも「自分の知らなかった自分好みの音楽」が聴ける状態。 ●アーティスト視点 1.作品を作ってどこかに送信するだけで、自動的にそれが「ファン」や「ファンになってくれそうな人」の耳に入り、 2.その曲が支持されれば何かしらの形でそれが金銭化されて、自分の収入になる状態。 もしこれ以上の理想形があったら、誰か教えてください。今のところ、ぼくにはこれ以上の状態は想像がつきません。 つまり、これを実現
第1回 無許可ストリートライブは違法?どうすれば合法的にできるのか 第2回 「アイディア」の盗用は合法?パロディやオマージュの限界点 勉強/相談すべきタイミングが分かるようになるために photo credit: Victor1558 via photopin cc ミュージシャンは、「大きな」…この意味は後で説明する…契約を行うことになる。 実際に「大きな契約」を行う際には、具体的な法制度や音楽ビジネスのシステムについて自分で勉強したり、知っている人に相談したりすることが重要だ。しかし別の言い方をすれば、「その時になってから考えれば良い」とも言える。 とはいえ、「そもそも契約とは」という、非常に基本的な部分については、前もって知っておくべきだ。契約の基本を知らないと、勉強/相談すべき時に「まだしなくて良い」「これならしなくて良い」と誤った自己判断をしてしまうからだ。 いずれ「大きな契約
SONALIOドラマーでFrekul代表の海保けんたろーによるコラムです。今回は、あらゆるアーティストに共通する問題と言える、「ライブ活動とお金」について掘り下げてみました。 文章:海保けんたろー/撮影:かさこ 2013-04-04 どうも今晩は。Frekul代表の海保けんたろーです。 Frekul Reportでは、音楽活動をされている方々の力添えになれるような情報も積極的に発信してまいります。今回は、「ライブ活動の黒字化」について。以前ぼくが個人のブログに書いた内容を、修正加筆してお届けします。 (最近よく見る「○○○○を○○○○する○つの○○○○」みたいなタイトル、一度つけてみたかったのでつけました 笑) 前提 ぼくが知る限り、いわゆる「インディーズ/アマチュア」と言われているアーティストの方々のほとんど(95%くらい)は、ライブ活動を赤字で行なっています。ライブをする度に、お金
第1回 無許可ストリートライブは違法?どうすれば合法的にできるのか パロディやオマージュの法律的な限界点 photo credit: ian boyd via photopin cc 作詞作曲における、いわゆる「パロディ」や「オマージュ」はどこまで許されるのだろうか。 法律がこの問題をどのように考えるのか、どのように限界が決められるのか…という点を、具体例を挙げながら解説する。 「法律的な限界点」とは 最初に断っておきたいのは、この記事で扱うのはあくまで「法律的な限界点」だということ。 どの程度のパロディやオマージュが許されるかは、基本的には「ミュージシャンとしての筋」の中で考えるべき問題だ。「他のバンドはともかく我々は『パロディ』を作るべきでない」「こういうやり方は『オマージュ』とは言えず単なる『パクリ』だ」といった判断は当然あり得る。 ただ、「法律的な限界点」を超えてしまうと、それ
ストリートライブを合法的に行うには? photo credit: FaceMePLS via photopin cc 道路上でのストリートライブは、無許可では違法だ。 道路交通法の規制と、騒音関係の問題があるからで、簡単に言えば ・道路交通法 → ミュージシャンや観客が道路を占領するのが問題 ・騒音関係 → 音が出ることが問題 という感じ。ストリートライブを合法的に行うには、上記二つの問題を両方パスする必要がある。 「そんなの面倒だわ」「お巡りさんに怒られたら撤収すれば良いし」という考え方もあり得るけど、罰金を取られてもおかしくない(3ヶ月以下の懲役or5万円以下の罰金だ)し、単純な話「仮に簡単に許可を取れるなら取れば良いんじゃない?」という感はある。 …ということで、ストリートライブの法律上の問題や、許可の実態について調べてみよう。ここでは騒音関係は省略し道路交通法の問題に絞って考
photo credit: tochis via photopin cc 私の愛しいアップルパイへ 無料からお金を生み出す新戦略と題して出版された「フリー」を読み解きながら、アーティストのこれからの活動を考える連載も第三弾を迎えました。 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 posted with ヨメレバ クリス・アンダーソン 日本放送出版協会 2009-11-21 Amazon Kindle 前回は「フリー」が持つ悪魔的な魅力についてお話しましたので、いよいよ今回からは「フリー」の活用方法を見ていきます。 無料なら多くの人が音楽を聴いてくれるけど、100円じゃちっとも音楽が売れなくなる理由 | Frekul Report ≪「フリー」をうまく使って成功したアーティスト達の戦略≫ 音楽業界でも「フリー」を活用して成功した人、企業は数え切れないほど居ます。本書でも無料音楽を蚊のように
-それでは、本日は宜しくお願いします。まず、先日発表になったJeeptaの活動休止の理由について改めてお聞きしたいのですが。 メジャー時代~Jeepta活動休止について ▲海保けんたろー氏(写真左)とchoro氏(写真右) choro :簡単に言うとメンバー全員のベクトルと言うか、打ち込みたいものの違いが出てきてしまったと言うか、その辺が大きいのかな。 4人で同じペースで歩んでいけないとこのまま続けていてもいいものはできないかなって思ったので。 参考:ナタリー – Jeepta、新たなチャレンジのため一時活動休止 海保 :答えられる範囲でいいんだけど、メジャーはどうだったの? choro :とてもありがたい経験がたくさんできたよ。 もちろん苦労も色々あったけどね。同時期にメジャーデビューしたミュージシャンの皆も、お金とか結構厳しかったみたいだし。 海保 :お金、やっぱりそうなんだ。 c
今晩は。SONALIOのドラマーで、Frekul代表の海保けんたろーです。いつも読んでくれてありがとう。 今夜は、ぼくにCDをくれるあなたへ、伝えたいことです。 CDを頂くことがよくある ライブハウスとかトークイベントの時とか、とにかく色んなシーンで、後輩ミュージシャン的な方に、「これ、自分の音源ッス!!聴いてください!!」って感じで、CDを手渡されることが、ちょいちょいあります。 これ、もちろん、嬉しいです。 ぼくごときが、彼らにどんなことをして上げられるかは分かりませんが、でも、作るのにお金がかかっているCDをタダでくれるということは、料金を取ること以上に、「海保けんたろーに自分の音楽を聴いてもらう」ということに価値を感じていてくれてる事に違いありません。 だから、心から「ありがとう!!いいの!?」って言いながら頂くことがほとんどです。それは、本音です。 でも、今日はちょっと言いたい
今晩は。SONALIOのドラマーで、Frekul代表の海保けんたろーです。先日参加したイベントで、アーティストが目指すべき”理想のライブ”について改めて考えさせられたので、それについてです。 ニコニコ超会議というイベントに行って来ました これをご覧のあなたは、「ニコニコ超会議」というイベントをご存知でしょうか? ニコニコ超会議というのは、2013年4月27日・28日に幕張メッセにて第2回が開催された、ニコニコ動画の主催による巨大イベントです。コンセプトは「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」。 今回の来場者数は2日間で述べ10万人を超え、ネットで閲覧した人数は500万人を超えたそうです。驚愕。 で、なんとなくとっても面白そうな雰囲気を感じたので、28日、行って参りました!! 結論から言うと、かなり面白かった上に、音楽活動に生かせそうな学びがありましたので共有します。 とりあ
どうも今晩は。Frekul代表の海保けんたろーです。 今回は、以前ぼくが個人ブログに書いて反響の大きかったものを加筆・修正してお届けします。 今回は、「Frekulの提唱するビジネスモデルの限界」について。 「Frekulのビジネスモデルって、音楽以外にも流用できそうですよね」 音楽業界だけでなく、コンテンツビジネスと言われる業界は、インターネットの登場により基本的に縮小方向に向かっています。 音楽以外にも、小説、漫画、映画、ドラマ、お笑い、絵画などなど。 デジタル化してコピーできてしまうものは、その貨幣的価値を維持できずに、ビジネスモデルの転換を余儀なくされています。 なので、Frekulを運営していると時々言われるのが、「Frekulのビジネスモデルって、音楽以外にも流用できそうですよね」というセリフ。 Frekulの基本思想は、とってもビジネスライクに言えば「デジタルコンテンツを
–今日はよろしくお願い致します。まず、お二人が最初に接点を持ったきっかけを教えてください。 海保:僕の友人のバンドを佐久間さんが数年前にプロデュースされたんですが、そのバンド主催のイベントで、余興みたいな感じで僕、AKB48の曲を踊ったんですよ。そしたらなんとそこに佐久間さんがいらっしゃいました(笑) –なかなか恥ずかしい出会い方ですね(笑) 海保:はい…(笑)その日、初めて佐久間さんにご挨拶させてもらいました。 佐久間:それからしばらくして、僕がブログで取り上げたことが話題になっている時期があったんです。それがきっかけで知り合った方に、面白いことをやっているバンドがいると聞いてFrekulを知ったんですが、 それを立ち上げたのが『あの』海保君だと知ってびっくりしましたね(笑) 海保:踊って良かったです…(笑) –それからFacebookでFrekulのことを取り上げて頂いたと思うんですが
会社を立ちあげて、「フリクル」を公開してから、ほんとーに沢山のさまざまな方から ご意見を頂いたり、応援メッセージを頂いたり、批判を頂いたり…そのひとつひとつが エネルギーになったり、勉強になったりしているわけですが。 その中でしばしばあるのが、 「フリクルのビジネスモデルって、音楽以外にも流用できそうですよね」 という前向きなご意見。 ※一応解説:「フリクル」とは? 「CDが売れない時代でも、素敵なアーティストが音楽で生計を立てていけるように」という想いから、 ミュージシャン達が立ち上げたWEBサービス。「音源はメールを通じて無料で配信し、 それをきっかけにしてライブ動員・グッズ販売・ファンクラブ入会の3つに効率良く集客していく」 という発想に基づいて作られている。【フリクル】http://frekul.com/ で、これは、最初はぼくもそう思ってました。 「これ、あらゆる
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