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パリ五輪
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かつてこのブログで「デンマーク語の夜明け」とか題して、iPhone上で動作する辞書アプリケーションとしてPolitikenのデンマーク語・英語辞書を紹介したことがあったと思う。それは所収語彙数32500語程度で、意味を調べるならばそれなりに使えるアプリだった。しかし文法事項が記載されることはなく、それは単語帳のようなものだった。けれどそもそもデンマーク語の電子辞書などなかったものだから、そうした状況において、それはデンマーク語学習に「夜明け」を告げる存在だった。 これはあくまでもiPhoneないしはiPod touchで動作するアプリケーションの話だが、昨年末iTunesのApp Storeに登録されたGyldendalのデンマーク語・英語辞書がすごい。所収語彙数の違いに応じて大中小(それぞれ3900円、1200円、600円)があるのだが(…3900円の大辞典では175000語を所収してい
PCを使い続けて15年あまり。Virtual Network Computing(VNC)は、これまで僕が切望しながらもついぞ実現させることができないでいた機能である。簡単に言ってしまえば、これはネットワーク上にあるPCを遠隔操作する機能。この機能が使えると、例えば、外出先にあっても自宅のPCに蓄えられたデータにアクセスし、ファイルの編集や送信などを遠隔操作で可能にする。 これまでこのVNCを実現できなかった理由は、第一にルータに独自IPを設定して常時外から出入り可能な「穴」を空けて置くことができなかったこと(したくなかったこと)、第二に外からアクセスしたときにスリープ状態にある自宅のPCを立ち上げてデータを共有するWake on Demand機能がこれまでのMacOS Xではできなかったことにある。これらの問題が、先月末に発売されたMacOS X 10.6 Snow Leopard では
最近の研究スタイルでは、電子化された史料・資料・論文を蓄積することが一般的になり、どなたもそれらが膨大な量になりつつあることでしょう。みなさんは、例えばPDF化された論文をどのように管理していますか?僕は、Papersで決めうちです。そもそもPDFの操作についてはその軽快さからMacに一日の長があるわけで、それゆえにこのPapersもMacのソフトウェアであることをお断りしておきます。 PDFの管理はEndNoteやiTunesなどでもできるのですが、Papersの便利なところは、PDFの登録の簡単なことは言うまでもありませんが、Google BooksやGoogle Scholar、ProjectMuseといったレポジトリにある情報を検索して、そこにあるPDFがダウンロード可能ならばダイレクトに取り込み、自動的に登録される点はすばらしい。それに、研究者が論文を読みながら地道に勉強する姿に
ブラウザソフト上で利用するオフィススイートThinkFree Officeの日本語版が、ソースネクストより提供開始されました。とりあえずThinkFree てがるオフィスという名前で、今はベータ版ですからユーザ登録は無料、登録と同時にネット上に1GBのファイルストレージを確保できます。 さてこのThinkFree Officeですが、ブラウザ上で動作するソフトであるGoogle Docs & SpreadsheetsのようにInternetExplorerやSafari上で動かすワープロ、表計算、プレゼンシート作成のソフト。Microsoft Officeとは違って、いちいちパソコンにインストール作業を施すことなく、ThinkFree Officeのサイトをブラウザで閲覧し、ログオンするだけで文章を作成できます。(なぜか、うちのMac miniのFirefox 2.0.0.3ではうまく動作
「古谷さん、技術的な話はわかったけれど、具体的に授業をどうするの?」という相談をちらほら頂くようになりました。そこで、この記事では、おおよそ想定できるオンライン授業の形式を整理し、僕が阪大で担当している「北欧史概説a」(講義形式、受講者数見込み150人程)の例を以下に紹介しようと思います。 (技術的な話について、このブログで紹介してきた例は僕が「自腹」であれこれ試してきたものですが、「非常勤講師のように公費で教育研究経費を配分されていない者にはできない」との批判を耳にしています。この批判はもっともなものと思いますので、これまでの記事のあり方に反省し、極力、多くの方が実践できる方法を紹介することに努めたいと思います。) オンライン授業については、Zoomによる動画あるいは音声の遠隔配信を使う形式が盛んに紹介されています。しかし、僕の所属する阪大外国語学部では、Zoomの技術的ノウハウを知る教
ブログの影響力は相当なもので、ここでの情報を契機に昨日ある仕事の依頼を受け、ちょっと調べ物をしていました。先方との関係もあるので詳細を語ることは慎みますが、その一端でとても興味深いことがわかったのでここにその一部をご紹介しましょう。それはスウェーデン人の死生観についてです。 スウェーデンにはいくつかの世界遺産がありますが、そのひとつストックホルムにあるSkogkyrkogården(森の墓地)は、現代スウェーデンの死生観を考えるに最適な場所です。この墓地は、現代スウェーデンを代表する建築家E.G.アスプルンドのイニシアチブで1919~40年にかけて造成された墓地です。ここをはじめて訪れた人は木々に囲まれた爽快な環境に「ここは本当に墓地なのか」と思わず感嘆の声をあげることでしょう。よくスウェーデン人たちが散策する光景を目にする場所でもあります。その一方で現代スウェーデンの都市計画(あるいは建
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