サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
掃除・片付け
intensive911.com
BYD | ジョー・バイデン大統領はここ中国に対して強く出ることで人気を獲得せねばならない | 中国の反撃、そして次なる一手によって波乱が起きることは必至である さて、EUが中国製EVに関税を課すための準備を進めていると報じられていますが、今回は米国がなんと中国製電気自動車に対し100%の関税を課すとの報道。 ウォール・ストリート・ジャーナルが最初に報じたところによると、この新たな関税は来週正式に発表される可能性が高く、EVだけでなく中国製のバッテリーや太陽光パネルにも適用される、とのこと。 これは2022年に始まった関税見直しの最終結果となりますが、ドナルド・トランプ前大統領を含む一部の政治家が推進してきた関税引き上げの検討を引き継ぐものとなり、より対象を絞った形で実施されると言われ、中国鉄鋼に対する関税引き上げに関するジョー・バイデン大統領の最近の発言と一致した動きです。 もし導入され
| シャオミ SU7は色々と問題が指摘されているが、おそらくは「ほかのEVでも見られる」内容が大半だと思われる | テスラ・サイバートラック同様、話題性が高いだけに悪評が目立つのかもしれない さて、衝撃的なデビューから大量受注獲得、試乗イベントでの不具合発生など話題には事欠かないシャオミ SU7ですが、今回は納車されたSU7がわずか39キロにて故障してしまい、まったく動かなくなったとの報道。 シャオミ SU7はEVとしては珍しく、発表から間を置かずに生産を開始したことでも知られていますが(多くのEVでは、発表後にすぐ生産を行うわけではなく、1年後あるいはそれ以降に生産を開始することが珍しくない)すでに1万台強を納車したと伝えられています。 ただ、実際に納車された車両にも多くの不具合が報じられ、車両の安定性、塗装の問題など様々な観点からの不満がSNS上で見られるようですが、「全く動かなくなっ
シャオミは「製品が優れている」というよりは「ビジネススタイルが優れている」 さて、中国モーターショーが一般向けとしても開幕し様々な話題が報じられていますが、やはり最大の注目を集めたのは「シャオミ」であったもよう。 シャオミは少し前に初のEVであるSU7を発表し、わずか2日で9万台の予約、そして28日経過した時点で75,000台を超える正式な契約を集めており、テスラはもちろん多くの中国の自動車メーカーの存在ですら危機に陥れるであろう勢いを見せています。 Xiaomi SU7 sold 75,723 units 28 days after its initial launch 👇https://t.co/5pgumfqFRh — CarNewsChina.com (@CarNewsChina) April 25, 2024 シャオミSU7を見ようと群衆が殺到 そして今回現地から報じられている
メルセデス・ベンツは顧客に対しても「EVを無理強いしない」 そして今回報じられているのが、メルセデス・ベンツCEO、オラ・ケレニウス氏が語った「バッテリー式電気自動車を米国の消費者に押し付けようとするのをやめ、パワートレイン戦略をより柔軟にして、どのような種類の自動車を購入すべきかを市場の判断に任せる」という新しい方針。 メルセデス・ベンツはシュツットガルト(本社)にて開催した北米のディーラー向けの3日間のイベントにおいて、「今年は内燃機関車とハイブリッド車の選択肢を増やす計画を持っており、2024年にはEV販売の割合が劇的に増加するとは予想していない」という談話を発表したばかり。 さらに米国のディーラーは、メルセデス・ベンツが今後、顧客にどのような種類のクルマを購入すべきかを指示しなくても良いと伝えられたといい、簡単に言えば「これまでのように顧客に電気自動車を勧めず、ガソリン車でもハイブ
マツダは現地の要望を取り入れ、中国市場の嗜好をうまく取り入れたようだ さて、マツダが中国モーターショーにてミドルサイズのエレクトリックセダン「EZ-6(イージーシックス)」を発表。 なお、EZ-6のほかに「EZ-60」と命名されたPHEVバージョンも投入されており、来年以降に中国市場へと(両者ともに)投入される、とアナウンスされています。※現時点ではパワートレーン詳細についてアナウンスされておらず、しかしBEVバージョンでは航続距離600km、PHEVでは1,200kmを想定 このマツダEZ-6/EZ-60はマツダの現地のパートナー、長安汽車との共同出資にて設立された長安マツダが製造・販売するもので、現地メディアによれば長安汽車が自社にて展開しているディーパル/シェンランSL03(セダン)、S7(SUV)と同じプラットフォームを採用する、とのこと。 マツダ EZ-6はこんなクルマ そこでま
EV市場の成長率が大きく下がり、頭打ち感が鮮明になっていることは否定できない さて、現在世界各地で「EV販売の伸びが鈍化している」と報じられていますが、テスラのお膝元であるアメリカでもその傾向が鮮明となり、2024年第1四半期のEV販売につき前年比2.6%の成長を記録したものの、これは2023年第1四半期の「前年比46.4%」、その前の2022年第1四半期の「前年比81.2%」に比較するとじつに大きな落ち込みです。※さらに、2023年第4四半期に比較しても15.2%減少しているので、トレンドとして伸び率が鈍化していることが鮮明になっている 参考までにテスラのシェアは51.3%と相変わらず強く、これは「なんだかんだ言いながらテスラはそれほど大きく落としていない」ことがわかり、しかし一方では9ブランドがその販売を大きく伸ばすなど、ブランドによってかなり状況が異なるもよう。※BMW、キャデラック
この「サイバートラックのアクセルペダル」のリコールでは物理的な修理が必要 テスラが提出したリコール文書によると、「”未承認の変更により”、ペダルカバーをペダル機構に取り付けるために潤滑剤が導入され、これによってカバーを簡単にペダル機構へと滑り込ませることができるようになったものの、その過程でパッドが裏側の金属に固定されなくなり、その結果、操作中にペダル カバーが外れ、いくつかの潜在的な問題が発生する可能性がある」。 つまり、これまでにネット上で騒がれていたとおり、アクセルペダルを踏み込むとペダルカバーが「ずれて」しまい、そのずれたカバーがフロアマットやブレーキペダルに引っかかることでアクセルペダルそのものが戻らなくなり、結果として「加速し続けて」しまうわけですね。 テスラは2024年3月31日に最初の正式な顧客からの苦情を受け取っており、2回目の苦情は2024年4月3日に提出され、その後調
やはり何事も「無理やり」「急激に」動かそうとするとどこかにひずみが発生する さて、欧州の港に主に中国から輸入された数千台のEVが積み上がっているとの報道。 その数は明確ではないものの、明らかにこれまでよりも多くの車両が港に置かれたままで、かつ輸送に移されていないといい、そのため港の保管スペースが満杯になってしまっており、物流業者が新たに保管場所を借りるケースも出てきているのだそう。 Unsold Chinese EVs Are Piling Up At Ports https://t.co/v3c8j0BPmD pic.twitter.com/nDMCt3yaKL — Jalopnik (@Jalopnik) April 17, 2024
中国の自動車メーカーの展開速度は「恐ろしい」ものがある さて、BYDが展開するサブブランド、Denza(デンツァ)から最新モデル”Z9 GT”が登場。 見ての通りシューティングブレーク形状を持つEVで、3つのエレクトリックモーターを内蔵することで952馬力を発生するといい、ズバリそのターゲットはポルシェ タイカン クロス ツーリスモ。 なお、現在BYDはYangWang(ヤンワン=仰望)、Fang Cheng Bao(ファン・チェン・バオ=方程豹)といったサブブランドを展開していますが、このDenzaはこれらの中では一番下に位置するとされ(それでも安価なブランドではない)、もともとは2010年にBYDとメルセデス・ベンツの両社が50:50の出資比率にて設立した合弁会社。 ただし2022年にはメルセデス・ベンツが出資比率を10%に引き下げているので、事実上このデンツァをコントロールしているの
おそらくメルセデス・ベンツは「EVとしての効率」を追求すべきと考えたのであろう 報じられるところによると、メルセデスベンツはレンジエクステンダーEVの計画を撤回し、代わりに簡素化されたエレクトリックドライブトレインに焦点を当てる、とのこと。 レンジエクステンダーEVとは、(駆動力としては機能しない)発電のみを担当する内燃機関を搭載し、これによって発生させた電力を用いてエレクトリックモーターを駆動させ走行するEVを指しており、日産の「e-POWER」の作動原理を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。 なぜメルセデス・ベンツは戦略の変更を? 今回メルセデス・ベンツは戦略を変更し、一つの可能性を切り捨てたということになりますが、上級内部関係者の弁として紹介されているのが「私たちは、パッケージングと路上テストの両方のために、既存モデルをベースに(レンジエクステンダーの)プロトタイプを作成しまし
ホンダは中国市場でのラインアップを「2035年までに」完全電気自動車のみに置き換える計画を持っている さて、ホンダの中国法人が今月に開催される中国モーターショー(北京国際自動車展示会)にて発表する新型電気自動車「Ye」シリーズをオンラインにて先行公開。 これらの新型車は、すでに中国で販売されているEVラインナップ「e:Nシリーズ」に加わり、年末までに販売が開始される予定だとアナウンスされていますが、中国におけるホンダはますます独自の展開を強めるということになりそうですね。
テスラは自動運転機能(FSD)の普及を目指しているが なお、テスラは車両販売開始初期からこの自律運転機能を全面に押し出していて、よって今でもテスラ=自動運転(あるいはその逆)というイメージが強いかと思います。 そして当時は他の自動車メーカーがこの機能を提供しておらず、よってテスラの優位性として機能し、さらに初期のテスラ購入者は裕福な人たちばかりだったので、この機能にお金を支払う余裕があったのかもしれません。 ただし現在は他の自動車メーカーでもテスラと同様、あるいはそれ以上の性能を持つ自動運転を提供するに至り、さらにテスラのクルマを購入する人々も「より一般まで拡大したため」相対的に自動運転機能の魅力が薄れ、そしてそれらを必要としない、あるいはその金額を払いたくないと考える人々の比率が増えたのが現在の状況だと捉えています。 さらに間が悪いのは、中国の新興EVメーカーの勢力拡大によってテスラの(
ただし中国はEUにとっても「お得意様」であり、強く出ることは難しいだろう さて、現在世界中にて大きな脅威となっているのが「割安な中国のEV」。 簡単に言えば「中国のEVが安すぎて既存自動車メーカーのEVが全く売れない」ということですが、この問題に対処すべくEUが調査を開始したというのは既報の通り。 そして今回ドイツにて発表された報告書によると、BYDは2022年だけで中国から22億6000万ドルの直接補助金を受け取っており、これによって”不当な優位性を獲得している可能性がある”とのこと。
フェラーリはバッテリーの仕組みや構造については理解するが、バッテリーそのものを生産するわけではない 今回ロイターが報じた内容によれば、ベネデット・ヴィーニャ氏は以下のように語っており、エレクトロニクス業界出身の同氏らしい見解を示していますが、ここで明らかにされているのは「フェラーリは自社ではバッテリーを生産せず、サプライヤーを通じて入手する」という事実です。※フェラーリは、2026年までに販売の60%、2030年までに最大80%が電動車両になると予測している 我々のクルマに使用されるバッテリーの生産は、この研究センターを通じて得られるノウハウに基づき、常に外部メーカーを通じて行われます。ただ、外部に生産を委託するからといって、バッテリーセルをブラックボックスとして捉えるわけにはいきません。我々はバッテリーセルを開き、そこに何が入っているのか、その中で何が起きているのかを理解したいと考えてい
バッテリーキング「ソリッドステートバッテリーは安全ではない」 今回この発言を行ったのは"バッテリーキング"として知られる同社の創設者兼最高経営責任者(CEO)、ロビン・ゼン博士で、「ソリッドステートバッテリー(全固体電池)は広く信じられているほど実現可能ではない」。 全固体電池技術は、電気自動車 (EV) の次の主要なステップとして広く宣伝されており、重量の軽減、エネルギー密度の増加、生産コストの削減、充電速度の向上、航続距離の延長、そして何よりも「燃えない」EVを作ることが可能になるとされ、現在多くの自動車メーカーが我先にと実用化を急ぐ技術です。 ただし今回、ロビン・ゼン博士はフィナンシャル・タイムズ紙のインタビューにて以下のように語り、ナトリウムイオン電池がより良い代替品であると主張しているわけですね。 CATLは10年間(全固体電池)に投資してきたが、それにもかかわらず、まだ商業的に
見た感じはトヨタ FJクルーザー+ランドローバー・ディフェンダー 画像を見ても分かる通り、このiCar V23はトヨタ FJクルーザーとランドローバー・ディフェンダーとのマッシュアップといった感じですが(i CARというネーミングなど、突っ込みどころが多い)、この奇瑞汽車は創業時から日米欧の自動車メーカーのデザインを模倣することで知られており、それを指摘されると「クルマはタイヤが4つついているという構造上、どれも似たようなデザインになるのは当然である」と開き直ったことも。 ただ、そういった「コピーあるいはパクリ」については中国市場でも敬遠されるようになり、現在では多くの中国の自動車メーカーが独自デザインを採用するようになっているのですが、比較的大手の中ではこの奇瑞汽車、そして長城汽車と北京汽車がいまだに「模倣」を行うことが多いように思えます。 もう一方のZhimiテクノロジーについては、ス
「すぐに手に入れよう」と思うならば高い価格を支払って中古車を購入するしかない ただ、「そこまで待てない」という人も少なくはなく、そしてその場合は高額なプレミアを支払ってでも手に入れようというケースが発生し、この状況に乗じたのがいわゆる「転売」。※ぼくは転売に対して否定的でも肯定的でもなく、単に個人の考え方の一つであって自由だと考えている。株式を安いときに買って高いときに売るのと変わりはないと思う 一部の人々は転売目的でスーパーカー含む希少車を購入し、そしてそのまま乗らずに売却して利ざやを稼ぐことがありますが、今回はランボルギーニ・レヴエルトの売り物「第一号」とされる個体が登場しています。 販売しているのは「ドバイで一番」のラインアップを標榜するエキゾチックカーディーラー「ファーストモータース(F1rst Mortors)」で、このレヴエルトのボディカラーはビアンコ・モノセルス(ソリッドのホ
ただしボクが最初にEVを購入した10年前からさほど事情は変わっていないように思われる さて、様々な持論を葉に衣着せぬ様子で語ることで知られるステランティスCEO、カルロス・タバレス氏。 今回はEVに搭載するバッテリーについて独自の見解を述べ、「今後10年間でバッテリー重量を半減できる」と語っています。 まず、この話の発端は同氏が(ステランティスの開催した)フリーダム・オブ・モビリティ・フォーラムにて行った講演で、この際に同氏は「航続距離約400kmを実現する現在のEVには、ガソリン車に比べて約500kgもの追加原材料が必要となります」と言及。 次いで「画期的な技術的進歩により、EVのバッテリーパックの重量が軽減される」という見通しを表明しているわけですね。
これもまたテスラが破った「古い慣習」、そして新しい慣習のひとつである さて、自動車メーカー各社の第1四半期報告にて「EV減速」トレンドが明確になってきていますが、今回はEVスタートアップ、ルシードが「3万ドル近くの値引きを行う」ことが明らかに。 対象となるのはルシードが発売する「高級」を標榜したEV”エアー”であり、この開始価格は69,900ドルなので、30,000ドルの値引きとなるとかなりの額ということになりそうです。
フェラーリほど「レーシングカーとロードカーとの境界線」が近い自動車メーカーもほかにないだろう さて、フェラーリはSF90 XX ストラダーレ/SF90 XX スパイダーの納車を開始したところだと思われますが、これはそれぞれ限定799台と599台、その価格9800万円と1億801万円というスーパーカー(あるいはハイパーカーと呼んでもいい)。 そして今回フェラーリはSF90 XX ストラダーレ/SF90 XX スパイダーのデザインに関するコンテンツを公開しており、フェラーリによるとこれらは「新しい極限」であり、その極限を追求する原動力は「限界を押し広げる勇気」だといいます。 フェラーリSF90 XX ストラダーレ/SF90 XX スパイダーは「フェラーリで初めて、公道を走行できるXXモデル」 このSF90 XX ストラダーレ/SF90 XX スパイダーは「XX」と名がつくとおり、フェラーリの提
現代において、クルマのデザインは性能よりも重要なファクターになっていると考えていい さて、ヒョンデが北米市場において「第1四半期では最高の販売台数を更新し、EVの販売が2倍になった」と発表。 ヒョンデは2024年の第1四半期において18万4804台の車両を販売し、これは主にEVそしてPHEVといった”環境に優しい車両”によって牽引されたそうですが、アイオニック5、ツーソンPHEV、コナEV、パリセードについてはそれぞれ個別に第1四半期の総販売台数記録を更新したこと、2024年第1四半期のEV販売は昨年第1四半期と比べて62%増加したことについても言及されています。 ヒョンデはかく語る この素晴らしい結果を受け、ヒョンデ・モーター・アメリカのランディ・パーカー最高経営責任者(CEO)は「ヒョンデは各方面における賞を受賞する製品を生産し続けており、当社の車両、特にEVに対する需要は依然として高
いずれにせよ、状況が厳しいことに変わりはなく、今後の対策に注目が集まる さて、テスラが2024年第1四半期の販売台数につき「366,810台であった」と発表。 これは2023年第1四半期に比べて8.5%減少した数字であり、テスラが前年同期比で販売台数を落とすのは2020年初頭以来です。 ただ、救いとしては、2023年にテスラを抜いて「もっとも多くのEVを販売したメーカーになった」BYDの納車台数が前年比でテスラよりも大きく減って300,114台にとどまったことで、テスラは2024年4月現在では「暫定で、世界で最もEVを販売している自動車メーカー」へと返り咲いているわけですね。
トラクションコントロール含む運転支援デバイスが適切に動作していない可能性も さて、発売後24時間で9万台近くの受注を集め、2024年の生産分をほぼ1日で売り切ったことが話題となったシャオミ初のEV、SU7。 しかし発売直後に多くの試乗車が中国各地で事故を起こしていることが報じられており、一部では「売れる速度と同じくらいの速度でクラッシュが増加している」とも揶揄されているもよう。 なお、シャオミはもともと「家電メーカー」としてスタートしていますが、その家電(スマートフォン、掃除機、スマートウォッチ、テレビ)のプロモーションにおいて「TikTokやWeiboのインフルエンサー」に貸し出してレビューを行ってもらうという手法を採用しており、そして今回のSU7についても同様のキャンペーンを行ったところ、「インフルエンサーたちが盛大に全国規模でクラッシュしてしまった」のだと報じられています。 中国では
これでまたいっそう中国におけるEV競争が激化する さて、中国シャオミ(Xiaomi)がついに待望のEV第一弾、「SU7」を発売。 これまで公開されていなかった開始価格が215,900元(現在の為替レートにて約452万円)だと発表され、これは現地でのテスラ・モデル3の価格である245,900元を大きく下回る設定です。 そしてこの価格がよほど高いインパクトを放ったのか、発売開始4分で1万台、その7分後には2万台、受注開始から27分後にはなんと5万台の受注にまでオーダーブックが膨れ上がることに。 シャオミSU7はこんなクルマ 今回シャオミは北京にて豪華な発表イベントを開催し(中国ではこういった大規模イベントを開催し新車発表を行うことが少なくない)、「スタンダード」「プロ」「マックス」の3グレードを発表。 司会を務めたのはもちろんシャオミCEOの雷軍氏で、開発に協力した中国のEVメーカー3社(Ni
こういった状況の変化に対応するには、不特定多数の人に向けた”広告”が一般に有用である さて、テスラは(フェラーリと同じく)「自動車メーカーとしての有料広告を打たない」ことで知られており、数年前には広報部門を解体した、ともコメントしています。 これによってテスラは(ほかの自動車メーカーに比較して)年間数十億ドルという単位のコストを節約してきたと言われ、そのかわりにテスラおよびテスラのクルマの認知度を高めてきたのはイーロン・マスク氏の行動やXでの発言、紹介プログラム、そしてテスラボーイズと言われる熱烈な支持者のキャンペーンだと捉えられています。
マツダ「6e」はどんなクルマに? なお、マツダはこれまで車名に対して「e」の文字を使用したことはなく、よってこれから新しい命名法則が採用されるとも考えていいのかも。 実際のところマツダは今後EV、ハイブリッド、PHEVのラインナップを拡大することに言及しており、さらにガソリン車を廃止することは当分ないと思われるので、電動化車両とガソリン車とを区別するサブネームもしくは車名を(電動化車両に)与える必要が生じ、そのひとつがこの「MAZDA 6e」ということになりそうです。 ちなみにですが、「MAZDA6」の場合は「MAZDA」と「6」との間にスペースはなく、しかし今回出願された「MAZDA 6e」につき、「MAZDA」と「6e」との間にはスペースが存在しており、ここは”新しい”ところです。 そしてこの「MAZDA 6e」という商標にあわせて出願されたのが「6e」単体のエンブレムで、出願の際に添
多くの自動車メーカーがこの価格帯のEVを目指している以上、競争に遅れを取るわけにはゆかない さて、テスラにはここ最近あまりいい話がなく、さらには「ドイツのギガファクトリーが放火される」などのネガティブな話題も。 そして今回、テスラCEO、イーロン・マスク氏が明確に語ったのが「(モデル2と言われる)25,000ドルのEVがドイツのベルリン工場で生産されること、そしてセミ(トラック)もまたベルリン工場にて生産される可能性が高い」ということ。 これはイーロン・マスクCEOが「放火」という尋常ならざる事件の影響によって意気消沈してしまったベルリン工場に従業員を鼓舞するために行った訪問の際に語られた内容だとして報じられています。 ただし「モデル2」の発売時期は未だ不明 イーロン・マスクCEOは現地にて行われた従業員との会話の中で「長期的には(モデル2が)間違いなくベルリンにて生産される」と語ったもの
さらに中古市場に格安EVが溢れているとなると「新車でEVを買おうという人」が減りそうだ さて、一時は「時代の寵児」となったものの、様々な状況がすべて悪い方へと動き始め、運命の歯車が逆転しだしたかのようにも思えるテスラ。 そして直近の調査だと、テスラのクルマは(値落ちの激しさで知られる)アルファロメオの2倍、マセラティの3倍の速さで価格が下がっていることが明らかになっています。 なお、調査では「テスラの”直販””値引きなし””販売価格のフレキシブルな変動”」がこれに大きく関係していると結論づけており、ここでその内容を見てみましょう。 テスラのクルマの販売方法は独特である まず知っておくべきはテスラ車の販売方法で、これは通常の自動車メーカーが採用する「メーカーからディーラーへとクルマを卸し、ディーラーが独自の価格設定にてクルマを販売する」というスタイルではなく、「メーカー(テスラ)が直接顧客に
そしてまたハイブリッド、PHEVに対する関心の盛り上がりも予想外である さて、つい1-2年前までは「EVこそ未来」「EVこそ正義」「ガソリンエンジンに将来性はない」という風潮が自動車業界の大半(もしくはすべて)を占めていたわけですが、そこから一気に状況が変わってしまい、「2023年の新車販売はEVのみ」としていたメルセデス・ベンツがガソリン車の見直しを行うと株主向けに発表したり、ルノー、ステランティス、フォルクスワーゲンもマルチパワートレーン戦略への移行に言及したり、そしてかのアップルも「電気自動車プロジェクトを終了」させるといった判断を下しています。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Life in the FAST LANE.』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く