衣笠開キ町にある砂防ダム内の集落とは観光都市として世界中の人々が訪れる京都にはいくつか裏の顔があります。祇園など観光客で賑わいを見せる表の顔とは真反対。光が有れば影があるとはまさにこのことを指します。 京都だけでなく関西には被差別部落問題や在日韓国・朝鮮人問題など歴史的にややこしく、タブー視される問題が数多く存在します。今回紹介する衣笠開キ町の集落もそのうちのひとつで、戦後、朝鮮系の人たちによって不法占拠された土地なのです。特に砂防ダム内に集落が作られた、というフリーダムさがネット上で密かに話題になっています。 京都において在日韓国・朝鮮人による不法占拠の問題と言えば、宇治市のウトロ地区が有名ですが、ここ京都市北区も同様の問題を抱えています。 権利の問題はもちろん、集落が砂防ダム内にあることから以前から安全面でも心配されていました。2012年に京都を襲った豪雨・洪水では砂防ダム内に土砂が流