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池内恵さん、Twitterに大量の投稿で、よほどお時間があるようで。(苦笑) そのほとんどがご専門の中東に関する内容ではなく、一部粘着ネトウヨに対する反論と罵倒。 ウチに対する反応、どうかと思うのもあった。 コチラ。 クーデタやるなら仲間は選ばないと チャンネルくらら関係者の誰かが小川陸将を担いでクーデターやる? 何の妄想でしょうか? で、Twitterで批判されたんでウチもX(旧ツイッター)のアカウント持ってるんで、そっちで返しても良かったんだけど、丁寧にお返事動画を作って、公開討論を呼びかけたら、反応がコレ。 研究室に黙って若手人件費一年分寄付したら出てもいい。 ご自身がおっしゃっている意味、おわかりなんでしょうかねえ。1千万はいかないだろうけど、数百万単位でしょ? チャンネルくらら1回の出演分で、100万円。どんな売れっ子芸能人ですかって(微笑)。ご自身にそれだけの価値がおありだと、
政府が「通勤手当に課税を検討」と言い出したことで、SNSでは怒りの声。これに対し、「事例として挙げただけ」とのつまんない反論。 「サラリーマン増税」記事に大反響 ネット賛否 通勤手当や社宅貸与など「非課税所得」に指摘も 「通勤手当に課税」なんて、検討しているだけでも政権担当能力の欠如を示すのに、公表する公文書で挙げた時点で論外。大蔵省の仕事は、税収を増やして、税金の無駄遣いに目を光らせることで、国策を善導すること。そもそも税収が増えているのに増税を検討する時点でどうかしている。昔の大蔵省は増税する時は国民経済全体を考え、国民の痛税感を和らげることに腐心した。だから大変だった。なんでもかんでも増税と言えば通るのは、財務省になってから。増税は大蔵省の伝統でもなんでもない。
国際法の授業で「国際法はウェストファリア条約から始まります」の次に習うのが、「国際法って何ですか。ユスアドベルムとユスインベロです」というくらい、基礎中の基礎。 しかし、基礎であって初歩ではないし、難解。しかし、文明国では「この程度のことも知らないで国際政治を語るな」と言われるのが、ユスアドベルムとユスインベロ。
自民党及びその支持者は、これでもかと「最悪の民主党政権」という言葉を使う。 さて、この記事どう思う? 「野党に言われたからでない」 世耕氏 要するに、ロシアがウクライナに侵攻した直後の国会で、蓮舫参議院議員に「国家安全保障会議を開かなくていいんですか。柔軟な対応しますよ」と聞かれて、岸田首相は「適切な時期に開く」とそのまま委員会を続けようとした、ということ。 それを世耕参議院幹事長が「野党に言われて開いたんじゃない」と言い訳したいらしい。 じゃあ、さっさと開けよ。 自民党が愚かな証拠映像。 https://twitter.com/renho_sha/status/1496738778400141312 岸田首相が即答で「今すぐ開きます」と言えばよかっただけ。なんで「適切な時期に」なんて無難を気取る発言するかなあ。誰かがカンペを入れて休憩に。政権担当能力があった時代の自民党なら、蓮舫に言われ
風説の流布が甚だしいので、一言、残しておく。 今ようやく、旧皇族の男系男子孫すなわち本来ならば皇族としてお生まれになるはずだった方々の、皇籍取得が現実になろうとしている。 これをどうしても阻止したい勢力があるようだ。何が気に入らないのか、よくわからないが。 動機はともかく、一部には確認のしようがない風説の流布を行う者もいる。 曰く、「〇〇陛下が旧皇族の男系男子孫の皇籍取得には反対だ」と。どの陛下かは、相手を見て変えているようだ。 証拠の信憑性を確認しようがない主張で議論で言い負かそうとする姿勢は感心しない。 現在、「陛下」と呼ばれる方は四人いらっしゃる。上皇陛下、皇太后陛下、天皇陛下、皇后陛下である。「〇〇陛下が~」と主張する御仁は、ご本人から聞いたのか。さも聞いたふりして「女性宮家、女性天皇、女系天皇を実現するのが大御心である」と吹聴する賀、では天皇陛下が一度でも「愛子を天皇にしてくれ」
ようやく昨日から、政治が動き始めた。 今の日本は、「解散よりも改造が切り札」「総理大臣よりも自民党総裁の方が重要」という政治の定跡が通じないので読みにくいけど、来週には内閣改造が行われることとなったとか。菅首相に届いたのかどうかは知らないが、手ごたえはある。安倍内閣末期に発生したコロナ禍による社会全体の停滞を、菅首相には打開してほしいと訴えるほかない。 そもそも、コロナ禍とは何なのか。 一昨年年末に武漢で発生した謎の伝染病(以下、新コロ)は、またたくまに世界中に広まった。日本は当初、誰もマスクもせずに暢気に構えていたが、いつの間にか巻き込まれていた。 初動における安倍内閣の不手際は挙げればきりがないが、二つだけ。一つは、当時の安倍内閣は検察人事に熱中していて、マトモな対策を行わなかった。もう一つは、パンデミックに対するシミュレーションを用意していたが、それを使わなかったとか。前者は論外とし
猛威を振るうフェミニズム。呉座勇一先生に向かって、「ネトウヨめ!」って糾弾しているんですって? その余波が亀田俊和先生に向かっていて、ツイッターで相当な人格攻撃をされているらしい。その中で私の名前も出たので、一言。 事の発端は二年前に、私がつくる会の理事として講師に亀田先生を招いた。これは私の理事権限で提案し、まったく異論が出なかった。形式はつくる会だけど実質は私がお招きしたと言っても、過言ではない。まあ、形式、話す場が大事、と言われたらっそれもそうだが。 肝心の中身、講演は実に重厚で、今までの南北朝時代史を全部塗り替えるくらいの斬新さで、私も興味津々だったので50個くらい質問させていただいた。その全部にお付き合いいただいて、亀田先生には感謝のしようもない。本来は言うまでもないけど、亀田先生の長年の研究に基づく学識による、学術的な講演。私も「学術的な講演としてお願いします」とお願いしたので
朝日新聞(新聞社)が小川榮太郎(文芸評論家)と飛鳥新社(出版社)を訴えた裁判の判決文が公開されている。 判決全文 (asahi.com) 結論から言うと、形式要件では朝日新聞の記録的な大敗。ここだけ聞くと「名誉毀損裁判は1円でも賠償金を取ったら勝ちだ」とのおめでたい価値観の持ち主でなければ絶望する判決。しかし、朝日新聞は「我々の主張がほとんど認められた」と述べている。これ、判決文読まないと、朝日新聞が頭のおかしい集団ととられる。 一方の小川氏と飛鳥新社の立場だと喜べない判決。 以下、論評。 どういう裁判かというと、 「小川氏が飛鳥新社の書籍で朝日新聞の名誉棄損をした。5000万円を払え。新聞に謝罪広告を載せろ。」と要求し、5年も争っていた。 判決は「小川と飛鳥新社は朝日新聞に200万円払え。それ以外の訴えは斥ける」 それ以外と言っても、新聞での謝罪広告なので、そんなのはなかなか認められない
たとえ話をする。 日本通を自任してアメリカで商売しているジャーナリストがいるとする。 そのジャーナリスト氏が「お前ら、日本語読めねえだろ!自分は日本語の一次資料を読んで日本人に取材しているんだ!文句があったら、日本語でディープな情報を持ってきてからにしろ!」と吹聴したとする。 そのジャーナリストの情報源となる日本語資料が『日刊ゲンダイ』や『ムー』で、取材している日本人とはその手の人たちだった、とするとどうか? 少し日本の事情を知っている人なら、「偏った雑誌とオカルトの雑誌。とても情報源とは言えないですね。そんな手合いの日本人に取材しても日本の事はわからないですよね」で終了。 これと同じことが、アメリカ大統領選挙で起きている。 さて、そのジャーナリスト氏がそうした事実を指摘されて、「裁判で訴えてやる!」と吠えたらどうか? 言論でかなわないから、裁判官に泣きつく? 喧嘩に負けたプロレスラーが裁
アメリカ大統領選挙に限らず、目に余る言説が垂れ流されている。そして実害があるので、倉山塾塾長として明確に書いておく。 まず誤解が倉山塾生にも広がっているようなので、明言しておく。私は参政党なる政治団体に一切の関わりが無いし、今後も関わる気はない。 倉山塾生2000人には、私が沈黙を守っていることで関わりがあるのではないかと誤解している人も居るので、一切の関わりが無いし、関わる気もないと明言しておく。 もし倉山塾生で参政党なる政治団体に資金を投じている人がいるなら、即刻、退会することを推奨する。 神谷宗幣氏とはかつては仕事をしたが、「ネットワークビジネスに対する考え方が違うので」と、交わりを絶っている。 世の中には怪しげなビジネスで保守に目覚めた人々を釣ろうとする輩が後を絶たないが、そのような団体を許容する人間と仕事をする気はない。このことは今まで沈黙していたが、良い機会なので明言しておく。
黒田東彦日銀総裁の任期は2023年まで。 途中で辞めるかもしれない。 いずれにしても、後継は 雨宮正佳日銀総裁 が既定路線。 副総裁の一人は財務省から。 現在有力とされているのは浅川雅嗣元財務官。 このままいくと、 雨宮総裁・浅川副総裁 となる。 あるいは、勝栄二郎元次官が副総裁? 雨宮総裁・勝副総裁 ちなみに、元事務次官なら、いつでも日銀入りできる人がいる。 木下康司 そうなると、 雨宮総裁・木下副総裁 その5年後は、 木下康司日銀総裁 となる。 いずれにしても、「決まったこと」に従うなら、2023年からは雨宮総裁だし、28年からの5年間は23年に副総裁になった人物が総裁になる。 私は、政治的にも、経済的にも、そして安全保障においても、すべてに優先する最重要問題だと思っている。 何もしなかったら、 雨宮正佳日銀総裁 と、その後継者の時代が10年来る。 さあ、どうする?
私は3年前から言ってきた。余力がある内に内閣総辞職した方がいい。 内閣総辞職は、総理大臣にとって最後の武器たりうる。憲政史を紐解けば、山県有朋(第二次)・桂太郎(第一次、第二次)・西園寺公望(第二次)・斎藤実・中曽根康弘・竹下登・小泉純一郎は、内閣辞職を利用して、その後も影響力を保った。 ただし、引きずりおろされる格好だと、野垂れ死にするだけ。今の安倍首相はギリギリではないのか。 今の私は積極的安倍批判の立場なので、あえて言う。このまま政権に居座って何ができる? これに応える義務があるのは、積極的消極的問わず、安倍内閣存続論者の方だ。このまま安倍内閣が存続したとして、何ができるのか、証明すべきだ。むしろ人心一新を図る時期にしか見えないので、積極的な立証を望む。 これまでは「他に代わる人が無い」「もっとひどい人が来たら困る」という言い訳が通じたが、もう無理だろう。 今の時点での積極的立証とは
気持ちはわかるけど、気持ちが先走りすぎているのが、この動画。ホリエモンチャンネル。 検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら全員見ろ ある方に「見て、どうなのか教えて」と言われたので見た。 結論から言うと、Wikiレベルの知識に私怨を混ぜただけ。言いたいことはわかるけど。 「最初に社会の勉強しましょうね」とドヤ顔で言う割には、いきなり事実誤認で始まる。 「戦前の検察は大審院検事局だったので、司法権」と言うのだけど、では「その大審院が司法省に属していたから、裁判所こそ行政権そのものだとういう評価が近代史家の多数説なのだが」と言われたら、どう返すのだろう。 戦前でも、「検察こそ司法権」は原敬の信念でもあったが、そういう根拠ではない。詳しくは、三谷太一郎『近代日本の司法権と政党――陪審制成立の政治史』(塙書房〈塙選書〉、1980年)をどうぞ。政治外交史では必読文献。学生時代に読んで何を言ってい
これ、破門状? こんなこと言われた人は二度と言論活動できないから、ちゃんとした説明と対応をしないとね。とはいうものの、まだ、お手並みを拝見できてないけど。(笑) 気になったところを私訳してみた。その下が原文。 [4] 加えて、旅行前にMMN幹部によってケルトンに転送された元MMNメンバーからのメールには、西田、安藤、自民党に関する情報のみで、藤井、表現者クライテリオン、あるいは令和の政策ピボットに関する情報は一切含まれていなかった。 [4] In addition, the email forwarded to Kelton by MMN leadership from the ex MMN member in advance of the trip included information only about Nishida, Ando, and the LDP, and did no
安倍内閣、いよいよ改憲に乗り出す? 改憲勢力である、自民・公明・維新が三分の二を割った。そこで国民民主党などにも声をかけるそう。 星の数ほどある保守の弱点の一つは、足し算はするけど、引き算ができないこと。 いつから公明党は改憲勢力になったのだ? 3年前の参議院選挙では、投票日の前から萩生田官房副長官が「公明党は改憲勢力ではない」と及び腰だったじゃないか。 自民党は鳥頭で自分の言ったことを忘れているけど、本当に公明党が改憲勢力なんだったら、この3年間、三分の二の議席を持っていたのだから、さっさと改憲を発議すればよかったではないか。それを全部、野党の責任にしていただけじゃないか。 安倍信者たちは「改憲だ」といきがっているが、いつのまに公明党と創価学会の皆さんを説得したんだ? 結局、創価学会と公明党は怖いけど、保守っぽい支持者を繋ぎ止めるために、「野党ガー」と言い続けてごまかしてきただけ。 どん
橋下徹、逃走の末に敗北宣言 そう書かれても文句を言えないのでは? 最初はもう少し骨のある人かと思ったが、口ほどにもなかった。 これまでの経緯を振り返ると、 ・5月3日 橋下徹氏の男系否定論発言を砦で論評。FBにも転載。 ・そのFBを橋下氏が読み、夜中に怒りのツイート。(暇だな) 「人文科学の素養がない」という最後の一言がなければ、こちらも真摯に議論してやるのに。 と書いていたので、4日に人文科学云々の点を率直に謝罪し、こちらの意を伝える。 ところが橋下氏は「続きは有料メルマガに書く」と宣言。こちらは「池乃めだか師匠のギャグか?」と思ったが、仕方がないので待つ。ちなみに池乃めだか師匠の十八番のギャグが、ボコボコにどつかれた後、「今日はここまでにしといたろか」 ・7日、橋下メルマガ配信。8日にプレジデントオンラインに抜粋が公開。そもそも抜粋だし、論理的ではないので論評のしようがない。 ・14日
水間政憲なる人物が扶桑社に抗議をしてきたらしい。 ◎緊急拡散宜しく《【扶桑社へ公開謝罪要請】(倉山満氏の盗用・剽窃に関して)》 だそうだ。昼間には扶桑社に同様の抗議をしたらしく、「謝らないと内容を公開するぞ」と言ったらしいので、編集部を通じて「どうぞ」と返事しといた。 ■【扶桑社への要請】 当該記事のタイトル表記を残し、本文を削除して、そこに 《「水間政憲氏の著書『ひと目でわかる「昭和天皇と皇室」の真実』(5P)から家系図の構図を盗用したこと、本文も「水間条項」のブログ・動画等からの剽窃が明らかになりましたので削除しました」》の文章を掲載すること。 などと要求している。要するに、東久邇宮家の家系図を掲載するときは、この人物に著作権を認めねばならないらしい。ちなみにこれ、ちょっとネットを漁れば出てくる程度の家系図なのだが。 答えは一つ。 断る! 議論を挑んできたら一回くらいは相手にしてやろう
東大憲法学は、学界の通説であるのみならず、実務にも多大な影響を与えている。現に、譲位をめぐる一連の過程で、安倍内閣はあらゆる場面で内閣法制局の言いなりになって天皇ロボット説を押し通した。 東大憲法学の開祖・宮澤俊義は、「八月革命」「国民主権」「天皇ロボット説」を唱えた。 曰く、昭和二十年八月十五日に日本では革命が起きて国民主権の民主国となった。天皇は主権者である国民の総意によって象徴としてのみ存在が許されているにすぎない。今や日本国憲法の体系においては、内閣の指示に従いめくら判を捺すロボットだ。 こうした理論に従って、日本は既に共和国であると主張する論者もいるし、控えめに言って憲法学者の過半数は、国民が支持をやめたら、皇室は廃止できると考えている。彼ら彼女らにとって9条を変えることは改悪で、天皇制廃止は改正らしい。 天皇ロボット説に、保守を自任する人たち、政治家や官僚、言論人までが知らず知
保守系動画で人気のYouTuberであるKazuya君が自分のチャンネルとツイッターで拡散していたので、この道の先輩として苦言を呈しておく。 朝日新聞は皇室を潰したいんですか?【サンデイブレイク105】 https://www.youtube.com/watch?v=swI7Wcouon8 Kazuya君は個人的にも十年来の知り合いで人柄は良く知っている。倉山塾やchくららに協力してもらったこともある。皇室解体を目論むかのような朝日新聞に憤ったのが動機であり、他に邪心があるとは思えない。 また、年は31歳で保守系言論人としては最年少なので、年上というだけで威張り散らす人間がほとんどの保守業界で、何かと気にかけていた。5年前には、「誰が何を言おうが、40歳までに年下の人間にかける言葉を持てるよう、自分の専門を持つ勉強をしろよ」とは言ったことがある。だから、あと10年くらいは彼が如何なる言動を
重版直前! 自由主義憲法 ーー草案と義解ーー —————————————- 御礼!発売即完売! ■倉山ゼミ第1回 テーマ:「自由主義憲法とは何か」 —————————————- 今週の『週刊ポスト』に笑った。 トップ記事が あえて問う。「泉健太総理」で本当にいいのか? 書いたの絶対、私の読者だろ(笑)(笑)(笑) おまけに記事中で 「憲政の常道」に言及。 いかん、腹筋が痛い。 まあ、 とにもかくにも取り上げられるのは良いこと。 さて、官庁人事の季節。 史上初の女性検事総長が誕生しましたね。 畝本直美さん。 既に東京高検検事長になっていたので 確定はしていたのだけど、 これで日弁連会長とともに、 法曹三者のうち二人のトップが女性。 能力がある女性に働き場があるのは 宜しいのでは。 その一方、黒川騒動で判決。 今の「政治とカネ」に火をつけたので有名な 上脇教授が裁判で勝った。 検察官の定年延長
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